社員を犠牲にしてまで、追うべき数字なんてない
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社員を犠牲にしてまで、追うべき数字なんてない

構成を担当した中村朱美さんの著書『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』が6月14日に発売されました。

著者の中村朱美さんは、株式会社minittsの代表取締役。京都で「佰食屋」という飲食店を経営されています。ステーキ丼、すき焼、肉寿司とそれぞれ異なる業態を3店舗、そして今月「佰食屋1/2」という新たなコンセプトのビーフライスとキーマカレー屋さんをオープンされたところです。

今回の書籍も、前回のピョートルさんのときと同じように、“未来を変える”プロジェクトの記事がありがたくも反響をいただいて…

これがライツ社の代表で編集者の大塚啓志郎さんの目に留まり、
「これを! ぜひ書籍にしたいんです!」
と、めちゃ熱くもありがたいお誘いを受け、他にも大手の出版社さんから中村さんへ申し出があったにも関わらず、我々との書籍づくりを快諾してくださったのでした。詳しくは↓

佰食屋さんのユニークなところは、
・1日限定100食
・飲食店なのに残業なし
・フードロスなし
・ダイバーシティな組織
……などなど、本当に特筆すべきことばかりなのですが、「自分が働きたいと思える会社を、自分でつくった」というところに帰結するのかなぁ、と。

昨今、働き方をめぐって顕在化する課題(長時間労働、やりがい搾取、低賃金…)を紐解いていくと、やっぱり経営者が売上至上主義、利益最優先になって、従業員を「手駒」としか考えられなくなっていることは要因の一つではあると思っていて。

そこに中村さんが「従業員目線」で会社を作り、「自分がやりたくない/できないことは従業員にもさせない」という考え方で、徹底して合理的に物事をシンプルにしていった結果、できあがったのがこのビジネスモデルなんだと思います。帯コピーの「社員を犠牲にしてまで、追うべき数字なんてない」というのは、まさに。

「いやぁ、そうはいっても…」「そんなの中小企業だからできるんでしょ?」と思いがちな経営者の人にこそ読んでもらいたいし、ちょっとでも今の働き方に疑問や悩みを持っている人にとっても、何かヒントになる考え方がたくさん詰まっています。

中村さんのハツラツとした京都弁で、読者の方に語りかけてくるような熱量を文章に込めたつもりです。本屋さんで見かけたら、手に取ってみてくださいね。

7月9日(火)には東京で出版イベントが開かれます! 普段は京都にいらっしゃって、全国飛び回っているとはいえ、東京ではなかなかない機会なので、お時間ある方はぜひ!

(追記)
なんと発売早々、重版が決定しました!
紀伊國屋書店には2カ月に1冊、各ジャンルを選ぶ「重点販売書籍」というのがあるそうで、そのうちビジネス書カテゴリで選ばれたとのこと。これに選ばれた書籍は、全店的に2カ月間、重点書籍として強力プッシュしてくださるそうです。
2カ月に1冊ということは、ビジネス書だと年間6冊のうちの1冊…😇
ということで、個人的には単著、編集協力で1冊まるっと担当したものでは初の重版出来(←言いたかったやつ)となりましたー!

(追記2・7月5日)
おかげさまで売上好調で、なんと3刷累計2.1万部発行が決定しました!わー!早くも2万部突破!
全国に700店舗以上あるTSUTAYAさんの書籍展開店で「8月のオススメ本」に選ばれたのと、取次のトーハンさんの「ほんをうえる」プロジェクトのオススメ書籍に選ばれたそうです。
この本は地方の方に読まれてこそ、という思いもあるので、本当にうれしいです。多くの企業の経営者が、それぞれできる範囲内でいいから、「社員の働く環境」をもっと真剣に考えてくれるといいなと思います。

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大矢幸世

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freelance writer & editor living in Tokyo. 話す口実が欲しくてインタビューをしています。