大矢幸世

freelance writer & editor living in Tokyo. 話す口実が欲しくてインタビューをしています。

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    マガジン

    • おおやの本仕事

      大矢が構成や編集協力を担当した書籍のご紹介です。

    • おおやのおしらせ

      告知ばかりで恐縮です。

    • 取るに足りない雑記

      意味のないことばかりザックリと。

    最近の記事

    日常を変えるやわらかな革命

    最近、出かける先々でヘラルボニーのプロダクトによく出会います。カラフルなエコバッグ、ハイアットセントリック銀座東京のアートルームとコラボしたTシャツ……「ヘラルボニー」という言葉に聞き覚えがなくても、アイコニックなアートワークにはきっとどこかで見覚えがあるはず。 直近では本日10月19日から31日までうめだ阪急で「ヘラルボニーアートコレクション」が開催され、9階の祝祭広場がヘラルボニーで埋め尽くされます。 そんなヘラルボニーを経営する松田崇弥さん、松田文登さん著書の『異彩

      • 「日本の閉塞感」はどこから来ているのだろう?

        サイボウズで人事を務める髙木一史さんの著書『拝啓 人事部長殿』が6/17(金)に発売されました。 サイボウズ式ブックスからは山田理さんの『最軽量のマネジメント』に続き、2冊目の本。3年という長い時間をかけて、満を持しての出版です。 出版の経緯は髙木さんのnoteに譲るとして、ここでは私から見たこぼれ話を綴ろうと思います。 私がプロジェクトに関わることになったのは2020年。当初は“『サードドア』の会社版”みたいな感じで、若き人事がさまざまな企業を訪ね歩くような内容を考え

        • 2021年の振り返り、そして2022年へ(お仕事まとめ)

          この年末年始も地元には戻らず、いつも通り東京で過ごしています。親しくさせてもらっている福岡の居酒屋、酒峰さんに無理言っておせちを送ってもらって、日本酒も用意してもらったのでほくほくの正月でした。 2021年は2020年と同様、取材はリアルかオンラインの半々、普段はシェアスペースにとぼとぼ歩いていって仕事して銭湯に入って帰る、という毎日を送っていて、となりで会う人との何気ない会話が本当にありがたかった一年でした。切実に雑談不足なので。 でもうっすらとした不安や停滞感が仕事に

          • 世界を測るものさしはひとつじゃない

            構成をお手伝いした澤田智洋さんの著書『マイノリティデザイン』が3/3に出版されました。詳細は澤田さん自身のnoteに譲るとして、この記事では私から見たことを綴ります。 ……と、冒頭からサラッと「見た」と書いたものの、私たちはどれほど人の身体や行動、あるいは属性に紐づいた慣用表現を当たり前に使ってしまっているのだろう。視野を広げる、心の声を聞く、足を伸ばす、人生を歩む…… コピーライターで世界ゆるスポーツ協会代表理事の澤田智洋さんは、息子が生まれて数カ月経って、彼の目が見え

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            2020年のあれこれと2021年に向けて

            休みだろうがなんだろうがぼそぼそと書きつづけている年末年始。恒例となりつつある一年の振り返りと展望ですが、2020年はいつもより増して多くの人にとって忘れがたい年になりました。これほど多くの人が一つの物事に対して継続的に議論したり行動したり、また逆にそれでもなお変わらないことを目の当たりにして、悲観的にも楽観的にもなったりして、感情の揺れに身をまかせていたらとてももたない一年だったと思います。 まずは本当に、本当にお疲れさまでした。 で、私はというと、リアルの取材が軒並み

            「カルチャーモデル」から「いい会社」を考える

            8/28発売『カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方』の編集協力を担当しました。 著者の唐澤俊輔さんは日本マクドナルドで28歳にして史上最年少で部長に抜擢され、社長室長やマーケティング部長などを歴任。2017年からメルカリで執行役員VP of People & Culture 兼 社長室長として、人事・組織の責任者を務め、2019年からはSHOWROOMでCOO(最高執行責任者)を務めていました。そして2020年にご自身の会社を立ち上げ、Almohaを共同創業されること

            ガンダムファンに解説したいドリカム新曲『G』のヤバさ

            ガンダムファンの皆さま、はじめまして。そうでない人は「いったいおおやはどうしたんだ」とお考えかもしれませんが、ドリカム1年3カ月ぶりの新曲『G』を聴いて、居ても立ってもいられず他の原稿を置いて筆を執っております(すみませんすみません)。 皆さん、聴きましたか。聴いてない人は何を差し置いてでも聴いてください。はい、DREAMS COME TRUE『あなたとトゥラッタッタ♪/THE WAY I DREAM』(2018年)以来の新曲で、劇場版『Gのレコンギスタ』のテーマソング『G

            2019年の振り返りと2020年に向けて

            いつもより増して、年末年始が飛ぶように過ぎ去ってしまい、2020年の仕事始めを迎えていますが、年始のご挨拶に代えて、改めて2019年を振り返ることにします。お時間あれば、おつきあいくださいませ。(2000字弱ですが、記事リンクがたっぷりあります) なんだかんだで書籍構成、3冊担当しました2018年末時点でも予告していましたが、結果的にご縁あって3冊の書籍構成をお手伝いしました。中でも『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』は8刷4.6万部、『最軽量のマネ

            半径5メートルからはじめるサブスクリプションモデル

            まさかこんなに立て続けにお知らせすることになるとは、半年前の私は知る由もありませんでしたが… 構成を担当した『サブスクリプション実践ガイド――安定収益を生み出すビジネスモデルのつくり方』が7月3日に出版されました。 著者の佐川隼人さんは、SaaSサービス「たまごリピート」などを提供するテモナ株式会社の代表取締役社長。2018年12月に一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会を設立、代表理事に就任されています。 今回の書籍もまた、いつも執筆している「未来を変えるプロ

            社員を犠牲にしてまで、追うべき数字なんてない

            構成を担当した中村朱美さんの著書『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』が6月14日に発売されました。 著者の中村朱美さんは、株式会社minittsの代表取締役。京都で「佰食屋」という飲食店を経営されています。ステーキ丼、すき焼、肉寿司とそれぞれ異なる業態を3店舗、そして今月「佰食屋1/2」という新たなコンセプトのビーフライスとキーマカレー屋さんをオープンされたところです。 今回の書籍も、前回のピョートルさんのときと同じように、“未来を変える”プロジェ

            駆け込みで平成の10枚を選んでみる

            夫と話してたら「平成くくりでアルバムを選ぼう」となったので、めちゃくちゃ苦肉の策で10枚選ぶとしたらこんな感じになりました。 岡村靖幸『家庭教師』(1990/平成2年) リアタイでは川本真琴『愛の才能』(1996/平成8年)(オリジナルVer.がデジタル音源化されてないので本当に本当にソニーはなんとかしてください…)を聴いて「うわっこの曲めちゃくちゃかっこいい」と思ったくらいだったのですが、過去作がストリーミング解禁されてからまぁハマったハマった岡村ちゃん。どれもとんでも

            「女の時代」が語られること

            正月早々、自分が絶賛したものが みるみるうちに批判されるようになっていくのを茫然と眺めていた。 ここにある意見にはうなずけるものも多い。論点はいくつかあって、 ・クリームパイを投げつけられている様が屈辱的に感じられる ・パイ投げがひどい世の中の暗喩なら、それに対抗する解決策が提示されていない ・社会構造によって性差別が起こっているのに、個人の問題に収束されている ・社会構造は男性中心社会が引き起こしているものなのに、それに言及されていない ・「想像するだけでワクワク」では

            2018年の振り返りと2019年のあれこれ

            どっぷり仕事を持ち帰ったまま年越しをすることになってしまい、今年は年賀状を用意できませんでした……(SNSでのご挨拶に代えさせていただきます)。旧年中は本当に皆さまにはお世話になりました。ご迷惑をおかけすることも多く、力の至らぬところも多々ありましたが、コツコツと書き仕事を続けることができたのも、本当に皆さまのおかげです。 そんなこんなで、ざっくりではありますが、2018年を振り返ってみようかと。 オカムラ「WORK MILL」 ワークスタイル・ワークプレイスを軸に、さま

            食わず嫌いにオススメしたいドリカム12選

            普段、ジャンル問わずさまざまな人にインタビューしている私ですが、 なんでこの仕事してるかって、「いつかドリカムの取材するため」と言っても過言ではないくらい、人生の大半を影響受けて育っているのが、DREAMS COME TRUEです。 (「いつか取材する」のが夢のわりにむちゃくちゃ遠回りしてることは気づいている…) と言っても、わりと後追いファンでして、なぜなら小学校卒業するまで我が家にはCDラジカセがなく、はじめて買ったCDは「ほんとはもうすぐ発売される『DELICIO

            フリーランスに戻ります

            直接やり取りのなかった人にはあまり関係のない話だとは思いますが、2018年11月末で編集プロダクションのプレスラボとの業務委託契約を一区切りすることになりました。2015年6月からだったので、2年半弱。 思い返せば、代表の梅田さんが登壇していたイベントで名刺交換して、オフィスへ挨拶に行ったら、ネットニュースの執筆をお手伝いすることに。それから「社員にならない?」とありがたいお誘いをもらったものの、なかなか踏ん切りがつかなかった私に、業務委託という選択肢を提示してくれたのは、

            インタビューってどうしてる?

            そういえば、「noteでスライドが埋め込めるようになった」と聞きまして、 以前、プロライター勉強会というセミナーに登壇したのですが、そのときに使ったスライドを公開してみます。 インタビューって、なかなか他の人の現場に同行できないから、自分の知見が合ってるのかどうかわからなくて、アップデートしにくいのが課題なんですよね。でも、あくまでこれは「私はこうしてる」という一例であって、それぞれやり方があっていいと思います。 なんか縦長になっちゃった。 イベント当日はこれを見ながら