そのからあげは、どこに行くのか?
こんばんわ!サスティナブルな情報発信をするサチです🌳
12月といえば、忘年会シーズン。
美味しいお酒と食事に、仲間との会話がはずみます。
「そろそろ、宴もたけなわではございますが…」そんなアナウンスが流れ、宴が終盤にさしかかったころ。大皿にポツンと一つ、からあげがあったとします。
「そのからあげは、どこに行くのか。」
ほぼ100パーセント、店員さんの手によってゴミ箱行きですよね。
けれどそのからあげ、なぜ余ってしまったのでしょうか?
みんなお腹がいっぱいだったからなのか。それとも、みんなの目線を気にしたいわゆる「遠慮のかたまり」なのか…。真相は闇の中ですが、いずれにせよそのからあげに待ち受けている未来は『廃棄されること』です。
せっかく鶏さんの命をいただいて、美味しいからあげに仕立て上げられて
みんなが喜ぶと思って大皿に乗せられたのに…。からあげの立場にたってみるとなんとも胸がしめつけられる想いです…。
じつは日本は、食料自給率は38%と低いのに、先進国の中でもトップクラスでフードロスを発生させている国だと言われています。このままの状況が続くと「日本人は食べるものがなくなってしまう」そんなふうに揶揄する専門家もいます。
ですからせめて、いまある食材は大切にしなければならないのです。
そう、わたしは思います。
12月中旬、まだまだ忘年会がつづく方も多いかと思います。
このからあげの話を思い出して、余ってしまっている料理がないか、ちょっとだけ意識してみてください。ほんの少しの意識から、未来は変えられます。
次回は、そのからあげが廃棄されたあとにどうなるのか、もう少しマクロの視点で考えてみたいと思います。
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