今日の1冊; 超速読力 /齋藤 孝
おはようございます。
今日は
「超速読力」です。
速読できると便利ですよね。でも、基本的に普通の速読って知っているから速く読める。というか認識が速くなる。
だから、知らないことをいくら速く目で追ったところで理解できないです。
今回の「超」がつく速読は、そういう速読ではなくて、寧ろ全部読まないでアウトプットができるようにする方法。
というべきでしょうか。
超速読は「狩猟型読書」。
獲物を絶対持ち帰るという心構えで、臨む。
全部読もうとせず、9割捨てるくらいの「断捨離読書」
大切なのは、読んだら即コメントしなければならない。
と何かしら強制的にアウトプットしないといけないと頭において読む。
自分の経験と照らしてコメントできるとより理解が深まる。
具体的に、どこを読むのかですが、
最初っから順番に読まない。
最後には筆者の言いたかったことがまとめられているので、最後を読む。
資料などは逆算する読み方が、短時間で全体を理解できて役立つ。
有名な小説なんかも、冒頭は言える人が多くても最後の言葉を言える人は少ない。読書会で全部読んでこない人も結構いるので、話題が前半に集中しがち、そんな中で、後半だけ読んでいって450ページの〇〇は・・・とかコメントする方が他の人と差をつけられる。とか(ちょっと笑ってしまったんですけど。)
最後に有名な本の具体的な超速読の仕方が掲載されていますが、
デカルトの方法序説なんかも有名な言葉をネットで調べて、その前後の文章も集中的に読んで、さらに人に自分の経験を交えて話す。の4,5箇所を拾って読む超速読でも本質に十分に近づけデカルトに詳しいすごい人になれるのです
最初から全部読まなくていい。そんなに肩肘張って頑張って挫折するくらいなら、有名な箇所だけでも拾ってみて、そこの理解を深めてみる。
名著に出てくる名言だって、知っている人は多いけど、実際どんな場面で出てくるの言える人は意外と少ない。
本を人格としてとらえる「一期一会読書法」というのも面白かったです。
難しい本でも、有名な箇所を先に調べておいて、その前後を集中的に読むだけで十分本質に近づける。
私自身は、超速読は普段あまりしませんが、読むべき本の選別のために、超速読をするという感じです。読書は目的によって読み方を変えます。
新書はちょっと苦手なので超速読トライしてみたいかなと思いました。
経験的に言うと読書家の人は大体1000冊の単位で本を読んでいき、一万冊まで行くと、本を見る目ができてくる感じがします。
1万冊読もうと思ったら、超速読しないと無理だ・・・w
似たような読み方ですが、こちらの本が面白かったですので合わせてぜひ。
今日も素敵な読書タイムを♪
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