「断れなくて後悔ばかり…」優しすぎる営業マンに起きていた本当のこととは？

こんにちは。
〜俯瞰体験がもたらす自由〜
小川幸子です。

＊

俯瞰体験コラム#１

30代男性T様の事例です。

↓↓↓

「仕事で営業の一環として
　異業種交流会に参加しています。

　何がどう繋がっていくかは
　分からないので、

　できる限り、
　色んな職種の人たちと
　会って話すようにしています。

　でも、

　先方が正体を伏せていて
　実際に2人で会ったら、
　宗教やネットワークビジネスの
　勧誘を受けることも度々あります。

　それに対して興味は無いのに
　即座に断って切り上げられず、
　あとで「無駄な時間だった」と
　後悔する自分に嫌気がさしています。

　本来の自分の仕事に
　真剣に取り組みたい一方で、
　無駄なアポイントに消耗している現状を
　俯瞰して見ることで、
　今後に繋がる新しい発見や
　気付きを得たいです。」

＊

《セッション前のT様の思い》

セッション前のT様は、

「勧誘の人達のやり方、失礼だな」

「だからと言って
　あからさまに冷たくもできない、
　それは自分の性格（優しさ）だから」

「できれば関わりたくないのに
　なぜこういう人達ばかりが
　寄ってくるんだろうか？」

と思われていたそうです。

ところが・・・

T様の現状を俯瞰してみると…

※配置はクライアント様自身がおこないます

T様にとって、
「自分は関わりたくない」
「無駄なアポイントや時間」
と思っているはずの相手との関係性は
どういうわけか他の誰よりも近しくて濃密！

無意識下では、
本来の仕事の対象者達が
目に入らないくらいに
実はT様の方もそちらばかりに
意識が集中していたのでした。

そして、
その背景として浮上してきたのは
意外なことに
T様の中で美徳としてきた
「人助けがしたい」
という正義感あふれる一面。

どんなときも人助けができる
立派な自分で居続けるために、
無意識の内に自らに課してきた

「相手のことを勝手に決めつけてはいけない」

「人の話は最後まで聞かなければ」

「誰であっても傷つけないよう優しくするべき」

といった「ねば・べき」の戒律で、
いつしかがんじがらめになって、
思うように身動きが取れなくなっていたT様。

その姿は、
「主観」の世界においては正しく、
正義感あふれるヒーローでしたが、

「俯瞰」の世界で高い視座から眺めると、
まるでウルトラマンが怪獣に遊ばれているような
望まない関わりしかできない状態になっていた
という事実を初めて自覚されました。

さらに！

目の前にひっきりなしに「悪」が現れて、
延々と立ち向かい続けるという所まで含めて
ぜんぶがウルトラマンの日常です。

ここに自分の意思で動ける自由があれば、

「今自分はどうしたいのか？」

「誰を助けるために何と戦うのか？」

「そのために今何をするのか？」

それらを１つ１つ、
今ここの自分自身で選択決断しながら
その都度動いていくことができますが、

T様の場合は、
「ねば・べき」の戒律が強すぎて
本来の自分の意思や声が抑圧され続け、
それができない状態になっていました。

＊

ここまでを総合して、
改めて「俯瞰」の世界から眺めると、
今回の一連の出来事は、
本来のT様自身からの
「もっと自分の声を聴いてほしい」
「もっと自分のことを見てほしい」
というSOSのメッセージと
受け取ることができます。

そして、
今後のT様が本当に望む方々と関わることができ、
お仕事が益々繁栄していくための大事な鍵こそが、
「主観」の世界のT様がもっとも抵抗していた
”失礼な自分も受け入れて
　本心に素直に振る舞うこと"
だったのでした。

※俯瞰とは？

　人は誰でも
　今までの自分目線で物事を見ています。

　たとえば、

　「こうなったのはコレが原因だ」

　「こうすればこうなるはずだ！」等

　無意識にそう考えながら
　生きているものです。


　でも、
　それはあくまで主観的な世界です。


　実際の事実の世界とは
　かけ離れていることが多々あります。　

俯瞰とは、
起きている事実を客観的に
観察認識することです。

　それはつまり、
　自分目線から抜け出して、
　まるで上空から鳥の目線で
　世界を見るような体験です。


　そしてそれが、


　「本当に起きていることは
　　どういうことなのか？」


　を知ることになり、


　思い込みに近い古い自分の捉われから
　抜け出すキッカケとなります。


　それによって
　人が自由になっていきます。

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