強みをパフォーマンスに|1:1×共通言語=成長できるチーム
こんにちは。Gallup社認定ストレングスコーチのさちこです。
強み発見&パフォーマンス変換ツールである、ストレングスファインダー®を、日々の仕事や生活の中で実践的に活用していただくコンテンツを企画・提供しています。
はじめに
もちろん、コンテンツを提供するのも私のミッションの一つですが、その根底にあるパーパスは、
ストレングスファインダー®を通して、
仕事でも人生でももっと ”Awesome!(最高!)”な瞬間を、
体験し、日々のパフォーマンスを高めていってもらうこと
です。
以前、私のワークショップに参加いただいた方も、そうでない方も、その後も継続して、⽇常の様々な場⾯で、強みをパフォーマンスに変換していっていただきたいという想いから、今回「Awesome!Newsletter」マガジンとして、いろいろなシーンで活用いただけるトピックを、強み活用の観点からまとめていきたいと思います。
今回は、先日参加した、US Gallup主催のWebinar「Create a Culture of Coaching (コーチング⽂化の作り⽅)」から、私なりのポイントとストレングスファインダー®を活用していける部分についてまとめてみました。
世代間ギャップ・ミレニアル世代・コーチング
いろいろな組織と関わらせていただく中でよく⽿にするのが「世代間ギャップ」です。
特に2000年以降に成⼈を迎えたミレニアル世代は、これまでの世代が求めていたものや価値観とは⼤きく変わってきており、この変化は⽇本だけではなく世界的なものであることが、長年世界レベルでの市場調査を行っているGallupの調査からも明らかになってきています。
主な点としては、給与・報酬重視から⽬的重視へのシフトや、上司への期待値の変化(ボスからコーチ)、成⻑を推奨してくれる組織なのかなどを重視するなどが挙げられます。
これらを考慮して、今後重要になってくるポイントとして「パフォーマンスにつながるコーチング」、「成⻑マインド」などが挙げられます。
1:1×共通言語=成長できるチーム
これらの点について、マネージャー・メンバーともに実のあるものにしていくためにも、ストレングスファインダー®は共通言語としてもいいツールとなると考えています。
例えば、1:1セッション。
業務の進捗確認や改善点の指摘になってしまいがちだと思いますが、資質という共通⾔語がコミュニケーションを容易にし、資質が強みとして発揮できている点や、うまく⽣かし切れていない点、補い合える資質などをフィードバックすることで、成⻑を⽀援しながら、今後のアクションにつなげていくことが可能です。
「成⻑重視」「強み開発」「コーチ」を求めているミレニアル世代に最適なアプローチであると同時に、上司としても資質・強みという共通⾔語を使うことで、ニーズやアドバイスを相⼿に最適な形で提供することができます。
Gallupによると、ストレングス診断を受けただけで従業員の仕事へのエンゲージメント(意欲的で⽣産的であること)が7%上昇した、また上司から何のフィードバックも受けなかった場合、たった2%だったエンゲージメントが、強み視点に変化することで、61%にまで上昇したという調査結果(2005年)があります。
まずは、1:1や⽇々のコミュニケーションの中に、ストレングスファインダー®の資質を共通⾔語として取り⼊れて、強み視点のアプローチをチーム・組織に浸透していっていただきたいなと思います。
ただ、一つ重要なポイントがあります。
「あなたはXXX資質だから、こうなんだ」
というようなレッテル張りだけは、しないようにしてください。
今の時点で、資質をどの程度強みとして、活かすことができているのか、そして、その資質を自分の成長や、組織への貢献のためにどう使っていくのか、という視点から話すことを心がけてくださいね。
今日も資質に感謝!
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