夕陽が沈むように生きていきたい(2020年冬旅)
前回の記事はこちらからどうぞー。↑↑
島根の松江に着いたのは、ちょうど夕方。宍道湖沿いに車を走らせていましたら、
墨色の雲の隙間から
黄金の光が湖に映し出されていく風景に目を奪われました。
今日1日穏やかに過ごした時間を思い出させてくれます。
いえ、1日だけではなく、
ここ10年くらいの日々の記憶が、さらさらと脳裏に流れていく感じがしました。
最近は、キラキラした生活をしたい!、とか、やってやるぞ!的な感情もあまりなくなってきました。
やる気がないとも、あきらめたとも違うんです。年をとったからとも違うのよ。
ただ感情の上がり下がりのない、穏やかな気持ちでいることが、しあわせだと思うようになりました。
え?これは守りというのかな。
ちょうど日が落ちるころで、ホテルから車で5分くらいのところの夕陽を見に行きましたが、雲がねぇ。
嫁ヶ島という島だそうです。
雲があっても、とても美しい日の暮れる瞬間でした。
朝日が昇るキラキラワクワク感じは卒業。
日本海の夕日と人生の黄昏に自分を重ね合わせて、
しばらく、ひとりで眺めていました。(あ、どっかに夫もいたわ。)
いったん車をホテルにおいて、松江の街中に繰り出すことにします。
夕暮れのセンチメンタル気分から、飲んべえ気分に一気にシフトしました。この移り身の早いことよ。
お通しは、うなぎと、キュウリ。
本日のお刺身盛り。
島根牛メニューのホルモン焼きが絶品でした。!
死神!という日本酒。
あまり出回らないというお酒ということで、けっこうレアらしいです。ネーミングはインパクトありすぎです。
奥出雲ワインという、地元のワイナリーのものをあったので、写真は無いですが、この後わたくしはワイン。そして、ちゃんと宍道湖のしじみ汁も、いただきました。
遠くにうっすら見えるのが松江城のようですね。
ほろ酔いで、のんびり歩いて宿まで歩きました。
最終日につづく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?