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絶景の宝庫、アリゾナ州1600kmの旅(2016年夏)

ラスベガスのホテルから無事早朝集合しまして、2泊3日のグランドサークルツアーのはじまりです。

こんなバンで9人のメンバーで出発。(2泊目は5人)端数なのは、私だけが一人だから(泣)


ご夫婦3組、ご兄弟1組、ボッチの私です。

ガイドさんは日本語ペラペラのトム。ひとりの私を気にかけてくれて専属のカメラマンしてくれました。


まずは、砂漠、砂漠、砂漠をひたすら走り
2時間くらい走って休憩、そして、又車を飛ばします。
(運転しているのはトムだけどね。)

最初に訪れたのは

ホースシュー・ベンド

赤土の砂道を登るのですが、結構歩きます。
後、何年かしたらツラいかも。。。と完全に運動不足のヘタレになってます。しかも、暑い。


20分くらい歩いて、やっとたどり着いたら、その疲れも吹っ飛ぶほどの絶景。写真だと遠近感が伝わりにくいですが、とにかく圧倒される広大さと不思議な形の岩。それを囲むように流れる川のエメラルドグリーンがその深さを物語っています。

《ホースシューベンド》は馬の蹄型からこの地名になったとのことです。

コロラド川に長い年月かけて削られてこんな形になったんですね。

ここ、高所恐怖症の方は近づけません。

柵も何もないので、たまに落ちる人いるらしい。➡絶対に助からないとか

私も這いつくばって、岩の端っこまで行けてやっとこさ写真を撮れました。撮影はガイドのトムです。

トムが、もう少し後ろに下がれ!って言ったけど、これが限界です。
そーっと下の方を覗いたけど足元がゾワゾワします。限りなく深く恐ろしい。

いつ死んでもいいといつも言いながら
実はまだ死にたくない私を思い知りました。



パーキングまで、ヨタヨタしながらたどり着いて、またもや何時間か走ります。
途中、放牧されている牛さんが飛び出してきたのか、車にひかれてしまっていてパトカーが来ているのを目撃。
この辺は、よく動物が飛び出してくるらしいです。
ひたすらこんな景色。

私はひとりなので、必然的に助手席に座ったので日本語が上手なトムとずっとお話出来て楽しかったです。

ランチは、ショッピングモールのようなところで、自由行動です。飲んべえの私はお酒があるカフェに入って軽く食べることにしました。

フィッシュ&チップス
アメリカーーンサイズで、ちっとも軽くなかったけど、ポテトもお魚フライも揚げたて!アツアツで
ここで飲んだくれそうでした。

これから!

念願叶っての

アンテロープキャニオンに
入りますよん。

この一帯は

アメリカ先住民であるインディアンナバホ族の聖地であり、ナバホ族居住地とはアメリカの独立国です。

アンテロープには、ナバホ族のガイドと一緒でなければ入ることが出来ません。
そのため、車も彼らナバホ族が運営しているジープに乗り換えて出発です。


トムが、何度言っても、
ナバホ

が覚えられず!ナホバ?ナボハ?
と大騒ぎ。

初対面ですが、皆、たまたま同じ年代らしいと思われ、「脳の退化を隠しきれないね」とツアーメンバーたちと笑い転げました。



アンテロープキャニオンは、雨が降ると鉄砲水が出ることもあり、とても危険なので、このツアー中止になることもあるとか。この日も、雲行きがかなり怪しく、遠く見える空模様が黒くなってます。


ばーーーーん

まさに
「言葉にならない!」

目の前に飛び込んできたのは光のリボンがくるくると岩に巻き付けられているような、見たこともない景色は、異次元の世界に放り込まれたような感覚でした。

これが、すべて自然の力(雨や風やらの)で
途方もなく長すぎる年月をかけて神秘的な光と地形のコントラストが奇跡の風景を生み出しています。


人と岩壁の写真を見ていただくとわかると思うのですが、とても高さがあります。
よく、人が通るだけのスペースが自然に出来たなー!と驚くばかりです。


私が口をポカンとあいて見入っている様を、トムが撮っていてくれました。

アンテロープ内は、人数制限があり時間毎に続々入ってきます。ナバホ族のガイドさんに誘導され、50分ほどでツアーは終了です。

アンテロープを出た途端!急に大粒の雨が私たちを
襲いました。今まで太陽の光がこのアンテロープ内を照らしていたというのに。

あわててジープに戻りましたが
雨が半端なく叩きつけびしょ濡れ。

見終わったあとということでラッキーだったのか?アンラッキーだったのか。。。

この雨の中、今、アンテロープ内にいる方は
隠れるとこないので、かなり悲惨なことになっているのでは?

同じツアーのご夫婦の旦那さんのひとりがぽつり


「俺、雨男なんだよなー!」とつぶやきました。


それに対しての

女性のほとんどの返事が



「大丈夫だよー!わたし。晴れ女だから!」


なので、ちゃーんと
見終わった後に降りだしましたからね。

ジープの中に吹き込んでくる雨に濡れながら、(ある意味、すごいツイテルね。)とツアーの皆さんで大笑い。

まさしく、岩から出たとこでしたから!



この後も!
ラッキーに展開する天気がらみの出来事に!わたしら『天気の子』か?!→(当時はまだ公開されておりませんが、、、)


晴れ女集団バンザイ!

            つづきます。




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