目の前の一人の悩みを解決するために、わたしは一杯のお茶漬けと向き合う
昨日、パートナーと話し合いをした。
彼からのご要望は、しばらく離れて生活したいということ。
しばし話し合いをして、まあ、最終的にはそこまでいかずに、ひとまずは、落ち着いたんだけど。
こういうパートナー関係のこじれって、たびたび訪れる。
お互いに間違っていることは言っていないし、彼の言っていることも理解できる。
でも、根本的な部分が解決していないのに、そこから逃げるように離れたところで、明るい兆しが見えるのだろうかと考えたとき、そうじゃないなと思った。
そんな感じで、モヤモヤが頭の中を渦巻いている中、参加しているコミュニティでおもしろい話を聞いた。
世の中で起きている事象は、すべて「フラクタルである」ということ。
日本語でいうと、「相似」
(大きさは違うけど、形が同じことが相似って昔、数学で習ったよね。あまり得意じゃなかったけど。)
大なり小なりはあるけれど、世の中で起こっていることは、すべて同じ現象が起きているらしい。
例えば、個人間における喧嘩の規模が大きくなり、互いに武器を持つようになって争い合うのが、戦争。
わたしたちの身体には、血液が流れているけれど、血の巡りが悪くなると、冷えや肩こりといった、身体の不調が起こる。
これの規模が大きくなったのが、水の循環。
ふつうは、雨が降って、それが川に流れて、海に流れて雲になって、また雨て・・・って感じで水は循環していき、わたしたちはその恩恵を受けて、おいしいお米や、野菜を食べることができる。
けれど、日照りが続いて雨が降らないと、不作になり、おいしい食事ができなくなる。
こんな感じで、わたしたちの身の回りに起こっていることは、大きさや構造は変わるけれど、同じことが起こっているんだって。
だから、「もし、なんだかうまくいっていないと感じるなら、目の前のことに目を向けてみよう」という話だった。
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なるほどな~と思って、近ごろの自分の生活を振り返ってみた。
最近は、1人でご飯を食べているとき、「とりあえずおなかが満たされればいいや~」という感じで、インスタント食品を食べることが多かった。
しかも、動画を見ながら、いつの間にか食べ終わっているって感じで、食事のありがたみとか、ごはんのおいしさを感じるとかしていなかったな~と思った。
そうやって、ぞんざいな食事との向き合い方が、彼と接するときにも表れていたな~と。
唯一、一日中一緒に過ごせる週末も、自分のやるべきことにばかり目が向いていて、お出かけに誘われても、「やらないといけないことがあるから~」と言って、行かなかったり。
一緒に映画やドラマを見ているときでも、スマホをいじって、ちゃんと見ていなかったり。
そうやって、自分の都合のいいように、食事も彼との向き合い方もいい加減にしていたから、昨日、あんなことを言われてしまったのだろう。
(言われたというより、言わせてしまったといった方がいいかも。)
よく仕事がうまくいくと、プライベートも充実するっていうけれど、それだって、仕事に真剣に向き合っているから、プライベートで誰かと接したときも、コミュニケーションをおろそかにせず、人との関係を築けていけるのだと思う。
(現に、わたしは最近、彼との関係だけじゃなくて、情報発信も、思うようにいっていないので、それをより痛感しています。)
結局、日常の積み重ねが明るい未来を作っていくですよね。
彼との未来も明るいものにしていきたい。
だから、本当に些細なことだけれど、これから食べるちょっと遅めのお昼ごはんのお茶漬けをしっかり味わって食べるつもり。
それが、人生のいい流れを作ると信じて。
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