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【毎日投稿#208】鮭の頭はウチの包丁じゃ刃が立たなくて解体できん!

👆上記の件で行ってきた鮮魚店に、今日ふたたび行ってきました。

魚の「あら」を手に入れるために。今度はマグロ以外で。

以前「マグロの血合い」を鮮魚店からゆずってもらえたのは、たまたま店側が血合いを商品として扱ってなかっただけでした。

今回はちゃんとお金を払って「あら」を300円ちょっとで購入。👇

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スゴイでしょ? 見てください、このサーモンのどでかい頭!

マグロの血合いの時みたいに調理は大変になるんでしょうが、自炊上手の私には無問題。

きっちりスマートに調理しきって見せますよ!

あっはっはっはっは!



玉砕しました。



どうも、田村サブロウです。

サーモンのあらの調理に挑戦してみたのですが、全ッッッ然、ダメでした。

なにがダメって、サーモンの頭、包丁で切れないんだもん。

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👆この頭骨がもうね、やったら固いの! まったく切れなかった!

しかも魚の頭は皮がヌルついて滑るのがまた問題。位置を安定させるのにもめっちゃ苦労するし!

youtubeでやってるサーモンの捌き方を参考に頭をざくっと切ろうとしたんですが、ぜんぜん無理でした。

ウチの安物包丁じゃまったく刃が立たない! ダーメダーメ!


色々とイージーミスも目立ちましたね。

魚の霜降りをする時もお湯をかける前に塩をふり忘れるし、臭みを飛ばすための料理酒を鍋に入れ忘れるし。


あと、なにげに小骨が多すぎることも辛かったです。

取っても取っても骨が出てキリが無かったです。

そうなんだよなぁ、本来なら魚は小骨があるのがやっかいなんだよなぁ。


マグロの血合いの時は骨が大きかったですが、かえって肉のどの部分に骨があるか判別しやすかったです。

血合い肉を一口大に切って、骨あり・骨なしに分けるのも、大変ではありましたが出来なくはなかったです。


一方サーモンのアラはというと、小骨を引っこ抜くごとに肉が形を崩すもんだから、一口大に分けるだなんてとても無理。

最終的にはめんどくさくなったので、ぜんぶ鍋にぶち込んで、野菜も入れてカレーにしちゃいました。👇

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んで、匂いを嗅いでみて「生臭ッ!」と気づいて、帳尻をあわせるように料理酒を入れて臭みの除去を試みるも、少しマシになったという程度。

むー、残念。


というわけで。

手持ちの包丁の質に自信の無い方には、鮭のアラの頭部分を購入することはオススメしません。固くて解体できないので!

あと、魚のアラは骨が多いため、ダシを取る意味でも汁物を推奨。原則、アラ汁にすること。味噌汁の要領で作りやすいから。

今回、私が例外的にカレーに仕上げたのは、家にあるカレールーが悪くなる前に使いたかっただけです。


ここで、私の作れる料理と魚のアラ各種を照らし合わせると……。👇

アラ汁と下味冷凍の二択あるいは両方
・骨なし肉と骨付き肉を分けることができるマグロの血合い
 ※一つの料理に全ての肉を使わなくて良い現状唯一のアラ

ぶり大根ほぼ一択
・骨ごと食べられるから分けることを心配する必要が無いブリのアラ
 ※ぶりの頭は大きすぎ&おそらく解体不可につき回避推奨

アラ汁ほぼ一択
サーモン、鯛のアラ
 ※サーモンの頭は解体不可につき回避推奨

なお、以上すべての魚類のアラに、
・塩を振ってから軽く湯通しして氷水で冷まし、手洗いして魚のウロコを剥がす霜降りの作業
・調理の際に料理酒を入れてアルコールを飛ばす臭みの除去
を行うことを推奨

こんなところ。


とりあえず今日感じたのは、魚の「あら」は冷蔵庫がカラになる度に何度も魚屋に行ってまで手に入れるものじゃないな、と。

どの魚のアラを買えるかは魚屋の捌いた魚しだい=運任せだし、メニューの選択肢が基本アラ汁一択になるし、魚の頭はウチの安物包丁だと解体不可能だし、悪くなるのが早いゆえに下味冷凍できないと一度の料理で全ての肉を使わないといけなくなるし。


肉ばっかりの食生活が続いて魚が欲しくなり、なおかつ冷蔵庫の肉類と味噌汁の作り置きが無くなった場合。

そんな時に限り、魚屋に行って「血合いある?」って聞きに行く程度が、魚のアラを食べるのに丁度いい頻度なんじゃないですかね。


本日はここまで。
これにて御免。

料理して疲れた!!

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