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【ミュージカル映画で描く現実】IN THE HEIGHTS(邦題:イン・ザ・ハイツ)

今日も一日お疲れ様でした。

観たきっかけ

GEOで、金曜日からDVD/Blu-rayレンタル全品100円セールをしていたので、
ずっと気になっていたこの作品をレンタルしてきました😊
やっと観れた喜びがとても大きいです。
すごく嬉しい。
とても良い作品だったので、レビューをさせていただきます。
是非、読んでいってください。↓

観た感想

さすがミュージカル映画。迫力がすごかったです。
映画館で観ていたら、さらに迫力があったのだろうと思います。

THE ミュージカル映画

この作品は、本当にミュージカルの要素が強いです。
たくさんの歌とダンスを楽しむことができます。
観ているだけでも、楽しく明るい気持ちになれます。

この作品は移民の方を中心としたお話ですが、
移民のリアルな辛い現実を、最初から明るい曲調で伝えていたところが印象的で。
なので、実際は皆さん楽しく過ごしているのかな、なんて呑気に思ってしまいました。何なら、楽しそうな生活だなって。

でも、ラストで、
結局そう簡単に現実は変わらない現実を生きていくしかない
というメッセージを感じました。
やはり現実は厳しいのです。

人は誰しも希望を持って生きている

人々が毎日の習慣として購入している宝くじで、ある日大金が当たる場面があります。ただし、誰が当たったかは判明しませんでした。
あまりネタバレをしたくないので、気になる方は是非見てください(笑)

今まで、移民というハンディがあり、
仕事は低賃金、信用されず契約もできない、など辛い思いを経験してきた人々。
夢を叶えたくても移民という壁が予想以上に高く、中々実現へと近づけなかったのです。

だから、人々は宝くじに、一発逆転のチャンスを懸けます。
誰もが、自分の夢を叶えたいという希望を抱いているからです。
夢は誰でも持つことができる。
でも、実現への道のりには、”移民”という壁が立ちはだかっている。

普通の映画であれば、きっとラストシーンで、それぞれが夢を叶えるというオチになっていたと思います。
けれど、この作品でそう描かれなかった。
それがあまりにもリアルではないから。

そう考えると、とても残酷な現実だと思いました。
努力だけではどうにもならない問題もあるのです。

最後に

夢を追いかけること。
それはとても素敵なことだと思います。
でも、ありふれた日常の中にもたくさんの幸せは存在する。
それに気づいたとき、遠くばかりに向いていた視線が自分の身近な部分にも向くようになり、自分の視野が広がるのかなと思います。
私自身も、「海外で○○したい」という遠くに向いた視線を持っていますが、視野を広げ、より多くの選択肢を持てるようになりたいです。

夢や理想も大切にしつつ、自分の身近なところにも目を向け、
自分が本当に幸せと思える何かを見つけていきたいなと思いました。

また、移民についてあまり馴染みがなかったけれど、もっと現状を知りたいと思いました。少しずつ、学んでいきたいです。

是非、見てみてください。↓

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では。

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