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【育児から学ぶこと】生活リズムが変わったことで得られた副産物

子供が生まれる前から多少の生活リズムの改善はされていましたが、私も元々ひどい時代がありました。

時代錯誤のブラック企業に勤めていた時代、会社に週何回か泊まり込み、早くても夜の22時まで働いて飲みに行って朝まで飲んで仮眠をとってから働きに行くという、アホとしか思えない生活。それでもその会社の中ではマシなほうでした。酷い人は1週間ずっとそれを繰り返しているような人もいたくらいです。よく私の妻は私のような生活をする人間と結婚したなと本気で思います。私なら御免です。

さすがにアホらしくなって、そんな生活を辞めて、朝の7時に起きて、9時から遅くても21時くらいに退勤して、24時前後に寝るといったルーティーンになったのが3年ほど前。前職を辞めたのは正解だったと思います。複数の仕事をしながら家族の時間が増えて、だいぶ生活が楽になりました。必死に働いて、しんどい生活して、なんの意味があったのかと未だにあの頃の自分にゾッとします。

それが昨年、子供が生まれて、今では私の生活ルーティーンは、5時起き、9時出社、18時過ぎ退勤、21時〜22時に寝るといったタイム割になりました。子供が生まれてからすぐにそうなったわけではありません。徐々にそうなりました。
小さなお子さんがいる方ならわかると思いますが、子供がいるなら必然的に子供に合わせた生活になります。子供を寝かしつけてから親の時間があるという家庭も多いと思いますが、私は自分の時間を朝に持っていくことにしました。

子供に時間を合わせて変わった副産物の話です。
生活リズムを変えて変わったこと
①朝が自分の時間
②退勤時間
③収入
④健康面
■まとめ
生活リズムを変えて変わったこと
①朝が自分の時間

人によってタイプは変わるのかもしれませんが、私は朝に活性化するタイプのようで、朝に作業すると効率が1.5倍くらい変わってくることが比較してみてわかりました。元々午前中に仕事を終わらせて、午後にやりたいことをやる仕事スタイルに変わっていたこともありますが、仕事の後だとやはり疲れているので、効率が落ちるようです。
朝起きて、少し運動して、シャワー浴びて、勉強したり本を読むようにする生活です。本については動画の要約サイトも活用して選別するようになりました。読む本の冊数は減りましたが、時短を考えればかなり短い時間でインプットができるようになりました。

娘が7時くらいには覚醒するため、2時間程度ですが、時間が決まっている分、だらだらしません。期限が決まると無駄が減るので、慣れてくると非常に楽です。

生活リズムを変えて変わったこと
②退勤時間

寝る時間が早くなったため、仕事をサッサと終わらせて帰らないといけません。
帰って、娘を風呂に入れて、ご飯食べて、娘と戯れて、寝る。
そうなると遅くても19時には家につきたいので何時までに仕事を終えなくてはいけないという逆算ができるようになります。

もちろん、想定外のことは起こります。そんな時もあるので、絶対にその時間を守るとまでは決めていません。しんどくなるので。ただ、基本ベースはサッサと退勤して帰る。これをやると面白いくらいに午前中に仕事を大半終わらせるようになります。だらだらやると絶対無理、ってこともあるため仕事の効率ばかり考えて動くようになります。

生活リズムを変えて変わったこと
③収入

子供に時間を合わせて働くようになり、実際の職務時間が減りましたが、収入が増えました。
増えた理由は、営業としてそれなりに売れたこと、また新サービスの開発企画を請け負ったことでベースとなる給料も増えました。

働く時間は短くなりましたが、やる仕事の数は増える結果になりました。
これはタイミングみたいなことも関係はしてきますが、理由として効率が上がったことで生まれた副産物です。
元々、別に仕事をサボっていたわけではないですが、ある時期になるとダラダラと目的の薄い作業や仕事をしていることがあったと今では思います。本当に今やるべき仕事か?自分がやるべき仕事か考えないと、時間内に終わらない業務に追われる羽目になったからです。
早く仕事を終わらせるために、優先順位を出してみると不思議と大半の仕事が今すぐではないことに気づきます。優先度の高い仕事を後回しせずにコントロールできるところとできないところを切り分け、無駄なことをしなくなりました。
後回しにしなくなったことで、遅れが減り、受注から回収のサイクルが明らかに早くなったので売上が増えました。これは元々の私の落ち度でもあるとは思いますが、実際にそうなってみないと気付きにくいことだったと思います。一つの連絡が遅れると、その分他の業務が紐づいて遅れていることって、実感が慣れてくるとわからなくなります。

また、新サービスの開発に携わるきっかけが朝に勉強していた分野が関わっていたことでした。大嫌いな会議でそのサービスに関して知識があって開発や他の部署と喧嘩したりできる人が少なく、私が結果的に関わることになりました。これはタイミングがたまたま良かったとも言えますが、もし、あの頃のようにだらだらと仕事を選別できずにいた頃のままでは、そういった具体的な分野の勉強をするに至っていなかったでしょう。私の意識の問題でしたが、生活が変わると意識も変わるようです。

生活リズムを変えて変わったこと
④健康面

過去に別の記事でも書きましたが、白髪が減ったことがきっかけで気がつきました。

生活リズムがかなり安定(もちろんイレギュラーはありますが、基本的に安定するように)して、朝に運動するようにもなり、バキバキの身体がだいぶ楽になりました。酒も飲む時間が無いので飲まなくなりました。コロナでの自粛前に外食も減っていたのは、良かったのかもしれません。

■まとめ

生活習慣のリズムが整うのは、もちろん周囲の協力も必要になります。
私の一存ではできませんでしたが、会社も私が娘ができて、家の事情を知ってくれているため、協力いただけることが非常に助かります。その分、結果で多少なりとも返せるのが一番ですが、感謝を忘れたらおしまいですね。

ただ、狙っていなかった副産物がたくさんあります。健康については、予測は多少していましたが、仕事の効率が上がって結果がついてきたのは狙ってやったことではなく。

ただ、結果を見れば必然であったとも思います。

娘が可愛いです。一緒にいるだけで与えられることがたくさんありますが、子供から健康と同時にもっとスキルと効率ともっと稼げと言われているような気もしてきます(笑)
ただ、わかっていても忘れて、習慣に慣れてしまい、崩れていっていたリズムを気づかせてもらえたように感じます。

親の方が子供から与えられるものはやはり多いのかもしれません。

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