今日は病院の日だった。 骨折のこと先生もびっくりされていた。 ただ、日に日によくなっている。 腫れがだんだん引いてきた。 帰ってからドラマの続きを観た。 「Your Honor〜堕ちた裁判官」というフランスのドラマ全6話。 タイトルのとおり堕ちた裁判官だった。 ひき逃げをしてしまった息子と出頭しようとしたが、被害者が過去に自分の判決で刑務所に送った者の息子だと知り報復を恐れ出頭をやめる。 その後いろんな偶然が重なり、真相を知る者が次々と他の者に殺される。 火消しに奔走する裁
某家具メーカーの株主優待の商品券でグラスを2個購入した。 今日箱を開け、クラフトペーパーに包まれたグラスを取り出した。 そして残念なものを発見してしまった。 グラスの底が埃をかぶっていた。 さらに指で埃を拭うような?跡もついていた。 まさかと思いもう1個のグラスを見るとやはり埃。 それなりの期間店頭に置いてあったものと疑わざるを得なかった。 まさか傷がついているのか?と思い洗って拭いてみると傷はなさそうだった。 箱に入っていれば誰だって未開封のものだと思うだろう。 箱に入れる
友達の娘さんから借りている本の中から有川浩さんの「阪急電車」を今日1日で読んだ。 学生の頃阪急沿線に住んでいたことがあったのであのエンジ色の電車を思い浮かべるといろんな甘酸っぱい記憶が蘇ってきてエモくなってしまう。 別れた彼の結婚披露宴に白いドレスを着て討ち入りを果たした女性、気になっていた女性と偶然電車で一緒になった男子大学生、ブランド物に見を包んだマダムたちに悪態をつく若い女性たち、などなど、たまたま電車で出会った人たちがそれぞれの人生を少しだけ前に進めていくのだ。 中で
先日BSで「かもめ食堂」が放映されていて、録画していたのを今日観た。 実はDVDを持っていたのだが、数回観たのでメルカリで売ってしまっていた。 おそらく10年以上振りに観たと思う。 やっぱり面白い。 そしてシナモンロールをまた作りたくなった。 まだ満足のいくものが作れないのだ。 まだ御三方とも現役バリバリなので、かもめ食堂のその後も映画にしてほしいなあ。
1週間後に来てくださいとのことだったので今日整形に行った。 電気治療をするとのことだった。 患部に電気を当ててじんわり温かくなるようなもの。 マイクロサーミーとかいう機器だった。 温熱療法なのかな。 湿布はいりますか?と言われ、「はい」と言ったあものの、本当は湿布しなくてもいいのかもしれないと思った。 湿布は血流を弱めて痛みを和らげるが、本当は温めるのがいいんだと思う。 とりあえず貰った湿布を使い切ったら温めるようにしようか。 くっつくのを待つしかないもんな。
「花腐し」という映画を観た。 荒井晴彦監督作品は「ヴァイブレータ」が好きだ。 脚本家としての作品だが。 偶然出会った男2人が過去に愛した女の話をする。 同じ女だったことがわかった。 そして彼女はもうこの世にいない。 別の男と心中したのだ。 2人の間に授かった子どもが生まれてくることはなかった。 性描写がかなりあった。 それは生であり死だ。 死の向こう側に行ってみたかったのかもしれない。 エンドロールで流れてきたのは綾野剛とさとうほなみがカラオケで歌う「さよならの向こう側」
「剥き出しにっぽん」という映画を観た。 石井裕也監督って聞いたことあるなと思ったら「茜色に焼かれる」の監督だった。 どちらも人間の内面が剥き出しになっている。 人間らしくて私は好きだ。 安い家に住み、少しのお金を稼ぎ、畑を耕し、会いたい人に会い、一緒に居たい人と暮らす。 ほんとうにそれだけでいいんだ。 人生は盛大な暇つぶしだと言った人の言葉を思い出した。
「浅田家!」という映画を観た。 浅田政志さんの浅田家の写真集は一目惚れして買っていた。 この映画は写真家として活動する前からを描いた事実に基づくもの。 まさかこんなに号泣するとは思わなかった。 浅田さんの素晴らしさはこのご両親あってのものだと感じる。 二宮和也もよかったが、風吹ジュンさんのお母さん役が私のイメージにぴったりだった。 写真はある程度の知識と技術は必要でも結局はセンスだし、心、魂だと思う。 もう一度きちんと写真に向き合いたい気持ちが出てきた。 高評価です。
「レジェンド&バタフライ」を観た。 色々と言われていたように思うけれど、愛をテーマにしているのであればまあまあ良い作品だと思った。 キムタクはやはりキムタクで、織田信長役は合っていたし格好良かった。 綾瀬はるかもとても良かった。 レジェンドの影に支える女ありというのはよく題材になっていると思うけど、愛を知った男の弱さがよく表現されていた。 私は歴史に疎く特に戦国時代の映画が苦手だが、この映画は大丈夫だったな。
今日妹から聞いた話。 実は水曜日に妹はある夢を見たらしい。 それは私とどこかに旅行に行こうとしてバス停まで歩いて行く時、私が「あんた旅行に行くのにそんなサンダル履いて行くの!?」と言ったらしい。 金曜日に2人で出掛ける予定にしていたので旅行に行く夢を見たのだと思うが、まさか私がサンダルについて注意するとは。 そして金曜日、サンダルを履いていたのは私であり、そのせいで骨折したのは私である。 サンダルというキーワードが事前に夢で現れたのだ。 正夢といえるかもしれない。 早く言って
朝になって腫れの範囲が広くなり、整形外科に行くことにした。 こんなことで整形外科に行くなんて人生初だ。 そしてレントゲン検査の結果やはり骨折しており、骨折も人生初だ。 ギブスじゃなくてもサポーターでもいいと言われたのでサポーター着用にした。 やれやれ。 何とか歩けるものの、不便だ。 実は最近、母親、妹と続けて腕を骨折し、とうとう私まで骨折してしまうという、何の連鎖かわからないがこんなことも珍しいのではないかと思い、妹にタロットで占ってもらった。 すると中心に出たカードは「意味
今日は妹の会社が創立記念で休みが取れたということで2人でちょっと遠出した。 行ってみたかったお店に行けて満足して帰りの途中で海の見える道の駅に寄った。 そこで眺めの良さそうな東屋があったためそこに向かって歩いて行く途中、やらかした。 今日は雨が降るかもしれないとスニーカーをやめてサンダルを履いていたのだが、少し段になった場所を降りた時足首を捻り、転んでしまった。 関節のポキッという音が聴こえたような気がした。 痛い。痛くて起き上がれない。 しかししばらくすると痛みが和らいで歩
「ヴィレッジ」というアメリカ映画を観た。 「サイン」のM・ナイト・シャマラン監督だった。 冒頭から不穏だった。 森に怪物が住んでいるというホラーなのかと思ったが、全く違う展開となっており、流石シャマラン監督だと思った。 お互いの素性をよく知っている関係性は問題が起きる確率も少なく安心して暮らせるのかもしれない。 街に出れば異なる価値観の者たちとのトラブルは避けられず最悪事件に発展することもある。 苦い経験をしてきた年長者たちは次の世代に悲しい思いをさせたくないと村から出ない
「オマージュ」という韓国映画を観た。 ヒット作が出ない女性監督。 夫や息子、義母からは家にいて家事をしてほしいと言われる。 自身の子宮筋腫はだんだん大きくなっていく。 60年代の「女判事」という映画の音声部分が一部消えておりそれを修復してほしいと頼まれる。 観ると一部分が編集でカットされていることに気づき、カットされた部分を探すため当時を知る映画関係者を訪ねる。 やがて当時検閲によってカットされたフィルムを見つける。 当時女性がタバコを吸うシーンは許されなかったのだ。 長
「バカ塗りの娘」という映画を観た。 青森の津軽塗を継承している親子の話。 漆塗りは高級だ。 バカ塗りとはバカ丁寧に何度も塗り重ねるという非常に手間のかかる作業を指して言う。 「コスパが悪い」ものだ。 だから漆塗りっぽいもので代用すれば十分と考える人が増え、伝統工芸はどんどん後継者がいなくなりやがて廃れる。 自分の代で途絶えさせるのか、赤字続きでも細々と続けていくのか、そして大胆にアレンジして新しい工芸品として蘇らせるのか。 そういう伝統工芸品はたくさんあると思う。 長男が家
「銀河鉄道の父」という映画を観た。 宮沢賢治の生涯を、父親の視点で描いていた。 私は宮沢賢治自身についてはほとんど知らなかったんだなと思った。 物語を書くきっかけが妹に面白い話を聞かせたいという気持ちから始まったこと。 仏教に傾倒していたこと(少し行き過ぎたもの)。 生前はほとんど本が売れなかったこと。 父親はあの時代において珍しく息子への愛情深さを示していた。 時代的に結核は死の病とされ、若くてもたくさんの人々が亡くなっていたが、賢治の父は2人も子供を結核で亡くしたんだ。