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【シンプルに暮らしたい】 またまた年に一度の憂鬱な日に向き合う

こんにちは。すうちです。

先日年に一度の健康診断(人間ドック)に行ってきました。今回はその感想です。

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タイトル画像:たけのこさん




はじめに

皆さんは、日々の生活でコワイモノがあるだろうか。。。

私は以前noteにも書いた年に一度の健康診断がとてもコワイ。

というのも、40代になった直後に健診で病気が見つかり、その時の記憶がトラウマになっているからだ。

健診の予約は大体3ヶ月前にするが、その時点から当日を思うと変な汗が流れる。それ以降、仮に楽しいことがあってもふとした瞬間に思い出し、テンションが下がることも多々ある。

1週間前は毎回緊張のためかお腹もゆるくなる。そして当日は何かの検査の度に心拍数が上がり、身体の体温が上がっていくのを感じる。。。

以降、そういう前提を頭の片隅に置いて頂ければ幸いです。


年に一度の憂鬱な日

問診(脈・血圧)

毎年受けてる所は、最初に医師の問診がある。その日の健康状態や最近気になることなどざっくり話す。そして、同時に血圧と脈の測定もある。

事前に「健診がトラウマですごく緊張するんです…」と伝えるが、その反応は人によって違い「そういう人もいるので大丈夫ですよ」と優しく言われることもあれば「そうですか…でも健診は健診なんで…」と容赦なく測定されることもある。

想定とおり!?いつもスマートウォッチで観る数値より、1.5倍以上高い。。。

私の健診あるあるなのだが、「今年もやっぱり…」と思い始める。


心電図

心電図も苦手だ。緊張で鼓動は早くなる。「落ち着いて深呼吸を…」と言われるが、それで落ち着ければ何の苦労もない。落ち着こうと考えれば考えるほど意識がそちらに向かい緊張が高まる。

唐突にDr.スランプ アラレちゃんの健康診断でロボットとばれないように則巻千兵衛が心臓の音をマイクで録音する光景が浮かんだ。その音に反応したアラレちゃんが踊りだし「じゃかましい」と叫ぶ千兵衛の声も録音され、翌日その音を聞いた医師が驚いてぶっ倒れるというエピソード。

少し思い出し笑いで動きそうになり、「動かないで!」と注意された。


血液検査

血を吸い取られる…その光景を見たくないので、注射の位置と反対方向をみてやり過ごす。

血液検査は、空腹時血糖値が高めなのとあと一つ(思い出せない)が基準より低めとよく注意される。

一応、以前に比べて食事は気を付けている方だし、週一程度は運動も続けている。年齢的に数値は仕方ないかもしれないが、これ以上悪くなった場合「どうすれば良いのだろう…」とふと頭によぎる。


胃カメラ

こちらも苦手だ(得意な人はいないかも…)。最近は小型になったとは言え、SFやホラー映画を思わせる口から異物が入る感覚は決して良いものではない。

以前胃の検査(バリューム)でポリープがみつかり、経過観察で毎年胃カメラにしている。

看護師の方に「胃カメラの映像は目の前のモニタで確認できますよ」と言われるが、個人的にコワイので一切みたくない。

もし、その映像に気になるものがあったら素人のあらぬ想像がふくれあがり、余計な心配事が増えるだけだろう。


腹部エコー

以前は気にしてなかったが、数年前に指摘を受けて緊張するようになった。検査時間が長いと何かある?と気になってしまう。

加えて、検査担当が若めの女性だと変に緊張してしまう。

自意識過剰は承知の上で、おなかにローションを塗られたり下腹部をぎりぎりまで見せる検査が個人的に気になるのだ。

たぶん担当の方は、ただの仕事なので微塵も意識してないと思うけど。。。


身体計測(身長・体重)

もう体重以外は重要でない気がするが、身長測る時は今も1ミリでも伸びてないかと期待して、キリっと背筋を伸ばした姿勢で挑む。

今年は、3ミリほど縮んでいた…笑

そもそも私自身は、日本人の平均身長の正規分布(真ん中)より左寄りなので、今さら感は否めない。

年齢とともに身長は縮む話も聞くが、私の場合、ここ10年間5ミリ範囲で毎年伸びたり縮んだりしている。。。(誤差)

何だかしょうもない話な気がしてきたので…次に。


肺活量測定

以前、平均男性に比べて低めと言われ、少し劣等感を持っていた。

今年は調子が良かったのか数値は上がっていた。看護師さんの「まだまだいけるよ!!」の応援に励まされたのもあると思う。

肺活量を意識的に鍛えた記憶はないが、思い当たるのはボイトレを2年続けて腹筋を使ったり肺に大きく空気をいれて唄う感覚など、もしかしたら役立っているかもしれない。


聴力検査

家族から聞き間違いがひどいと指摘されるが、検査は異常なかった。

聴力検査と言えば、ミュージシャンの山下達郎さんがヘッドホンのSN(SignalとNoise比)が悪すぎて聴こえにくいと苦情を伝えた話が浮かぶ。

検査の良し悪しはわからないが、低音や高音の出る順番や期間は大体一定なので、その感覚を覚えている人はよく聴こえなくてもボタンを押せるのでは?と個人的に思ってしまう。


視力・眼圧検査

眼圧検査は見開いた状態で風を目に受けるという普段の生活ではありえないので、昔は我慢できず目をつむりやり直しもあったが最近ようやく慣れてきた…汗

ここ数年は視力低下が激しい。老眼や仕事の影響もあると思うが、今は何でもデジタルなので、普段から目の負担も相対的に増えているのだろう。

今まで裸眼で過ごせていたが、そろそろ眼鏡やコンタクトでケアが必要に思う。


総括的な感想

こうして読むと余り伝わらないかもしれないが、総じて健診はとても苦手だ。

なぜ怖いのか自問すると、

・普段忘れがちな年齢(数字)を意識する
・その数字で残りの人生の時間を自覚する
・過去の様に何か病気が見つかったらの不安

というのが大きい。

ただ周りを見ても年齢は単なる数字な気もするし、人によって本当にさまざまで身体は健康でもいつ事故や災害に会うかもしれないし、見かけ分からなくても病を抱えて暮らしている人もいる。

そもそも健診は、病気の早期発見と何か見つかったら治療して少しでも健康寿命を延ばす目的と頭では分かっているが、単純に割り切れないモヤモヤした感情に自分の器の小ささを感じる。


そして、もし過去の自分に会えるとしたら

・目の前の仕事だけが全てではない
・少し先の未来や今の働き方を考えてほしい
・健康は何モノにも変えられない財産

と言いたい。

過ぎた時間は戻らないが、少しでも自分がやりたいことが続けられるように、年に一度の憂鬱な日をこれからは前向きに捉えていきたい。


といいつつ、、、

来年もまだnoteを続けていたら…

また、同じことを書いている自分がいる気がすごくしている。。。




最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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