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自作HDRI

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2021年8月の記事一覧

HDRIの三脚を消す方法

HDRIの三脚を消す方法

Affinity Photoのライブ投影で全天球画像を編集
全天球のHDRIを撮影すると三脚や撮影者自身が写り込んでしまいます。今回はAffinity Photoを使用して全天球画像から不要なものを消す方法を紹介します。Affinity PhotoはHDRIのような32bit画像の編集自由度が高いのが利点です。まず撮影してステッチングを済ませたHDRIを開きメニューの[レイヤー]→[ライブ投影]→

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自作HDRI 〜第5世代〜 10万円で作る全天球カメラ

自作HDRI 〜第5世代〜 10万円で作る全天球カメラ

THETA Z1で感じた弱点THETA Z1を使用してみて露出ブラケットや画像のRAWデータ記録、画像解像度などスペック的にはHDRI作成に十分な性能があると思いました。同時に少し物足りない点もありました。まず処理性能の低さです。一枚あたりのメモリー保存に3〜5秒かかることがわかりました。7段階露出ブラケット撮影の場合トータルで30秒程度かかってしまうということです。スマホアプリによる操作も本体と

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自作HDRI〜THETA Z1編〜

自作HDRI〜THETA Z1編〜

RICOHからTHETAの最上位モデルTHETA Z1が発売されてしばらく経ちました。 発売当初スペックが公開された時はこれまで自作してきたHDRI機材が霞んでしまうほどの高スペックに驚きました。RAWデータ記録、アプリを介したブラケット撮影、これまでより大きいセンサーサイズによる7Kの静止画記録、1/25000秒のシャッタースピードなどなど、、しかも1ショットで。今までの機材作成はなんだったのか

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