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恋愛のはなし

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色恋沙汰うんぬん
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記事一覧

ずっとずっと、前へ

ずっとずっと、前へ

一つ前の記事は8月に書いて、でも公開したら余計彼が恋しくなっちゃう気がして下書き保存したままだった記事。

この記事を書いてから2ヶ月。

彼のことを思い出すことはほんとに少なくなったしやっと目標に向かって動き出したから、懸命に前を向こうとしている当時の私が愛しくなって公開することにした。

でも、この街に来るとどうしても思い出してしまうし、偶然会えたらいいのにと思ってしまうよ。

嫌いなところも

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私に、幸あれ

私に、幸あれ

彼が恋しくてどうしようもない夜、ある曲を聴いた。

大好きなCharlie Puthの曲。

彼に別れを告げた数日後、
私の第二のhomeである場所へ数週間行くことが決まっていた。

あそこに行けばなんとかなる。
一番辛いであろう最初の数週間を、昼夜問わず何度も電話していたこの部屋から離れれば乗り越えられる。
あの島の海が、自然が、助けてくれる。

そう思ってはいたものの、
その曲を聴きながらパッ

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無題

無題

私は7年前の28歳の頃からすべてが止まっていて
服装も変わってないしメイクも変わってない
多分恋愛観もアップデートできていない

だけど確実に時は流れて歳はとっていて
見た目も体型もあの頃とはぜんぜん違う

だけど中身やステータスはなんにも変わってなくて
私はいつまでも子供みたい

大人の色気なんていつまでも手に入らないし
純粋さと無邪気さがチャームポイントだったけど
もうピュアでかわいいとかいう

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大好きな人とさよならした話

大好きな人とさよならした話

2ヶ月ほど前、ずっと大好きだった異性の親友についにさよならを告げた。

この記事を書いてから、わずか数日後のことだった。

多分本当にあと一歩だったんだと思う。
急に言おうという気になった。

いつものごとく電話で言うしかなかったので、朝までかかって全部話した。

このままではいられないと思っていること。
自信ないし怖いけど、あなたと離れるぐらいなら付き合ってみてもいいと思っていること。
ここ一年

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それでもあの日々を取り戻したいと願ってしまう

それでもあの日々を取り戻したいと願ってしまう

誰もいない夜の観光地を散歩したこと。

二人でコンビニでアイスを買って、食べながら歩いたこと。

店長の癖がめちゃくちゃ強いタイ料理屋へ行ったこと。

気になってた坦々麺屋に行ったら休みだったこと。

夜中に汗だくになりながらシューズクローゼットのドアを直してくれたこと。

ほかの人たちとは違うあだ名で呼んでくれていたこと。

毎週一緒にドラマをみたこと。

仕事帰りにドーナツを買って届けてくれた

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怖いけど、今私があなたに伝えたいこと

怖いけど、今私があなたに伝えたいこと

最近ずっと考えている。
私の異性の親友との関係性について。

私は、彼とはずっと友達でいたかった。
彼が前の彼女と別れてお互いがフリーになってから数年、私の中でずっと線を引いてきた。
お互いが恋愛感情持たないように、深入りしないように。

本当にしんどい時こそ頼らないとか、彼の前では泣かないとか、好きって言わない、会ってる時はボディタッチしない、絶対に手を出させないとか色々。

でも最近純粋な友だ

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人を好きになるのが怖い

人を好きになるのが怖い

私は恋愛としての「好き」がいつまでもよく分からない。

仲良くしている男友達はみんな大好きだし、大切に思ってる。
男友達から真剣に「好きです付き合ってください」と言われれば、基本的に人として好きなので、多分付き合えると思う。(言われたことはない)
だけど、「この人と付き合いたい!」と思う人はいない。(何様)
今までも、人としてそこそこ好きで、気が合って、なんとなくいい感じになった人と付き合ってきた

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選ばれなかったんじゃない、私が選ばなかったんだ

選ばれなかったんじゃない、私が選ばなかったんだ

いい感じだったはずの好きな人をご飯に誘って断られ、見切りをつけられたことに気付いてから数週間。私はずっと考えていた。

私があそこであんなこと言ってなければ。
どうしてこんなことになってしまったんだろう。
途中までうまく行ってたはずなのに。
私はまた選ばれなかった。

だけど、わかったことがある。

18歳の時、私は人生で一度だけ自分からストレートに告白したことがある。
その時は三角関係で、私とも

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だって人生って計算どおりにはいかないでしょ

だって人生って計算どおりにはいかないでしょ

好きな人と出会ったのは、2月の末。
第一印象は
「この人めっちゃ営業トークみたいな話し方するなぁ、すごい仮面かぶってんなぁ」だった。
彼はその場を盛り上げるためににこにこと色々話していたけど、素性が全く見えてこなかった。

それからふとしたことがきっかけで、GWに二人で夜中に散歩に行った。
そこでいろんな話をして、彼は本性を出してきた。
共通の友人たちに思っている本音を、どろどろと話し出したのだ。

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溜め込んだ涙が腐ってしまう前に、

溜め込んだ涙が腐ってしまう前に、

ご無沙汰しております。momo.です。
書いていない5ヶ月の間、色々ありました。
本当に色々。

端的にいうと、恋をして、失恋しました。


自分から人を好きになって、嫉妬したりやきもきしたり、そんなのはもう15年ぶりぐらいで。

また、好きな人のプレゼントで悩んだり、メッセージカードを書いたり、そんな中で好きな人にあんなに優しくされたのは初めてでした。

だけど私は、そんな恋を自らの未熟さ

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これ以上の意味はなくたっていい

これ以上の意味はなくたっていい

土曜日の朝、目覚めて一番最初に聞いたのは何度も聞いた君の「おはよ〜」の声だった。

その聞き慣れたゆるい「おはよ〜」を聞いた瞬間に「やってしまった」と思った。

私は彼との連絡を断つはずだった。
だけど土曜日でアラームをかけずに寝ていた私は、寝ぼけてほぼ無意識に電話に出てしまっていた。

その日までは、連絡を無視してたらLINEが来たけどそれも最低限の返事だけしかしていなくて、順調だった。
私は日

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2度目のさよなら

2度目のさよなら

彼にもらったチョコレートが、残り一つになった。

ちょうど2年前に書いた記事がある。

あれからもう2年も経ったのかと思うとゾッとする。

あの時も私は、
今とまったく同じことを考えて彼から離れようとして
私から「もう連絡しないで」とはっきり言った。
と言いつつどうせ連絡してくるだろうと思っていたら、
本当に来なくなった。

一年ちかく、一切連絡をとらなかった。
その間に私は職場が変わり、10日間

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「私には君しかいない」なんて思ってない

「私には君しかいない」なんて思ってない

私は君のことが大好きだけど、
「私には君しかいない」なんて思ってない。
一度も思ったことがない。

私には君じゃない。
きっと、君にも私じゃない。

そう思っているのに、
ほかの人にとられてしまうのが嫌で、
君に私以上に特別な存在ができることが怖くて、
私は今まで何度も君に「彼女つくらないで」と言ってしまった。

私の友達は、君のことをずるい男だと言うけど
私だってとんでもなくずるい女なのだ。

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好きをやめた

好きをやめた

ある会話をきっかけに、彼への恋愛スイッチが完全に切れた。

恋愛のような、親友のような、よくわからない関係が続いていた彼への気持ちが、
ある日を境に完全に変わった。

というのも、あれだけ私に好きと言っていたはずの彼は、「恋愛感情はない」とはっきり言った。「だから早く彼氏つくって」と。

どういうことか全くわからなかった。
すべてが矛盾していた。

あんなにすきすき言っていたのは、なんだったのか。

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