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ぜんぶやればいいのに

ぜんぶやればいいのに


何を諦めているんだろう

ぜんぶやればいいのに


どうしようもなくやりたいこと
本当はあるのに
何かと理由をつけては諦める

「どうせできっこない」
「やるまでがめんどうくさい」
「やる気にならない」
「いつかやる」
「でも今じゃない」

そう言って、外に追いやって
そこから眺めている「ぜんぶ」は
ぜんぶでいくつあるんだろう

ぜんぶやればいいのに


あの人にはできるけれど
自分にはきっとできっこない
誰が決めたことなのか
その運命は事実なのか
確認できるスベはあるのか

ただ、やるのが怖いだけなのではないか

ぜんぶやればいいのに


怯えることの天才
恐れることの天才
不安を作る天才
天才的だ
そして全てを理由にして
ぜんぶできないことにする

本当はそんな天才なんて
どこにもいない
それは天才ではない
それはただ、ただの、ことばだ

ぜんぶやればいいのに


空を見上げて
雲を掴むことなんか
できやしないけれど
目の前にあって
手の届く範囲における
出来事であるならば

僕らはそこに
「変化」を加えることができる

その分かれ道はただひとつ
「やるか」「やらないか」だけだ

ぜんぶやればいいのに


それでも僕らは
人それぞれの生き方
人それぞれの在り方
人それぞれの蓄積されたものがある
時間はかかるかもしれない
できない時の方が長いかもしれない
眺めることすらできず
諦めることすら、諦めているかもしれない

けれど
ずっと握りしめた「いつかは」という
最終列車のチケットがあって
あとは乗るだけで
まだ、アナタの乗車を待っている

人生に「遅い」なんて、ない


ぜんぶやればいいのに
ぜんぶやればいいのに
ぜんぶやればいいのに

ぜんぶやってみよう
見えないほど小さな
その一歩から

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