今を満喫する・new phaseにおすすめの記事

毎日が夏休み、のような気持ちで日々過ごすようになって長いが、この夏は特に「夏休み」の気分を満喫している。
個人的に、この2022年の夏が始まった頃にはもう、何か決定的に「前とは違う」「すでに新しいスタートを切っている」感覚があり、それに伴って物理的にできることの内容も考えていた。
8月が終わるまでにはこれを形にできるだろうと踏んでいるのだが、そのように先に、内で「もう新しいフェーズが始まっている」と認識し、と同時に具体的には何が展開していくのかの詳細をわかっていない状態になると、物理的に目に見えるもの・形・行動に重きを置く限りは「How?」を探し続けることになる。どのように……という手段にフォーカスしてしまうのだ。

だが、手段について思い悩むと、本質から逸れていく。
なぜなら、私たちは直線的に進む時間という幻想にはまっており(過去から現在へ、現在から未来へと時間が流れているような錯覚をしている)、本当は同時に・いっぺんに存在している無数のヴァージョンの「今から今へと」自分のフォーカスを移していることを忘れてしまっているからだ。この幻想による前提のもと、手段やプロセスについて思い悩む姿勢が生じる。

少し前の私も例によってその幻想にはまりかけ、「How?」を模索し、一向にその答えが明確にならない一時期を過ごしてから、ハタと気づいた。

何をやっているんだ。今を満喫しようじゃないか。

必要なことはすべて目の前で展開している。「探しに行かなければ、それは無い」という幻想から目を覚ます。
これを信頼していれば、ただただ日々を楽しく過ごすことができ、その上、こんな気づきも心に満ちてきた。

今おもしろいと思うこと、楽しいと感じること、興味をひかれることなどは、今だからそう感じられるのだ。

――実感している人もいると思うが、変化する私たちは、ずっと同じようにものごとを感じ続け、あるものをまったく同じように味わい続ける、ということがない。
もちろん、大別すれば一貫したテーマに関心を向け続けているなどの共通点は見出せるとしても、瞬間瞬間の私たちは「別ヴァージョンの私」であり、別人なのだ。

だからこそ、今気持ちが向くことは、今のあなたへのギフトだ。
いつかのあなたにとってはもう、引きがなく、今と同じ情熱や関心をもってそれに向き合うことはないかもしれない。

今を満喫しよう。
過去や未来に思いを飛ばすのではなく、今展開していることから今あなたが受け取れるエッセンスをすべて受け取るのだ。

心にひらめいたおすすめ記事

こうして「夏休み」を満喫している私だが、前述の通り、本質的に浮かんできたテーマというものは把握している。
それを「どう」形にしていくかの話はさておき、やっぱりこれを極めていくことがこれからの取り組みになるんだなとわかった。

その内容を記事でシェアしようかと考えたときに、過去に公開した複数のnoteがパッと心に浮かんできた。

2019年9月1日の記事◆「現実というフィクション。Life is a Movie!」と、2019年10月22日の記事◆「非個人性を中心に個人の私を使っていくこと(目覚めたその先に)」の2つだ。

そこで書いたことは、現在私が見ているnew phaseのヴィジョンを説明しているし、その通りにますますの精巧さをもって進行しているのを現時点から新鮮な気持ちで確認することになった。

すでに購入した方はぜひ、読み返してみて。
未読の方は、この機会にどうぞ。
特に、人生の中のある段階が終了したと感じている人や、何かをやり切った「その次」を探している人自身にとっての問題解決を経験してきて、一定の内的な成長の度合や実りを実感している人など、自由と平穏の感覚をすでに味わっている人にも「それで終わりじゃない」創造のおもしろさ、冒険の感覚を思い出してもらえると思う。


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