二元性が本当にないことが示す生き方、反復的現実という囚われからの解放【遊びは遊びのままである】

目の前にあった岩がゴゴゴ……と動いてしまったように、違う景色が見え始めている昨今。
岩が動き出す前は、岩があることにも気づかなかったのかもしれないし、岩があることに気づいてからも、どけようとしてもぴくりとも動かなかったのかもしれない。

この比喩にのっとると今年に入ってすでに岩が動いていたことは間違いないが、4月あたりから特に私の心には目立った変化が大きくて、3月より始めた一般公開のライブ配信もそんな中で行っていた。これまで無縁だったライブ配信をすること自体も、連動してこの効果に「増幅」を仕掛けたと思う。

(ライブ配信は2023年5月現在「私のツイキャス」からどなたも参加できる。各回のアーカイブは、YouTubeチャンネル「地球生活ひと休みカフェ」から聴くこともできる。)

これまでもなるべく二重性を持たないようにはしてきたが、個人的にも時代的にもだんだんと「外に向けた顔」「内に秘めておく顔」という区別を残すのが難しくなってきた。
このことは、先月4月25日の記事◇「素直でいることの連鎖、ひとつの自分で生きること」で詳しく綴り、癒しの本質を語っている。

その実感に従って今年からは自分のブログの方でもコンセプトを新たに設定し、近年の用途を改め、このnoteとは異なるタイプの記事、たとえば自分の諸活動や運営についての思いや近況などを書いてみるようになった。

全体的に、もう止まらない、止められない、言い換えると自分が「止める気がない」進行が始まっている。

私はいつも自分の活動において「私自身に本当に役に立ったこと」をシェアするようにしている。効果がなかったことを「これがいいよ」と語ることはしない。
それはその都度、私の歩みに添って見える景色が変わっていき、かつては役立っていたことが今はもう違うとか、現在地からは意味がなくなっているとか、移りゆく「視点」による変化は出てくるのだが。今の自分に誠実に、他者にもその内容を伝えるというあり方だ。

そんな私が「今気づいていること」は、完全な答えとして定着しているわけではないけれど、無視できないほど私の中で広がりつつある。
言語化しづらいこの内容をはっきりと数日間心であたためた結果、現時点で書きたくなった。
関心がある人は読んでもらって、あなた自身についてはどうか考えてもらいたい。

二元性が本当にないこと【視点のシフトと、やりたいことの違い】

実はこの気づきを顕在化するには、直接的な「引き金」になる出来事があった。直接的といっても、その前から始まっていたことの鍵を開くアクションになってくれたにすぎないが……それは、

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