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妻のケアはモノとコトの両方で

出産してから家庭運営がかなりの関心事になりました。夫とはなるべく仲良く過ごしたいし、機嫌よくありたい。今は育休中ですが、仕事とも両立していきたいからです。

今はいろんな方の文章やインタビューが手軽に読めますが、働くのが大好きな男性のお話では、自分は仕事に集中する分、シッターさんを雇って妻の負担を減らすとか、共働き家庭の家事育児問題でも最新家電や外注等で自由時間を確保してハッピーに!ってありますよね。

それは全くその通りで、できるだけ手を抜いたり人に頼んだり分担したりして、負荷を減らすのは大事です。妻としてもありがたい限りです。

でも、こういったモノをどうするかといった面が注目される一方、こころの方はあまり話題に上らないなぁと不思議に思います。

家事や育児がストレスになる時、そのものが負担なだけでなく「なんで私がSOSを出しているのに無視するの」「もっと気にかけてよ」って想いもある気がします。

物理じゃなくて、メンタルの部分。

内容はもちろん人によるので、「もっと一緒に取り組んで欲しい」とか「ご褒美がほしい」人から「一言労いの言葉をかけてもらえるだけで充分」な方まで、程度も解決策も人それぞれでしょう。だから話題になりにくいのかしら。

例えば、家事負担には最新家電と外注、育児負担にはシッターさん、と解決策を示しても、いまいち奥さんの機嫌がよろしくないなら、精神面を満たす必要がある。話を聞くとか、何か困ってること、しんどいことはないか尋ねてみるとか。

私自身、最近旦那と話せないとストレスなんだなぁと気づきました。旦那は夜勤もあり長時間勤務もザラなため、息子と向き合っている時間が長くなるのですが、旦那さんが帰ってくると、ちょっと嬉しい。
元々ひとりで過ごすのが好きで、干渉されるのが嫌いなタイプだったので、そう気づいた時には驚きました。
誰かとしゃべりたいのかもしれません。まだ息子とは会話が成立しないからなぁ。それから、情報を共有しておきたい、決断を2人で下したいという思いもあります。2人で子育てしたいのです。

メンタルも大事なんて当たり前過ぎることを書いている気もしてきました。恥ずかしい。ちなみにこんなことを考えたのは、息子がだんだん、ミルク・オムツだけでなく構って欲しいと泣くようになってきたからです。
最初は、家で寝ていて天敵に遭遇するわけでもないのに、抱っこ等を求めるのは不思議だなぁなんて思っていたんです。でも大人だって、人の体温にほっとしたり、ちゃんと目を合わせて話してもらえると重要感を得られたり、ちょっとしたスキンシップに癒されたりしますよね。
だからそっちも大事なんだなぁと。

夫婦の場合、奥さん自身精神的に満たされていないことに気づいていない場合もあるんじゃないでしょうか。話し合えれば一番ですけれど、自分の気持ちを把握して、言葉に出すのって案外難しいですよね。
まして、他者と落とし所を探って話し合うのはもっと難しいわけですが。
物理的な解決策だけじゃなく、心によりそうことも忘れないでほしいです。
我々は感情の生き物だから。

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#エッセイ #女性 #育児 #夫婦 #家族 #家庭運営 #夫婦問題 #家事 #家事分担 #夫婦関係

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