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恋心がわからなかったけれど

恋心、というものがよくわからなくてですね。

惚れた腫れた、駆け引きや出会いがどうのこうの。そういうのが全然わからず、「恋人なんて1ヶ月あればできるでしょ?」と言う方と私が同じ人類であることが不思議でして。

ごく稀に趣味で小説を書く時も、「恋ってなんだ!?恋心ってなんだ!?どう表現したらいいんだーーーー!!」と毎回苦悩しています。

書かなきゃいいじゃん、という感じですが、わからないのになぜかそういう関係を書きたくなるのです……。

で、最近こういうことかも、と思ったのが、美味しいものを食べたとき、いつか子どもにも食べさせたいなぁと思うこと。

綺麗な景色を見て、息子にも見せたいなと思うこと。

こういうのが恋心に近いのかな?とはっとしました。

息子と恋愛気分という話ではありません。

きっと、恋に疎いのです。
でも愛はたぶんわかるのです。

元々恋愛気分であることが人生において少なく、そもそも恋愛にあまり興味がない。

基本的に人に惚れることが滅多になく、恋愛経験も少ない。

恋をするってどういうこと?というレベル。

夫とどうやって関係を深めてきたかちょっと思い出せないのですが、夫とはたまたま色々相性が良かったのでしょう。
お互いそんなに色恋沙汰に関心がなく、恋愛する時間と労力があるなら他のことをしたい。そんなタイプ。

なんで結婚できたのかよくわからなくなってきましたね。

それで、子を思うときのように、遠く誰かを想うこと。素敵なものを一緒に感じたいと思うこと。ちょっとおかしな姿もかわいく見えること。そういうのが恋にもつながるのかな、と。

要するに、恋に疎すぎて、家族愛とか親子愛とか、自分が知ってるものと「恋」は別物だと思っていた。

でも、そうじゃなくて、私の知っている感情や愛情と根っこのところは同じなのかも。

なんてことを、30年以上も生きていてようやく少しわかり始めたのでした。

い ま さ ら ーーーーーー!!!!!!!

自分には人として大事なものが何か欠けてるのではないかと不安になってきた今日この頃です。

#エッセイ #恋愛 #恋 #愛 #親子 #恋心 #愛情 #親心 #オタク #結婚

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