ロシアウクライナ戦争の報道について
今回は、ロシアとウクライナの戦争について、正確にはその報道について、ちょっと思った事を書きたい。
と言っても、読者の方に伝えたい事はただ一つ。
それは、『安直に西側のプロパガンダに乗るな』って事。
今のロシアウクライナ戦争の報道を見ると、『正義のゼレンスキー、可哀想なウクライナ国民、悪のロシアプーチン』という図式の思想を国民に抱かせようとしているように思われる。まさしくプロパガンダだ。
まあ、日本は西側の国だし、仕方ないし当然の事なのかもしれないが。
本当は、報道は中立で公平であるべきだと思うんだけどね。
私が考えるプロパガンダの証拠としては、まず言葉の使い方。
「侵攻」とかね。
同じ行為でも、西側からすれば「侵攻」、ロシアからすれば「特別作戦」や「救出活動」「解放」。
あとは、市民への無差別攻撃の報道の仕方。
これは、ロシア側の言い分がかなり軽く扱われている。
まるで嘘であるかのように、一方的に決めつけられている気がする。
ちょっと話が変わるけど、日本の裁判では当事者間に争いのある事実の存否の認定は慎重になされる。公平を目指すためだ。
ウクライナ側が「ロシア軍による一般市民への無差別攻撃があった」との主張をしたとき、ロシア側が「一般市民は攻撃していない」と主張した。
仮に上述の日本の裁判の原則を適用するなら、その無差別攻撃が誰によってなされたのか、という事実の認定には慎重にならなければならないはずだ。
しかし今の報道はどうだろう。
ウクライナ側の主張を大々的に報じる一方、ロシア側の主張はまるで嘘のように小さく、ちょっとしか取り上げない。
これは、一方的にロシアを悪者に仕立てるべく、無差別攻撃の責任を押し付けるような報道ではないだろうか。
これでは中立ではない。
情報の受け手としては、こういった点に留意しなくてはならない。
まあ、正義なんて誰から見るかによって変わるし、プロパガンダやっているのはロシア側も同じだろう。
戦時下にある国家が自国の情報を統制し、プロパガンダをするのは、むしろ当然。一般的な事だと思う。
国民は一人一人、こうした事を踏まえて理解した上で、誰(どの国)に付くのか、あるいは誰(どの国)にも付かないのか、を決めるべきだ。
今回は以上。
あんまりまとまっていないし、わかりにくいし、ごめんなさい(笑)。
余談だけど、プロパガンダについてもっと知りたい人は、アンヌモレリさんの『戦争プロパガンダ10の法則』っていう本が良いらしい(私は要約しか見た事が無いが(笑))。
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