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現実逃避したい時、私は深い眠りにつく


どうして年齢を重ねるにつれて、悩みが尽きないのだろう。

学生の頃は、人間関係。
社会人になってからは仕事のこと。
そして、今後の人生のこと。

もともと人に悩みを話さない、自己完結型の私だが、20代半ばを過ぎてからは、自問自答が加速している。

良くも悪くも
「人は人」
と、肯定的ともドライとも取れる考え方をすることが原因だろう。

その場で心が躍った時に、すぐに話しかけたり行動を起こしたりする時には、周りから行動力と社交性の高さに驚かれる。

しかし、何かを計画すること、前もって決めることなど、始めるまでに時間がかかることは、それまでの期間にあれこれ考え過ぎて不安になる為、楽しみなはずの予定が、楽しみではなくなってしまう。

今の悩みは、知人との旅行について。

「ここ行きたいね!よし行こう!」
のノリが好き過ぎて、楽すぎるため、前もって計画をするのは、私にとってかなりハードルが高い。

それが、向こうの誕生日や特別な日で、自分がプランを立てる側だとしたら尚更だ。

だから、私は考えた。

「相手が喜んでくれるものを」と、考えすぎるあまり「喜んでくれなかったら」と、不安になりすぎることが、自分の首をより絞めているのだと。

相手が喜ぶかなんてわからないから、自分が楽しいし行きたいところのプランにして、少しでもワクワクの気分を貯めて当日を迎えよう!と。

結局、どんな素敵なプランや豪華な計画を立てたところで、一緒にいる自分が楽しんでいなければ、その楽しさや素敵さは澄んでしまう。

「どこに行くかより、誰と行くか」
とは、よく言うし聞くけれど、あまりピンときていなかったこれまでの私。

今回悩み過ぎた結果、「まあいっか!」と半ば開き直ったことをきっかけに、少し気づいた新しい視点。

一緒にいる人が笑顔なら、きっと笑顔が広がっていく!

私、周りの人を幸せにする笑顔だねって言われるし。よし、これで、自分の自己肯定感を上げた。前向きに楽しく考えよう!

_______

そうは決めても、結局また悩むんだろうなあ。
明後日のお祝いに向けて、頭を抱える夜中1:40。

ぎりぎりまで悩む癖はそうすぐには直らない。
悩み過ぎて、逃げ出したくなる。
そんな時、私は深い眠りについて現実逃避をしてしまう。

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