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間取りの考え方

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アラフォー女性建築士が家の間取りを考えるときどうやって考えているか、間取りを作る条件から完成間取りまで書いた記事をまとめています。
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#私の仕事

mugu 水色荘図案店さんとのコラボ企画後〜対談

今週の間取りの考え方は先週の続きで この敷地に違う間取りを紹介する予定でしたが間に合わなかったので・・・ 第二弾『間取りの考え方~コラボ企画』を一緒にやってくださったmugu 水色荘図案店 さんにコラボ企画を終えて色々お伺いしましたので第一弾と同じく対談形式をお送りしたいと思います。 コラボ企画の内容はこちらからまとめて読めます。 以下は同じ内容ですが mugu 水色荘図案店 でも対談記事UPされていますので合わせてごらんください。 コラボ企画を終えてS→ Sawa

間取の考え方~ウォークスルークローゼットが中心にある家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 本日は土曜日恒例の間取りの考え方です。 先週間取り集めの記事を書いている時に過去に書いた間取りでまだ記事にしていない物があったのでそちらの間取りについて書いていきます。 ウォークスルークローゼットが中心にある家間取り図は7.2×7.2のサイズでSNS用のネタに書いた間取りです。 玄関を入ると正面にウォークスルークロゼットがあります。 ウォークスルークロゼットは? 文字通り ウォークインクローゼッ

間取りの考え方~間取り集め

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 土曜日は毎週恒例シリーズ『間取りの考え方』です。 本日は間取りを考えるまでに私がしている『間取り集め』について書こうと思います。 私は間取りを書くために色々と日々情報収集にアンテナを張っています。 以前記事にも書きましたが 雑誌、漫画、本などから取集する事もあれば お散歩していていいなと思う建物はスケッチしたり、帰ってきて書いてみたりもします。 最近ではyoutubeでもたくさん建物の動画をみている

間取りの考え方~シンプルな2階建て4LDK

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今日は土曜日なので間取りの考え方について書きます。 ここでは色々な間取りを紹介してきましたが、大体は目の引く変わった間取りをメインに紹介してきました。 紹介できる間取りが主にモデルハウスの間取りか、SNSのネタ用に書いた間取り、またはお客様に出してボツになった間取だからですね。 ふとシンプルでよく見る間取りについて書いたことないなと思い今日はその間取りについて書いてみようと思います。 シンプルな2階

間取りの考え方~居心地よく過ごせる平屋

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 土曜日は毎週恒例『間取りの考え方』というテーマで私が考える間取りをご紹介しています。 近頃は忙しくしている事もありネタにできる間取りも減ってきたので『間取り相談』という名目でネタを募集しております。 本日は早速そちらの記事でコメントいただいた間取りについて書こうと思います。 コメントとヒアリング内容今回コメントいただいたのは こちらの方です。 最初にいただいたコメントは でした。 ここでまず気

間取りの考え方~ポーチが中庭の家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 土曜日は恒例『間取りの考え方』について書いていきます。 とうとうネタが無くて、note用に間取りを書いてみました。 先日図書館で読んだ本に載っていた間取りを参考にした間取りです。 参考文献:小さな家で楽しむスタイルのある暮らし 参考にした間取りは2階建て2LDKの間取りでした。 私がいいなと思ったのはポーチから取る採光でした。 私は今年祖母の家に引越ししました。 祖母の家は通りにある角地の家。

間取りの考え方~コンパクトに暮らす家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 私は地域柄、狭小住宅の間取りを書くことが多いです。 理由は ・小さい土地が多い ・土地の価格が高い ・低コストにおさえたい です。 狭小住宅の間取りを書いていると どうしても3LDKいるのだろうか? どうしてもLDKは16帖以上必要なのだろうか? という疑問を待ちます。 ちなみにこれらは建売住宅で不動産会社の要望で言われることです。 いっそ狭小住宅ならもっとコンパクトに暮らす間取りの方が暮らしやすい

間取りの考え方~和室を囲むLDKの家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 土曜日です!『間取りの考え方』のお時間です。 今週はバタバタしていたらもう土曜日でネタを準備する時間が無かったので過去の間取りを書こうと思います。 Instagramにあげた間取り先に間取りをどうぞ。 かなり前の間取りなので書いた時のことが思い出せないのですが・・・ 敷地にもはめていたので、おそらくボツプランかなと。 予算が合わないとかそんなんだったと思います。 間取りとしては小上がりの和室が欲し

間取りの考え方~9坪ハウス

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 突然ですが、家って最小限でどれぐらいがあれば住めますか? かなりに昔に読んだ本で『9坪ハウス』を思い出しました。 9坪ハウスとは建築士 駒沢洵氏による『吹抜けのある家-最小限住居』を原形とする最小限住宅です。 9坪ハウスの5原則 3間×3間とは約18帖です。 ここに入る最小限の間取りとは? 狭小住宅と最小限住宅の違い私はよく狭小住宅の間取り図を書きます。 狭小住宅の間取り図は大抵が狭小地に入

間取りの考え方~DKとLを分けた家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 土曜日は毎週恒例『間取りの考え方』です。 普段は愚痴ったり下らない事ばかり書いてる私が真面目に建築士っぽい記事を書くシリーズです。 よろしかったらマガジンのフォローもお願いいたします。 さて今週は久しぶりに間取りについて書きます。 今、モデルハウスの間取りで日々頭を悩ませています。 先週の記事の三角形の敷地の間取りです。 その間取りがある程度方向性は決まってきたのですが、過去に書いた間取りと同じ悩み

間取りの考え方〜洗面台

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 本日土曜日は『間取りの考え方』を更新中なのですが… ちょっと最近ネタになる間取りをかけていません! というわけで、今日はまたまた番外編〜施行事例から考える洗面台について書こうと思います。 造作洗面台派?メーカー品派?洗面台を大きく二つに分けると、メーカーの規制品か自由設計で造る『造作洗面台』に分かれます。 メーカーの規制品とは鏡や収納、照明、コンセントなど全部セットになっている洗面台です。 そ

間取りの考え方~PLAN BOOK

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 私がお世話になっている施工会社の会社案内パフレット代わりにしている『PLAN BOOK』第2版が完成しました!! 最近忙しかった理由のひとつがこれです。 第1版は2018年に作成し、それを元に間取りを変更したり修正したりして第2版を作りました。 印刷が上がってくるのをみると頑張ったかいがあります。 というわけで、本日は間取りの考え方番外編。 『PLAN BOOK』チラ見せをしたいと思います! なか

間取りの考え方~細長い家

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 土曜日は恒例の『間取り考え方』の記事を書いています。 今日は同じ敷地で書いた2パターンの間取りを使って『間取りの考え方』を書いていきます。 細長い敷地の間取りの注意点以前細長い敷地で書く3階建ての間取りの記事も書きました。 この記事は構造に関する注意点でした。 今回書くのは細長い敷地では採光が確保しにくいデメリットがあるという話です。 4方向のうち、3方向が隣地に接していてさらに隣の建物が接近し

間取りの考え方~間口の狭い3階建て

アラフォー女性建築士の『さわ』です。 主に関西で住宅を設計しています。 今日は土曜日恒例『間取りの考え方』を書いていきます。 最近は忙しくしていてネタになりそうな間取りを書けていないので過去に書いた間取りからちょっと建築士っぽい話(一応建築士)のネタに間取りを紹介しようと思います。 間取り図この間取りはこんな敷地に家を建てれるの?という依頼から書いた間取り図です。 理由は『THE ウナギの寝床』な間口が狭くて細長い敷地だからです。 ではまずは私が書いた間取りを見てくださ