「糖質70%カットで罪悪感なし!」 とか謳う広告を見るたびに私はモヤッとした気持ちになる。 甘いものに目がない私にとって、そもそも甘いものを食べることは「罪」では…
「緑」と「縁」をよく間違える。形がよく似ているので、近頃はもっぱらデジタルでしか綴らない私にはどうにも混乱してしまうのだ。 ただ私にとってこの二文字は雰囲気…
地球は丸いと知ったとき、「じゃあ地面をずーっと掘ったらどこか違う国に行けるかも!」と思った。 そうして、一心不乱に公園の砂場を掘ってみたけど、すぐにコンクリー…
師匠とか教師とか、「師」のつく人は、さんざん相手を引っ張ったあと、最後は後ろから見送るものらしい。 鱗滝左近次も、レイリーも、自来也も、亀仙人も、ヒーローが背…
さち
2020年3月14日 20:19
「糖質70%カットで罪悪感なし!」とか謳う広告を見るたびに私はモヤッとした気持ちになる。甘いものに目がない私にとって、そもそも甘いものを食べることは「罪」ではなく「ご褒美」だと思っている。だから、「私のご褒美を“罪悪感を感じるべきモノ”にするな!」というシンプルな憤りがモヤモヤの原因である。さらに、“罪悪感を感じるべきモノ”という判断が意味不明な価値観に基づいているということも余計に
2020年3月5日 01:35
「緑」と「縁」をよく間違える。形がよく似ているので、近頃はもっぱらデジタルでしか綴らない私にはどうにも混乱してしまうのだ。ただ私にとってこの二文字は雰囲気も近しいように感じる。自然を連想させる「緑」と人や物事を繋ぐ「縁」は、どちらも人間の手を加えられない、それ故に優しさと強さを持つようなそんなイメージだ。いわずもがなであるが「新緑」とは晩春から初夏にかけての若葉の艶やかな緑を指す言葉
2020年3月2日 10:33
地球は丸いと知ったとき、「じゃあ地面をずーっと掘ったらどこか違う国に行けるかも!」と思った。そうして、一心不乱に公園の砂場を掘ってみたけど、すぐにコンクリートの底にぶつかってしまった。あれは小さな憧れが現実に砕かれる体験だったのかもしれない。小さな憧れを信じて一生懸命になれた僕らは今どうしてるの?と問いかける気持ちで作ってみたのがこの短歌です。
2020年3月1日 02:45
師匠とか教師とか、「師」のつく人は、さんざん相手を引っ張ったあと、最後は後ろから見送るものらしい。鱗滝左近次も、レイリーも、自来也も、亀仙人も、ヒーローが背中を追った師匠たちはみんな、結局ヒーローの背中を押す役回り。私の憧れた先生も卒業式の日、私たちの背中を押した。「師」は先達ではなく、共に旅立つ仲間でもなく、常に前にいてそのくせ気づくと後ろにいるという奇妙で厄介な存在なのかもしれ