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映像世界のカレー屋さんを体験

辺鄙な場所にあるカレー屋さんに連れて行ってもらった。
このカレー屋さんが家の隣にあったとしても、
誰かに連れられなければおそらく一生入ることはない、
そんなようなクセの強いカレー屋さん。

しかし帰る頃には満足感と共に行ってよかったと思えていた。

店員さんはインド人かネパール人の男性4、5人。
申し訳ない、私の目ではナニジンか見分けがつけられなかった。。
座席数は4人掛けテーブルが10席ほど。
ディスタンスも程よく取られており割と快適。
壁に飾られている絵画や机の下に引かれているクロスは
何とも斬新なデザインなものばかりだったけど、
アジ(味)といえばアジだと捉えられるのでOK。

肝心のカレーは普通に美味しかった。
絶品だったとかそこそこだったとかより、
「普通に美味しかった」という言葉がピッタリだ。

プレーンのナンは既製品のお皿には入りきらないくらいに大きく、
雑貨屋さんに売ってるようなカゴに入れられていた。
違和感と共に押し寄せるアジ(味)。
見た目もお腹もいっぱいいっぱい。

この店の目玉はなにより、店員さんだと思う。

駐車場で店に入るか入らないか迷っていれば、
すぐさま声をかけられ店に引き込まれる。
こちらが注文をすれば、

上手なカタコトの可愛らしい日本語で復唱してくれると思えば、
手書きの注文票には何語かで書かれている。

私たちが店を後にしようとすれば、
お見送りの「アリガトウゴザイマシタ〜」と共に
何語かわからない謝辞を述べる。


そこかしこにある何かにひきこまれる
不思議な体験をした。

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