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「いい会社」には制度や仕組みがある

自分の子どもも就職させたい会社を増やす。
これを目指して活動しています。

さて「ああ~いい会社だなぁ~」と思う会社はどんな会社なのか?
私自身が実際に見て、感じたことを少し書いてみます。
今回は、制度や仕組みについてです。
いい会社というより大きな会社の方が充実している印象があるかもしれません。


働き方

同じ正社員であっても、実に色々な働き方が選択できる制度があると良いですね。
例えば、転勤あり・なしは、全国展開している会社では導入していることが少なくありません。
その他、短時間正社員制度やフレックスタイム制(職種によります)、週休3日制などもあります。
テレワークも働き方を選択できる制度の1つです。
その他、定年再雇用制度も人生100年時代と言われている昨今では非常に重要な制度です。

教育・研修

やはり、人材の育成は本人のためであると同時に会社のためになります。
雇用している人的資本の価値を大きくすることは、競争に打ち勝っていくために必要です。
即効性がなかったり、効果が見えにくかったりもしますが、教育は重要です。

福利厚生

これも多種多様です。福利厚生というとカフェテリアプランのようなサービスをイメージしやすいですが、これに限りません。
最近は少なくなった社宅制度。家賃補助も給与(手当)ですが福利厚生です。
健康増進に関する取り組みや食事に対する取り組み、家族に対する取り組みなどもあります。
「御社の福利厚生は何がありますか?」と聞かれると答えに詰まってしまうこともありますが、実は色々な独自のものがあることが多いです。

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人事評価制度

目標を立て、結果をレビューする。更に次の目標を立てる。。。常にPDCAサイクルを回すことが大切です。
上司との面談は、成果の確認や振り返りの目的の他に、コミュニケーションを取るという大切な要素があります。
一方で、全く評価などを行っていない、年功序列制の賃金制度でありながら、社員満足度が高い会社もあります。


賃金制度・退職金制度

賃金制度は、会社の考え方によって異なり、正解はない気がします。
賃金水準も高ければ満足度が高い訳ではありません。賃金目的の社員が集まりやすい傾向もあります(もちろん有能であれば問題ありません)。

退職金制度は、多種多様です。最近は確定給付から確定拠出に移行しています。自社で積み立てる、中退共や各種共済制度を利用するなど、様々です。
正社員だけでなく、パート社員にも退職金制度を導入する企業もあり、私もオススメしています。


認証制度・認定制度

色々な認証制度や認定制度があり、取り組まれている会社も多いです。
「採用に有利になる」という理由で取り組む会社もあります。実際に取り組んで成果が上がることが望まれます。
しかし、しっかり運用をしないと、取得しても効果が発揮されません。そうなるとかえって、定着率などに影響してしまうので注意が必要です。

今回のまとめ

今回は、会社の制度や仕組みについて書きました。
最初に書いたとおり、いい会社というより大きな会社の方が充実している印象はあります。
会社それぞれ色々と工夫して、働きやすくしたり、満足度を高くしたりしています。
長期的に見れば、働き手不足は続く見込みです。社員が働きやすい環境、満足度が高い制度・仕組みを構築していきたいですね。

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