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彼と生理の話をしよう


付き合うようになると、女性が嫌でも意識しなければならないことの一つが生理だと思う。
今日セックスできるのか、旅行やお泊まりする時に生理は被らないか、常備薬は持ち歩いているか、ナプキンの準備は万全か…


彼と付き合ってもうすぐ3ヶ月になるが、もちろん生理を迎えているわけで。
元彼たちと比べるわけではないが、彼とは生理について話すことがとても多い。
  
彼は男兄弟だからか、生理に馴染みがなく育ってきたようで、元カノたちと生理について話すこともあまりなかったらしい。
デリケートで、男性がむやみやたらに聞くのはタブーなものだと思っていたそうである。

しかし私と付き合ってから、私のことを色々と知りたいと思ったようで、そのうちの一つに生理があった。


デリケートでタブーな感じ、ちょっと分かる。
恐る恐る聞いてきた彼の表情は今でも覚えている。
この記事を読んでくださっている方の中にも、「えっ、生理について書くの?」と思われた方もいらっしゃるだろう。

でも付き合っていく上で、毎月やってくる生理とはどうしても向き合わないといけないし、パートナーとして、生理について知ってもらうのは、私自身とても有難かった。

「この歳になって恥ずかしいんだけど、生理についてよく知らないから教えてほしい。生理中にしてほしいこととかあれば知りたい。」と言ってきた彼に最初は少し驚いたものの、変に知ったかぶらず、教えてと正直に言ってきた彼は、やっぱりいい人だと思った。



私たちは普段、TimeTreeというスケジュールアプリを使っていて、お互いの予定を把握している。
生理予定日は、私がルナルナというアプリで管理しており、予定日をTimeTreeに記入する。
実際に生理が来た日も記入し、次回予定日も併せて記入するのである。

生理の症状は人それぞれであるが、私の場合ね、と断った上で、PMS症状や生理中のだるさ、メンタルや肌荒れの具合などを彼に伝えた。
記録に残るように、あえてLINEで送ったが、彼はスクショして保存しているらしい。

彼が少しでも分かるように、身体のだるさを10段階中で表したり、気持ちを絵文字で表したりしたのは好評だったようだ。



女性はホルモンバランスにより、1ヶ月で性格が4回変わると言われている。
生理前と生理中は、怒りっぽくなる人もいるのだが、私は悲しくなるタイプ。

今までは、「どうしてこんなに悲しいのに理解してくれないのぉぉぉ」と典型的な悲劇のヒロインやメンヘラモンスターを自分自身で生み出していたのだが、彼と付き合うようになってからは、彼らを生み出さなくなった。

いや、悲しくはなるのである。非常に悲しくなる。
でも、「理解してくれない」ということがなくなった今、「悲しい」で終わる。


これはある意味すごいことなのではないか。
私の場合、生理について知ってもらうことは、彼が理解してくれようとしていることを知ることであり、それに対して安心できる自分がいる。

生理のメカニズムを知ってもらうことももちろん大事なのだが、積極的に生理について知ろうとしてくれた姿勢に感謝している。



生理はデリケートな話題かもしれないが、決してタブーなものではない。
恋人とこんなに生理についてたくさん話すのは彼が初めてであるが、生理中のあのどうしようもなく落ち込んだメンタルにも効くとは。

生理は女性だけがなるもので、男性にどんなに説明しても、100%理解してくれることはできないかもしれないが、知ろうとしてくれること、知ってもらおうとすることは大事である。


恋人と生理について話してみるの、おススメです。

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