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アラサー夫婦の家探し はじまり

最近、そろそろ家を買いたいと思い始めるようになった。

家族も増えることだし、どこか拠点を構えてゆったり過ごせる家、場所を作り出したいと思う今日この頃。

さて、どうしたものか。

妻Nと話していても、「理想の家」って何だ?家探しをするにしても何から考えればいいんだ?となり、さっぱりである。

我が家にとっての「理想の家」とは何か、理想の家探しにおいて大切な話合いポイントを5つに絞ってみる。

これが皆さんの役に立つかどうかは不明だが、きっとどこか共通するところがあるのではないかと思いながら、自らの備忘録として書き留めていこう。

①通勤VS生活環境

まず理想の家探しに当たり第1のポイントとなるのが、会社への通勤を優先するか、自らの居住環境を選択するかの2択である。首都圏でも特に都内で働く人は共感できる人も多いのではないかと思う。

私たち夫婦は、以下のような会話により自らの居住環境を選択することになった。

妻N「私は暮らす場所、生活する環境を第一にしたい。自分たちが住む場所で仕事を見つけながら、暮らしていく環境で成立する仕事がいいなー。」

夫S「場所にとらわれない働き方を目指したい。そういう意味では居住環境を優先してもいいかな。でも、通勤時間は1時間程度が理想的ではあるよね。…」

結局、住む環境>職場距離を優先したということだが、これが吉とでるか、凶と出るかはわからない。

決断するべきポイントとして「通勤VS生活環境」が必ずと言ってよいほど立ちはだかる第一の壁である。


②なぜ家が欲しいのか?

私たちは賃貸ではなく戸建て住宅が欲しいと思っている。その理由は、賃貸は所有ではないため住宅の改造やリノベーションができないからだが、そもそも、なぜ家が欲しいのかについては議論していなかった。そう、第2のポイントはそもそも論として「なぜ家が欲しいのか?」について考えることになったのである。

私たち夫婦の意見はこうである。

妻N「家には、家族での大切な時間が流れていて、そこに家族の歴史や思い出がたくさん詰まっていて幸せに感じていた。そんな場所、空間を作りたいなー。賃貸は可変性がないのと、掛け捨てが辛い!」

夫S「そうだね、家族との時間は、家があることによってより濃くなると思う。共同作業みたいだしね。夜にはベランダで一緒に星を眺めたり、BBQしたり楽しかったな。そんな家族の深みが出るのも家が欲しい理由だね。」

そんなこんなで、賃貸ではなく、マンションでもなく、戸建て住宅が欲しいという結論である。

家にも様々な形式がある。マンションでも分譲か賃貸か、戸建てでも築古・中古か新築か、考える要素はたくさんあるが、まずはそもそも「なぜ家がほしいのか?」を考えると少し先が見えるかもしれない。


③家購入のタイミング

家が欲しい!のは分かった。

じゃあいつ家を購入するのか、家を購入するタイミングを第3に検討する必要がある。

これはもう個人個人の決断があり、いつ買うかなんて決めの問題だと感じている。

私たちは子供が産まれた後、子供の首が据わるのが2022年春と想定し、その後からなら物件見学を行うことにした。

なので、2022年春までに「理想の家」を定めて、購入に向かって走ることにした。家を買うタイミングなんてこんなものである。


④場所はどうするの?

家を買うために、2022年春には場所のリサーチをする必要がある。ただ、そもそもどのエリアに住むかが決まっていない。

そう、住むエリア・場所をどうする?問題が第4である。

私たちは結婚式を「鎌倉」で挙げた。結婚式の打合せで何度か、遠方の鎌倉へ足を運ぶようになり、少しずつ魅力を感じていた部分もあり、鎌倉いいよね~と二人で共感することが多かった。

それでも、鎌倉に住むには第1のポイントである「職場VS暮らす環境」の壁が立ちはだかり、踏み切れない部分があったのだが、ようやく「鎌倉」を中心としたエリアを居住環境に選定できそうである。

というのも住むエリアや場所は、何かしら縁のある場所やゆかりの地で決まるものであって頭で深く考えても解決しないものである。

自分たちも、他のエリアをたくさん見て回っても、結局帰ってくる場所が二人で良いと感じた鎌倉なのであった。最初から答えは決まっていたかのようだ。

少し意識して過去を振り返ってみると、一番最初に浮かんだ場所が、理想の住む場所ということもありえるだろう。

⑤どんな家が「理想の家」?

最後の第5ポイントは、どんな家が「理想の家」なのかについてである。

ここまでくれば、大体のエリアと家を買うまでのスケジュールは抑えたも同然。あとはどんな家が理想なのかを突き詰めていく必要がある。

私たちの理想の家は、新築ではなく中古住宅を購入し、季節や時期に合わせて何度も作り直せる「セルフリノベーションの家」であった。これからの社会を持続可能な社会を目指すため、自分たちの手で支えられるような家が理想だ!というコンセプトである。

一例に過ぎないが、どんな家が理想かを考えるのにも何かしら「コンセプト」がいる。

子供たちが楽しめる家、光がたくさん入る家、超広い平屋の家、どんなコンセプトでもいい。

軸となる考え方をよく話し合い、「コンセプト」を整理することで、家づくりを通して何を目指したいのか、どんな家族との時間を過ごしたいのかを考えるきっかけになった。


これからの家づくりが楽しみである。リノベーションの勉強しよ。


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