見出し画像

好きなものの話をしよう vol.4 NHK連続テレビ小説こと朝ドラ



好きなものの話をするんだよ
好きなものの話をすると楽しくなるの

ドラマ『Mother』より



先日、おちょやんが無事に終了しました。


朝ドラで書く!を有言実行です。


さて明日から、連続テレビ小説 第104作【おかえりモネ】のスタートです!


ヒロインを務めるのは清原果耶ちゃん。
清原果耶ちゃんの朝ドラ出演歴といえば、第93作の【あさが来た】、第100作の【なつぞら】で、抜群の存在感を示しておりました。
今回堂々のヒロインです。


ちなみに我が家で果耶ちゃんは”ゆりかご”というあだ名で通じます。
こちらもNHKの【透明なゆりかご】というドラマで主演を務められており、我が家なりに活動を讃えている呼び名なのであります。


半年たのしみです〜〜。


*・。*・。*・。*・。*・。*・。


わたしの人生初の朝ドラは
【あまちゃん】でも【ゲゲゲの女房】でも【ちゅらさん】でもなく、第56作の【あぐり】です。


話の内容は全く覚えていません。
だけど”あぐり”というタイトルと、ヒロインの田中美里さんのイメージだけはハッキリと覚えています。母が見てました。


はて、あぐりってどんくらい前だろうかと調べてみたら、なんと97年4月でした。
わたしが小学校2年生にあがる時期です。恐らく。かけ算より前です。


それともっと個人的に衝撃的な事実が発覚したんですが、あぐりの前作が【ふたりっ子】だったようで


「え、ふたりっ子って聞いたことあるぞ…」と
わたしの朝ドラアイデンティティが揺れました。


ただ”ふたりっ子”ってタイトルしか覚えがなく、それもリアルタイムでの記憶かも自信がなかったのですが


朝ドラの神さまの思し召しなのか、
この朝ドラマニアのためになんと、この春


あぐりとふたりっ子の再放送が始まりました。
アーメン。


まだ終わってないけど、やっぱりふたりっ子は全く覚えがありません。


一方あぐりの方は、オープニングが始まった瞬間、鳥肌が立ちました。曲に覚えがあったからです。


どっか別で使われてた?と思うくらい覚えがありました。本当にびっくりした。


ということで、わたしの人生初の朝ドラは
【あぐり】で、決定とします。パチパチ


*・。*・。*・。*・。*・。*・。


それから話もだいぶ記憶にあるのは、
第62作の【わたしの青空】
→ 第64作【ちゅらさん】
→ 第77作【ちりとてちん】
→ 第80作 【つばさ】
→ 第82作【ゲゲゲの女房】
→ 第84作【おひさま】


ちゅらさん、ゲゲゲの女房、つばさは全話見た覚えがありますが、上記の他の作品は見たり見なかったりでした。


*・。*・。*・。*・。*・。*・。


それから今日まで毎回欠かさず見るようになった運命的な朝ドラ作品の発表なのですが、それは


第85作【カーネーション】です。


尾野真千子さんヒロイン。舞台は大阪の岸和田。
日本を代表するファッションデザイナーのコシノ3姉妹を育て上げた母上さまがモデルとなったフィクションストーリーでした。


放送開始は2011年10月だそうです。
ということは、わたし丸10年欠かさず朝ドラ見てんだな。笑


他のNHKの番組を見ていたとき、恐らくほんの数秒、体感3秒くらい


「カーネーション、みてね」と尾野真千子さんのNHKCMが入ったんです。たまったま。


その当時の尾野真千子さんと言えば、わたし的に【Mother】とか【名前をなくした女神】とか、危ういけど、強い存在感のある女優さんというイメージで、爽やか朝ドラ?という感じだったんですが、でも、なぜか、


「見よう。絶対おもしろい」と思いました。


カーネーション、というタイトルの覚えやすさもあり、情報収集したらコシノのママ?やっぱりおもしろそうやん!と第1話から見ました。


子役の子と、ミシンを踏みながら歌う尾野真千子さんと、しょっぱなから謎のおばあさん。
めっちゃワクワクした…


そしてカーネーションを語る上で欠かせない存在と言えば綾野剛さん扮する周防さん…!


周防さん素敵すぎた。切なすぎた…!


徐々に話題になった作品で、再放送のとき特番が組まれるほどでした。


鼻が効いたようです。


*・。*・。*・。*・。*・。*・。


それからはずっと見てます。
あっと言う間だったな10年…


朝ドラ、というかNHK自体を見ている人が周りに少なくて、ほぼ家族以外誰とも共有できずに来ました。


最近とか、ヒロインをする女優さんあの人誰?
みたいな女優さんはあまり起用されていませんが、やっぱりわたしの周りの視聴率は良いとは言えない…


でも世間的には話題に上がるようになった気がします。
情報の入手経路が増えただけかもしれないけど。


あと他に周りの意見としては、15分と言えど、半年は長いとのことです。


でも面白いよ…!


舞台がいろいろなので、その土地を知ることができます。方言とかも面白いですよね。
第98作の【半分、青い。】は舞台が岐阜。
九州民のわたしは、初めて岐阜弁を岐阜弁として聞きました!笑


そして現代ドラマでなかったら、その時代背景を庶民目線で知れていいです。
お嬢さまなヒロインもいるけど。


それから夢を持つ真っ直ぐなヒロインたちの、職業の世界も見れて楽しいですよ。


今度の【おかえりモネ】は気象予報士
その前【おちょやん】は喜劇(舞台)女優
その前【エール】は作曲家
その前【スカーレット】は陶芸家
その前【なつぞら】はアニメーター


すごい!周りにいない!笑
みんなその時代を人生を生き抜いていて素敵です。


夢を叶えるヒロインたちは「やっぱりわたしはこれなんだ」を押し通す力がすごいです。


それが周りを巻き込むことになっても、唯一無二のものを残している。
やはり犠牲の上に成り立ってるものってあるよな、と苦さを感じることもあります。


わたしには出来ないけど、もうまさしく人生。
出来ないんじゃなくて、出会えてないのかもしれません。


ドラマだけどね…!わかってるよ…!!


一方で、苦難を乗り越えて偉大な功績を残す男の人を支える、内助の功もたくましいです。


代表的なのはやっぱり【ゲゲゲの女房】かな。
【エール】【まんぷく】もでした。


令和の時代の女性の生き方としては、古い、かもしれませんが、男性に仕えるという風潮があったにせよ、所詮は他人同士です。


そんな2人が距離を縮めて、歩み寄って、強い絆で結ばれていくのです。
人間模様を垣間見る中で、人を大切にするということを学ばせてもらえます。


でもやっぱり、たった1人の人から「あなたが側にいてくれたから頑張れた」なんて思われるような女性であることが、尊敬でもあり憧れです。


*・。*・。*・。*・。*・。*・。


第96作の【ひよっこ】
有村架純ちゃん扮するヒロインのみね子、その親友である佐久間由衣ちゃん扮する時子の夢は、女優さんになることでした。


人生をかけたオーディション(コンテスト)でのスピーチで、時子はみんなにこう語りかけます。


日本中の、いや世界中の女の子たち、女性たち、
いろいろ大変だよね、女として生きていくのは。

でも、女の子の未来は私にまかせて。
みんなあたしについてきて。


令和になって、男とか女とか、そんな線引きはもはやナンセンスかもしれませんが


この言葉は救いであり、希望でした。


大変だって思っていいんだ、そして明るい未来がこの先にあるんだと感じました。


いや、男性も大変だよ、男性になったことないけど、そのくらいの想像力はあるよ。


みんな大変、でいいんだよ。
でも大変のままで終わらないんだよ、大丈夫だよ。


どんな状態のわたしにも、答え、いやそんなに甘くはないな、ヒントをくれる気がします。


そんな遠いような近いような、わたしにとって絶妙な距離にいるのが朝ドラなのです。


*・。*・。*・。*・。*・。*・。


長くなりましたが、朝ドラだけを語る、めっちゃ気持ちよかった。
タイトルを羅列するだけでもめっちゃ楽しかった。笑
だいぶ自己満の極みですが、これぞ好きなものを語る上での真骨頂ですね。


読んで下さった方、ありがとうございました!







この記事が参加している募集

#スキしてみて

528,758件

#テレビドラマ感想文

22,125件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?