大学生のエジプト旅行記⑦
寝ぼけ眼のオアシス、それは砂漠に揺れる蜃気楼。
こんばんは。今日は、noteを始めて1週間記念日です🎉長く気ままに続けていきたいです。どうぞよしなに。
このエジプト旅行記は、恐らくこの記事を含めて4つほどで終わりを迎えます。
終わったら何を書こうか今から色々考えています。旅行記はしばらくないと思いますが、好きなこと、思ったことをつらつら書いていきたいな〜今からとても楽しみです。
旅の朝は早いです。
今日も早朝から出発〜。とっても楽しませて頂いた船とはお別れです。
シュクラン!
朝日に照らされるナイル。水面に映った光から目を離すことができませんでした。
実は、モーターボートに乗っています。昨日乗ったファルーカにエンジンつけたver.ってことですね。
ナイルを渡って向かうは
イシス神殿
あ、写真を間違えました。
エジプトは、野良猫、野良犬非常に多いです。野良犬初めてみたのでびっくりましたが、人間には寄ってこないんですね。
看板猫ちゃんに迎え入れられてイシス神殿へ。
THE KABE.
って感じですね。(2回目)
フィラエ島にあったことから、別名フィラエ神殿とも言うようです。
後ほど紹介することになるアブシンベル神殿と同じようにアスワンハイダムの影響でこの神殿も移動されて無事残っている神殿です。
イシス神殿は、エドフ神殿の神ホルスを産んだ女神イシスのために造られた神殿です。フィラエ島がホルスを産んだ場所とされていてエジプトの聖地と言われているそうです。
移動したため、今神殿があるのはフィラエ島の隣の島ですが、その島をフィラエ島の形に変形させたというのだから驚きです。徹底ぶりがえげつない。
真ん中がハヤブサの神ホルスくん、右がイシス女神です。
中はこんな感じです。
あ、また間違えちゃいました。神殿に住むなんてずるいぞ猫ちゃん!
いや、いすぎやんwww
しかも結構色が同化しててわからんよwそのまま一部になるんちゃうかwww
めっちゃ映え〜〜〜〜〜。
青空とのコラボが合いすぎてる。
柱はパピルスを模したものだそうです。
すぐ裏にナイル川が流れています。絶景…。
猫ちゃんたちともお別れしてまたモーターボートで戻ります。
そこから向かったのは
オベリスクの石切り場
③の記事で、ルクソールとカルナックの神殿についてお話した時に出てきたオベリスクを実際に切っていたところです。
ひたすら岩山w
少し登りました。直射日光を浴びながらせっせと登ってクラっときたのだけ覚えてますw(若者しっかりしろ)
切りかけのオベリスク。こんな感じで切ってたみたいです。
オベリスクは前の記事で説明した通り、一つの石から切り出しているため、こちらは途中で亀裂が入ってしまったので失敗作のまま現在に至るというわけです。
これがもし割れずに完成していたらエジプト最大のオベリスクになっていたらしいです。高さはなんと約42m。
ルクソール神殿にあったオベリスクで25mなので…想像しただけでやばいのは分かる…。
てかどうやって運んでたんだろう。ピラミッド作るくらいだからオベリスクなんて序の口だったんだろうかwww
お昼は、ヌビア料理。例の美味しくないサラダ(パン)とコシャリとボルシチ。
コシャリの麺が野球少年の帽子からちょっと突き出てしまった髪の毛なんだわwww
ランチを終えて向かったのは
アスワンハイダム
空もナイルも綺麗な青だ〜。
このダムのおかげで毎年起こっていたナイル川の氾濫は収まり、ダムを利用した水力発電によって電力の供給が増え、農業用水が不足していた地域にも水が行き渡るようになりました。
しかし、一方でこのアスワンハイダムによってできたナセル湖によって、アブシンベル神殿をはじめとした古代エジプトの遺跡群を水没の危機に晒されてしまいます。午前中に行ったイシス神殿はすでに8割が水没していたと言います。
アブシンベル神殿までも水没させてしまってはいけないと国際社会からの批判もあり、ユネスコの支援を受けたことがきっかけで始まったのがユネスコ世界遺産。
アブシンベル神殿は、世界で初めての世界遺産ということです。
このアスワンハイダムからバスで3時間ほど走ってアブシンベル神殿に向かいます。
途中、砂漠のど真ん中一本道をひたすら走ります。
生まれて初めて蜃気楼を見ました。
バスの中からなので綺麗に撮れませんでしたが、本当にそこにオアシスがあるかのように見えました。不思議だなぁ。
もし古代で私が生きていたら絶対この蜃気楼に向かって永遠に歩いての垂れ死んでたな…
古代に蜃気楼の犠牲者ってどのくらいいたんでしょうかね〜。
無事、今晩泊まるホテルに到着です。最高のロケーション!
…ではあったんですが、部屋のお風呂がタンク式で人1人入れるか入れないかぐらいのお湯しかなかったのが痛かったですwww
アスワンハイダムどうにかどうにかしてくれ頼むwww
暗くなってきた冷えてきたところで、アブシンベル神殿に音と光のショーを見に行きます。
夜のアブシンベル神殿(裏側)です。こんな綺麗な藍色初めて見た。
ラムセス2世の話からアブシンベル神殿がここに移動するまでの話を軸に見事なプロジェクションマッピングを見ることができました。
うおおおおお!!!すげぇぇぇぇぇぇぇ!!
なんという迫力。ついにここまで来てしまったぞ。アブシンベル神殿来たぞ!
これを見ずに帰るなんてそれはエジプトを観光したなんて言えませんよ奥さん。
ああ、これだ…。圧巻です。ユネスコありがとうだわ。
こちらが小神殿。こっちもすごいよ。
神殿内に入るのはまた明日。神殿の詳しいお話は次の記事で書きます。
なんかもう何も言葉が浮かばないし口がポカンと開くだけなんだけど、この感動どうにか伝われ。
来るべき場所に来た感がすごい。別にルーツってわけじゃないけど、死ぬまでに来ないといけない場所だった感は否めません。
本当に旅好きの皆さんは死ぬまでにエジプト、アブシンベル行ってください。
てか、旅初心者の私がこれを序盤で見てしまったのやばいかもしれんwこれに勝るものじゃないと感動できない気がするwww
まぁそんな心配はいいか。
面白いと思ってくださった方はスキとフォローよろしくお願いします。
次回、朝日とアブシンベル神殿。
では。
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