見出し画像

今週のみなとニュース(1日でも早く改善しないと/1人では無理でも、みんなの力で/それはそっとしておいてほしい)

みなと隆介の近況:1日でも早く改善しないと

 12月16日は、あるエリアで「お話し会」を開催しました。そのエリアに住んでいる同世代の方から「誰でも気軽に参加できるような形で集まりを開いたらどう?」とアドバイスをいただき、早速計画したのでした。
 当日は地域の党員2名と、私と同世代のご夫婦、そしてご夫婦の子どもさんとそのお友だちの、計7名の参加でお話しました。私からは殆どお話せず、様々なお話をお聞きするというスタイルで実施したのですが
「学校にはまだ和式トイレがたくさんある。でも私は和式トイレが使えない」
「小学校に入る前に和式トイレのトレーニングをしてきてくれと言われて困惑した」
「ある中学校には「着替えなおし」という変な習慣がある。誰か1人でも体育の授業に遅れたら、罰として全員が一から着替えなおしをさせられるんです」などの疑問の声がいくつも出されました。
 どれも非常に不条理な話だなと思います。子どもたちのためにも、1日も早く改善しなければと思っています。
 

三国本町公園の地域猫ちゃん

みなと隆介の視点:1人では無理でも、みんなの力で

 自民党の裏金問題はとどまるところをしらない状況です。岸田内閣と自民党の支持率は急落。一方で野党の支持率が大きく上がるわけでもく、まさに「政治不信」が高まっているのでは?との危惧を強く持っています。「政治を諦めないでほしい」。このことは前回も書きました。
 ところでクリスマス前に、あるカフェのインスタグラムにこんな内容が掲載されていました。「酷暑、台風、12月の高気温により例年にないイチゴ不足となっているようです」と。
 自己責任論が幅をきかせるなか「政治の力を借りなくたって」という思いを持つ方も多い昨今ですが、少なくとも気候危機の問題は1人の力で到底解決できません。発がん性が最高レベルに引き上げられた有機フッ素化合物(PFAS)汚染の問題もそうです。さらに学費が高いことも、同性同士で結婚できないことも、介護や学童保育現場の低賃金も、政治が変われば変えられます。インボイスも撤回もできます。
 みんなの力を合わせて、選挙を通じて、政治を変える。どうか諦めずに、そんな2024年にしましょう。
 

2024年もよろしくお願いいたします

ゲイの当事者として考えてきたこと:それはそっとしておいてほしい

 お正月がやってきます。かつては私も、年末年始には親とともに祖母の家に行き、親族一同と楽しく食事をしたり、喋ったりしたものでした。ところが、そんな楽しい場でも、ゲイの当事者には嫌な質問があります。
 「彼女はいるの?」「結婚はしたの?」です。
 特に20代後半までは親にもカミングアウトしていなかった私にとって、この質問は苦痛でした。「いない」と言えば「早く」と迫られ、「彼女がいる」と嘘をつけば、嘘に基づいて聞かれるし、とはいえ本当のことは言えないしと、ほんまにこの質問は苦痛でした。
 しかし考えてみれば、異性愛の方でも「結婚したの?」「子どもはできたの?」などの質問に嫌な思いをされている方もいるのでしょう。年末年始、少し、質問の内容を考えて直してみませんか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?