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グローバルアスリートプロジェクト発足!

めちゃくちゃ今更ですが、グローバルアスリートプロジェクトを立ち上げた理由を書いてみました。

【グローバルアスリートプロジェクトとは?】
理念:多くの日本人が外国語のコミュニケーションスキルを身につけ、世界を舞台に活躍し続けることを応援する!

ミッション:
 ①「世界を舞台に活躍し続けるにはなぜ語学力が必要か」を広く啓蒙し、世界に挑戦する日本人アスリートの語学習得をサポートする。
 ②子供達にスポーツを通じて語学を学べる教育環境を提供し、世界に通用する国際人を育成する。
 ③海外でプレー経験があり、外国語のコミュニケーションスキルを身につけているアスリートの引退後のセカンドキャリアの場を提供する。

上記の理念とミッションを掲げて2010年に発足しました。このプロジェクトを立ち上げようと思ったきっかけは、僕自身の経験とも大きく関係していますが、今回は少しそのお話をさせてください。

スポーツビジネスの世界で様々な経験をする

僕は2004年にスポーツビジネスの世界に入り、それから18年以上、様々なスポーツビジネスを経験をしてきました。

選手マネジメントにおいて日本人で初めてスペインリーグでプレーし、フットサル日本代表を長年牽引したフットサル界のキングこと木暮賢一郎をはじめ、サッカー日本代表GK・川島永嗣、卓球・中国超級リーグで日本人として初めてシングルスで勝利した卓球元日本代表の小西杏や日本人メジャーリーガーなど、海外で活躍する様々な競技のプロアスリート達をマネジメントする機会に恵まれました。

選手マネジメント以外においても、Jリーグクラブをゼロから立ち上げる仕事をきっかけに、Jリーグクラブやプロ野球球団のビジネス面でのサポート、スポーツブランドのプロモーションやマーケティングサポート、スポーツイベントの主催や運営、スポーツ業界に就職したい学生のサポートなどなど、様々なスポーツビジネスに携わらせてもらいまいた。

サッカーW杯にも前職の広告会社に勤務していた時に日韓W杯の仕事に携わり、南アフリカW杯、ブラジルW杯に仕事で現地に行き、その他にもヨーロッパのサッカーやアメリカのプロスポーツ(MLB、マイナーリーグ、NFL、NBA、WNBA、NHL、MLS、カレッジスポーツ)、その他スポーツビジネスを直に接する機会に恵まれてきました。毎年5、6回くらいは海外出張に行くようになりました。しかし頻繁に海外出張に行くようになり、僕自身ぶつかったのが 言葉の壁 です。

英語が話せず、各地で出会う外国のスポーツビジネスパーソンや選手たちとコミュニケーションが取れない、気持ちが通じ合えない・・・目の前にたくさんの出会いがあるのに・・・本当に悔しい思いをしました。学生時代になぜもっと真面目に英語を勉強しておかなかったのかと激しく後悔しました。ちなみに学生時代は誰よりも英語を勉強しなかった自信があります!!(勉強しなかったのは英語だけじゃありませんが・・・)

英語学習を決意!!

その後、30歳中盤を過ぎてから真剣に英語を勉強することを決意し、英語に関する本を買い漁り、あまりにも基礎が無いため、中学生が勉強するような教材で中学3年分の英語を一から全部やり直し、英会話学校にも通い、聞くだけで話せる(はず?)の英会話教材も使いました。
ありとあらゆる英語学習法を試しました。
膨大なお金とそれなりの時間を英語学習に充てました。
それなのに思うように上達しない…。
自分には英語を話すセンスがないのかとさえ思うようになりました。

きっかけは川島永嗣

英語の勉強を決意したのは、川島永嗣の海外移籍がきっかけです。
僕は彼がまだ20代前半の頃に出会ってから海外移籍に至るまでの10年以上、マネジメントという立場でずっと彼をそばで見てきました。
彼はゴールキーパーが海外でプレーするためには、複数言語の習得が必須であることを理解し、何年も前から毎日毎日、語学の準備をしていました。
プレーヤーとしての実力や活躍はもちろんのこと、それらの努力が実を結び、一つの夢を叶える瞬間を目の当たりにしたのです。

さらにその後も彼は、ヨーロッパにおいて決して市民権を得ているとは言えない日本人GKが、監督・コーチ、チームメイトや地元サポーターから受け入れられるために、いかにコミュニケーションが大切であるかを理解し、ピッチの中でも外でも、きちんとその国の言葉を使ってコミュニケーションをとる姿を、僕は間近で見ることができました。

そして、彼のように語学の重要性を認識し、きちんとした準備をして言葉の壁を乗り越えることができれば、日本人はもっともっと海外で活躍できるのでは!と感じるようになったんです。
僕自身がスポーツビジネスの世界で言葉の壁にぶつかり苦労しているように、スポーツ選手の世界でも言葉の壁にぶつかり本来の実力を発揮できない、ということが起きているのではないかと。

実際に海外に移籍したものの、コミュニケーションが上手くとれず、帰国したアスリートの話を関係者も含め、色々な方から聞きました。こうした状況を何とかしたいと思うようになりました。

これが、このプロジェクト発足のきっかけです。
その後、僕の想いに賛同してくれる人達との出会いにより、想い描いていたものが形になり、2011年にプロジェクトが発足し、スタートすることができました。

発足からこれまでの3年間で200人を超えるアスリートの語学習得サポートをしてきました。

こども達にスポーツを通して英語を学ぶスクールも立ち上げました。

海外でプレーをした選手たちのセカンドキャリアサポートなどにも力を入れていく予定です。その第一弾は小西杏の卓球スクールです。

これからもっともっとやりたいことが沢山あります!!

Global Athlete Project公式WEBサイト



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