二村知子 隆祥館書店

「伝えなければならないこと」を書かれた本を中心にリクエストも交え『作家と読書の集い』を…

二村知子 隆祥館書店

「伝えなければならないこと」を書かれた本を中心にリクエストも交え『作家と読書の集い』を企画。子育てに悩む親御さんのために「ママと赤ちゃんのための集い場」「絵本選書」「一万円選書」も始めました。『AERAの現代の肖像』『ドキュメンタリー映像20』『セブンルール』の取材を受けました。

マガジン

  • 「作家と読者の集い」イベントレポート

    テレビや、メデイアでは、報道されない、けれども伝えなければならないことを著された本を中心に、お客さまからのリクエストにも、お応えるする形で継続してきたトークイベントのレポートです。

  • 「作家と読者の集い」

    2011年から、作家と読者が、直接話すことのできる「作家と読者の集い」を始めました。 お客様のニーズに応じながら実施してきた集いでは、「作家と編集者が、一冊の本に、納まることの出来ないほどの熱い思いを持っておられることや、本が出来上がるまでの苦労話など、直にお会いして初めて知ることができた。」と感動の声をいただく事ができました。 メディアでは、報道されない、けれども伝えなければならないことを著された本を中心に、お客さまからのリクエストにも、お応えする形で継続して参りました。お陰様で、最近では、作家さんやジャ-ナリストの方々、そして本の編集の方からもイベントへのリクエストをいただけるようになりました。これからも隆祥館書店を支えてくださる読者のお客様の期待にそえるような本のイベントを企画していきたいと思っておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。

  • 隆祥館書店からのお知らせ

    今、私達は森林を訪れ、自然の素晴らしさを満喫し、心のリフレッシュをしてはあらためて掛けがえのない この「地球」を守ることの大切さを感じています。  読書の世界も同じです。人間が築いてきた 「本」という素晴らしい木々の 生い茂った世界に入っていくことです。 私達は、自分一人だけでは決して体験できない多くのことを知り、感じることができます。 それは、ある時は楽しく、ある時は美しく、時には考えさせ、涙を流させ、今までに 知らなかった見たことも無かった素晴らしい世界に連れていってくれます。  この「本」の森の中へ、あなたが足を踏み入れさえすれば、そこはきっと あなたの求めていたものがあるはずです。  あなたの心をもっと新しくもっと素晴らしくしてくれるもの、それが「読書」の世界です。その森には今日も新しい「本」という木々が植え続けられ、あなたの訪れを待っています。

  • 「絵本と遊びで、心を育むママと赤ちゃんのための集い場」

    「インタ-ネットでは、子育ての情報も氾濫していて、何が正解なのかわからない」そんな方々のお悩みに、お応えさせていただくために、臨床心理士・公認心理師の、宝上真弓先生と、芳沢実依先生と共に、2015年から始めました。 集い場では、子育てにとっての信頼できる情報と共に、親子がありのままでいられる、ほっとできる居場所を目指しています。パパはもちろん、おばあちゃん、おじいちゃんも大歓迎です。子育て中のママの心のケアも大切にしています。

  • 『一万円選書』 お客様、お一人お一人に、必要な本を丁寧に。

    人の悩みが千差万別ならば、本もまた多様に存在します。 おひとりずつに、固有の状況や嗜好をお聞きして1万円という御予算の中で、 僭越ながら隆祥館書店の二村知子が、それに対応、複数選んで構成いたします。 ご自身では選ぶことの無かった本との出遭いをお手伝いさせて頂くことができれば 嬉しい限りです。

最近の記事

『中学生から知りたいパレスチナのこと』ミシマ社発刊テーマ 『あらゆる人が戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために』岡真理さん×小山哲さんによるトークイベント報告レポート

岡先生から、「イスラエルは入植者 植民地主義によって建国され、ユダヤ人至上主義体制を維持するためにアパルトヘイトを敷いている。今ガザで起きていることは、国家に対して民族浄化され、アパルトヘイトの体制下で抑圧される先住民が、解放を求めて抵抗している脱植民地化の闘いである。それはベトナム戦争におけるテト攻勢と同じなのだと。 ハマスは、テロではなく、これまでされてきた〝ジェノサイド〟への抵抗なのだ」 そして、「イスラエルによるガザの〝ジェノサイド〟とその陰でヨルダン川西岸地区で進

    • 11/3(日)「フィンランドに恋して~Suomiでしたい50のリスト~」みらいパブリッシング発刊 テーマ『幸福度ランキング1位のフィンランドって、どんな国? 』ゲスト: 伊集院 霞 さん

      今回は、「フィンランドに恋して~Suomiでしたい50のリスト~」を、みらいパブリッシングから上梓された伊集院霞さんに、お越しいただけることになりました。 下記は、伊集院霞さんからのメッセ-ジです。 「世の中には、呼ばれないと行かれない場所があると言います。これまでたくさんの国を旅してきましたが、私にとってフィンランドはまさにそんな場所です。きっかけはインドで出会った一人のフィンランド人。森と湖の国はそれまでムーミンやサンタクロースが住む遠い国という認識しかなかった私に

      • 人と企業の社会貢献を応援する日本フィランソロピー協会の刊行誌〝フィランソロピー〟281号、特集『本のチカラ』に、京都橘大学教授、河野通和さんと、title店主の辻山良雄さん、隆祥館書店、二村知子の鼎談が、掲載されました。

        司会は、河野通和さん 河野さんは、「独立編集者・読書案内人」という立場で、書評をされたり、京都「たちばな教養学校Ukon(うこん)」、軽井沢「本の學校」などでプロデュースをされている方です。 河野さんが、聞き手も務めて下さいました。辻山さんと、河野さんとのお話は、本への思いにも同じものを感じました。波長が合い、まるで、本屋の空間で話しているようにリラックスしてお話することができました。   辻山さんとは、初めてお会いしましたが、とても感じの良い方で、本を媒介にして心の

        • 10/26(土)『国民の違和感は9割正しい』PHP研究所 発刊テーマ 『私たちが自分と家族と子供たちとこの国の未来を守るためにできることはあるのか?』ゲスト: 堤未果さん

          今回は、『国民の違和感は9割正しい』を、上梓された国際ジャ-ナリストの堤未果さんに、お越しいただけることになりました。 下記は、堤未果さんからのメッセ-ジです。 「コロナワクチン(mRNA)が体内で作る<スパイクタンパク>が毒だとわかり、世界中が接種をやめてもまだ国民に打たせ続ける日本政府。10月からはいよいよ体内で自己増殖までする世界で唯一日本だけが承認した「コスタイベ」という名の遺伝子製剤が、高齢者と基礎疾患者限定で定期接種を開始します。自民党総裁選のその裏でどんどん

        『中学生から知りたいパレスチナのこと』ミシマ社発刊テーマ 『あらゆる人が戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために』岡真理さん×小山哲さんによるトークイベント報告レポート

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        • 人と企業の社会貢献を応援する日本フィランソロピー協会の刊行誌〝フィランソロピー〟281号、特集『本のチカラ』に、京都橘大学教授、河野通和さんと、title店主の辻山良雄さん、隆祥館書店、二村知子の鼎談が、掲載されました。

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        • 「作家と読者の集い」イベントレポート
          32本
        • 「作家と読者の集い」
          38本
        • 隆祥館書店からのお知らせ
          60本
        • 「絵本と遊びで、心を育むママと赤ちゃんのための集い場」
          9本
        • 『一万円選書』 お客様、お一人お一人に、必要な本を丁寧に。
          12本
        • 浦川泰幸の健康道場プラス「二村知子の今週の一冊」
          26本

        記事

          10/18(金)『終わらないPFOA汚染』旬報社 テーマ 『PFOA汚染の実態だけでなく、その背景にあるこの国の「公害行政」の欠陥を明らかにする』ゲスト: 中川七海さん 小泉昭夫先生

          今回は、『終わらないPFOA汚染』旬報社 を、上梓されたジャ-ナリストの中川七海さんと、20年にわたり全国のPFOA汚染を調査し、摂津市の汚染源がダイキンであるとつきとめた京都大学医学研究科名誉教授 小泉 昭夫先生に、お越しいただけることになりました。 下記は、中川七海さんからのメッセ-ジです。 「PFOA公害の取材に着手したのは2021年春、28歳の時でした。気づけば32歳。取材に没頭していると、あっという間に時間は流れていきます。この間ずっと、被害者が企業や国家権力と

          10/18(金)『終わらないPFOA汚染』旬報社 テーマ 『PFOA汚染の実態だけでなく、その背景にあるこの国の「公害行政」の欠陥を明らかにする』ゲスト: 中川七海さん 小泉昭夫先生

          『ヤンバルの深き森と海より』『魂魄の道』影書房発刊テーマ 『沖縄戦やアジア・太平洋戦争について振り返り、現在進められている米軍と自衛隊の強化について考える』ゲスト: 目取真俊さん 聞き手: ノンフィクションライター木村元彦さん 報告レポ-ト

            今回の「作家と読者の集い」は、本だけでは決して伝えられない目取真俊さんの肉声の力を感じた。今まで300回以上してきた集いだが、直接、聴かせていただけることの意義をあらためて深く感じた。開催して良かった。目取真さんに、お願いし、ご縁をつないで下さった木村元彦さんに心から感謝している。   目取真さんが、沖縄の今帰仁(なきじん)で、祖父母や御父上、親戚から聞かされてきた戦争中のこと、当事者として体験されていること、その目取真さんの突き刺すような言葉は、沖縄を捨て石にしてきた

          『ヤンバルの深き森と海より』『魂魄の道』影書房発刊テーマ 『沖縄戦やアジア・太平洋戦争について振り返り、現在進められている米軍と自衛隊の強化について考える』ゲスト: 目取真俊さん 聞き手: ノンフィクションライター木村元彦さん 報告レポ-ト

          10月16日水曜日絵本と遊びで心を育む「ママと赤ちゃんのための集い場」のご案内

          「インタ-ネットでは、子育ての情報も氾濫していて、何が正解なのかわからない」そんな方々のお悩みに、お応えさせていただくために、臨床心理士・公認心理師の、宝上真弓先生と、芳沢実依先生と共に、2015年から始めました。 集い場では、子育てにとっての信頼できる情報と共に、親子がありのままでいられる、ほっとできる居場所を目指しています。パパはもちろん、おばあちゃん、おじいちゃんも大歓迎です。子育て中のママの心のケアも大切にしています。 大阪市中央区(谷町六丁目) 隆祥館書店で毎月

          10月16日水曜日絵本と遊びで心を育む「ママと赤ちゃんのための集い場」のご案内

          佐々涼子さんが、鬼籍に入られました。佐々さんとのメ-ルのやりとりを見ては、当時を思い出し、涙が出て来ます。追悼したい。けれど、この思いをどのように伝えれば良いのかわからなくなり、時系列で書くことにしました。隆祥館書店では、『エンド・オブ・ライフ』という本を上梓された年、2020年の8月22日に、イベントを開催しました。コロナ禍ということもありオンラインのみでのイベントでした。

          ※佐々涼子さんのメッセ-ジにつきましては、ご家族の承諾を得て掲載しております。 実は、2月に発売されて読みたいと思いながらも、日々の仕事に追われて積読になってしまっていたのでした。 けれども7月22.23日の連休に、『エンド・オブ・ライフ』を読んで感動し、すぐにその思いを佐々さんに、伝えたのでした。 【2020年7月23日のメールより】 「佐々涼子様 大変ご無沙汰しております。 隆祥館書店の二村知子です。 以前、大阪トーハンの新年会で、ご挨拶させていただきました。 ノン

          佐々涼子さんが、鬼籍に入られました。佐々さんとのメ-ルのやりとりを見ては、当時を思い出し、涙が出て来ます。追悼したい。けれど、この思いをどのように伝えれば良いのかわからなくなり、時系列で書くことにしました。隆祥館書店では、『エンド・オブ・ライフ』という本を上梓された年、2020年の8月22日に、イベントを開催しました。コロナ禍ということもありオンラインのみでのイベントでした。

          ひとりの書店主として伝えたいこと note を見て応援のメッセ-ジを下さった全国の読者の皆さまありがとうございました。とても勇気づけられました。心より感謝申し上げます。「note見てます」と言って多くの出版社さん、そして同業者さん、からも、信じられないぐらい沢山の連絡をいただきました。JBプレスの記者さんからも取材がありました。ありがとうございました。その後のことを以下にご報告したいと思います。

          【その後について】 noteの記事を読まれた版元さんから、「結局、遅延の件はどうなったのか書いて欲しい」と言われたので書かなければならないと思ってはいた。ただ、小さな書店が、踏ん張って生き残るためには、日々の努力しかなく、読まなければならないゲラの数々、イベントの準備など、進めていかなければならない仕事も山積みで、その時間があれば、本来の仕事をしたいと思ってしまう自分もいた。 けれども、Amazonではなく隆祥館書店に来て下さるお客様のために、なぜこのようなことが起こったの

          ひとりの書店主として伝えたいこと note を見て応援のメッセ-ジを下さった全国の読者の皆さまありがとうございました。とても勇気づけられました。心より感謝申し上げます。「note見てます」と言って多くの出版社さん、そして同業者さん、からも、信じられないぐらい沢山の連絡をいただきました。JBプレスの記者さんからも取材がありました。ありがとうございました。その後のことを以下にご報告したいと思います。

          10/6(日)『中学生から知りたいパレスチナのこと』ミシマ社発刊 テーマ 『あらゆる人が、戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために』ゲスト: 岡真理さん 小山哲さん

          今回は、『中学生から知りたいパレスチナのこと』を、ミシマ社から上梓された早稲田大学文学学術院教授の岡真理さんと、京都大学大学院文学研究科教授の小山哲さんに、お越しいただけることになりました。 下記は、岡真理さんからのメッセ-ジです。 「新しい世界史とは、この地上に生きるすべての者たちにとって、生きるに値する世界を創る、そのためのパースペクティヴを育むためのものだ。それはたとえば、「もしこの戦争が2200万人の同胞に自由と平等をもたらすと思うなら、俺は明日にでも入隊するだろ

          10/6(日)『中学生から知りたいパレスチナのこと』ミシマ社発刊 テーマ 『あらゆる人が、戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために』ゲスト: 岡真理さん 小山哲さん

          9/18(水)『ヤンバルの深き森と海より』『魂魄の道』影書房発刊 テーマ 『沖縄戦やアジア・太平洋戦争について振り返り、現在進められている米軍と自衛隊の強化について考える』ゲスト: 目取真俊さん 聞き手:ノンフィクションライター木村元彦氏

          ※会場リアルは、定員となりました。リモートは、受付中です。 今回は、芥川賞作家・目取真俊さんがお越し下さることになりました。8月15日に、イミダス に掲載された「教科書には書かれない沖縄戦の“実相”」ノンフィクションライター、ビデオジャーナリストの木村元彦氏の記事   https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-248-24-08-g706?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR0l64aHcCtynLse003uzWxeAK1cb

          9/18(水)『ヤンバルの深き森と海より』『魂魄の道』影書房発刊 テーマ 『沖縄戦やアジア・太平洋戦争について振り返り、現在進められている米軍と自衛隊の強化について考える』ゲスト: 目取真俊さん 聞き手:ノンフィクションライター木村元彦氏

          8/24『今夜、喫茶マチカネで』集英社 発刊記念 テーマ『今、平和のために町の書店と私たちができること』ゲスト: 増山実さん 報告レポ-ト

          第一部では、らんぷ堂書店、喫茶マチカネ、などが出てくる今回の物語を描こうと思われた背景についてお聞きしました。 増山さんは、街が好きなんだと仰いました。しかも昭和のノスタルジ-の残る街が好きで、阪急 石橋駅は、それが維持されているとのことでした。 増山さんの作品の登場人物から、街やそこに暮らす人のリアルを感じます。決して表には出てこないものですが、人には、それぞれ生活や歴史、出来事があって、それが社会や、大きなものに絡むことがあるのです。 残らない小さいものかもしれない

          8/24『今夜、喫茶マチカネで』集英社 発刊記念 テーマ『今、平和のために町の書店と私たちができること』ゲスト: 増山実さん 報告レポ-ト

          ひとりの書店主として伝えたいこと。お客様からご注文を頂いていた「正体」は、ブックライナーには在庫が無く、光文社さんにFAX注文、搬入日は7月31日と電話で確認したが、入って来なかった。お盆での読書を楽しみにされていたお客様は落胆されて、返金を求められた。搬入から19日後の8月19日にようやく、その注文品は入って来た。この問題について担当者の上司から連絡があったが・・・

          8月21日水曜日だった。 この頃、noteの記事の「スキ!」が6200を超え、同業者の方々が、「X」に、「当店は、注文から10日以上かかっている」など、取次に対する遅延の声が、全国から寄せられていた。 Facebookを読まれたジャーナリストの方からも取材が入っていた。 また、「現場の書店員は、みな同意していると思います、一部の心無い投稿は気にしないでくださいね」という励みになるメッセージもいただいた。 悔しい思いをしているのは、私一人ではない。だからこそ、「何を今さら」

          ひとりの書店主として伝えたいこと。お客様からご注文を頂いていた「正体」は、ブックライナーには在庫が無く、光文社さんにFAX注文、搬入日は7月31日と電話で確認したが、入って来なかった。お盆での読書を楽しみにされていたお客様は落胆されて、返金を求められた。搬入から19日後の8月19日にようやく、その注文品は入って来た。この問題について担当者の上司から連絡があったが・・・

          ひとりの書店主として伝えたいこと、7月29日時点でブックライナーには在庫が無く、光文社さんにFAX注文、搬入日は7月31日と聞いたが、搬入から19日後、ようやく、お客様の注文品は、入って来た。けれども...

          取次からの遅延の話をすると、「何十年も前から起きていることなのに、なぜ今さら?」と、いう人が同じ本屋の中でもいた。 客注品が入らず、ジュンク堂や、紀伊國屋書店へ、8.5掛けで買える「仲間卸しのカード」を持って、買いに走る書店もある。当店も例外ではない。取次が、8%も取るブックライナーは、使いたくても在庫が無いときが、多々あるのだ。また利益が少なくなるため敷居が高い。けれどもお客様がお急ぎの場合は、使っている。(お盆も、現に使ってお客様に渡していた。) 8年ぐらい前から、と

          ひとりの書店主として伝えたいこと、7月29日時点でブックライナーには在庫が無く、光文社さんにFAX注文、搬入日は7月31日と聞いたが、搬入から19日後、ようやく、お客様の注文品は、入って来た。けれども...

          ひとりの書店主として伝えたいこと、お盆前の一件以来、他のお客様の注文に対しても、同じようなことになるのではないか?心配で堪らなくなり朝から取次の担当者に連絡した。

          遅延のためにお客様に、本をお渡しできないようなことは、もう二度と繰り返したくない。 いただいている注文品すべての搬入日と、ISBNコードを伝え、敏速な対応をお願いした。 返金せざるを得なかったお客様のご注文の本「正体」染井為人著・光文社発刊については、いつ入るのか? 尋ねた。 すると、「申し訳ありません。あれは、見つからないのです。デ-タ-発注ですか?と聞かれた。」 スタッフが、FAXで注文した旨を伝え、版元の光文社さんから、7/31搬入との返事をいただいたことも伝え

          ひとりの書店主として伝えたいこと、お盆前の一件以来、他のお客様の注文に対しても、同じようなことになるのではないか?心配で堪らなくなり朝から取次の担当者に連絡した。

          ひとりの書店主として、伝えたいこと とうとう危惧していたことが現実になってしまった。

          8月10日土曜日、とうとう危惧していたことが、現実になってしまった。 一人のお客様が、レジのところに来られ、 「先月7月29日に、お願いしていた本、入ってますか?」と言って尋ねて来られたのだ。 注文帳をめくると、7月29日の欄に「正体」染井為人著・光文社発刊 1冊と、スタッフTの字で書かれていた。光文社さんから取次への搬入日は、「7/31」と書かれている。 7/31から、今日8/10となると、取次で10日も止まっていることになる。  8/6  か、7日の時点で、本屋とし

          ひとりの書店主として、伝えたいこと とうとう危惧していたことが現実になってしまった。