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【ショートショート】診断メーカー

「犯行時刻」「対象」「殺害方法」「被害者数」

ギョッとするような言葉がトレンドに並んでいる。事件の話だろうか。

そう思いタップしてみると、何のことはない、今流行りの「診断メーカー」だった。しかし、この「診断メーカー」には度々ドキッとさせられる。

この間も、「あえぎ声」だの「援交募集」だの危なっかしい言葉が次々にランクインしていて、ついにこの国は終わったのかと思ったほどだ。

まあ、確かにやってみたい気持ちも分かる。自動生成のbotだとはいえ、自分を言い表してくれる言葉というものは心地いいものだ。特に、我々のようなアイデンティティを見失いがちな現代人にとっては。

せっかくだ。暇つぶしに、私もやってみることにしよう。

誰かのくだらない診断結果からサイトにとぶ。名前の欄に、「後藤宏」と入力し、「診断する」のボタンを押す。

『あなたが殺人鬼になったら、犯行時刻は深夜、対象は一家で、殺害方法は刺殺、被害者数は3人でしょう。』

「ははっ、いやにリアルだな」

もっと馬鹿げたような結果が来ると思ったが、こんなパターンもあるらしい。

それにしても、どうしてこんなに流行っているのだろうか。流行というのはいつも不可解である。

私は画面をオフにし、床に就いた。

(*)

異変が起こり始めたのは次の日だった。

朝、寝ぼけ眼でTwitterを見ると、またトレンドがおかしなことになっていた。確認してみると、やはり「診断メーカー」である。

私は昨日の疑問を思い出した。よし、もう少し遊んでみることにしよう。何事も知らないくせに文句を言うものではない。

そう思い、試しにトレンドに載っている「あなたの運命の人診断」をやってみることにした。

名前は記憶されているようで、入力する必要はなかった。そのままスムーズに「診断する」のボタンを押す。画面が移り変わり、診断結果が表示された。

『あなたの運命の人は、福井秀子さんです。』

もちろん、そんな女性出会ったこともない。とはいえ、これから出会わないとも言い切れない。絶妙なラインだ。

なるほど、こうしたバランスが淡い期待を刺激し、人々を診断に走らせるのかもしれない。そう思うと、退屈しのぎくらいにはなる気がした。

そう、退屈しのぎ。私はそれくらいにしか考えていなかったのだ。その日の昼までは。

私は会社の昼休憩に、外へ出るクセがあった。人生の大半を占める仕事という名の拘束に疲弊した心は、できる限りの逃避を求めた。

外へ出るからにはもちろん外食をする。私は裕福などでは決してない。けれども、牛丼やラーメンのようなチェーン店のファストフードを食べるのはどこかわびしい思いがして、いつも奮発して路地裏にひっそりと構えている割合いいお店に行ってしまう。

だから、外食は高くつくのだが、自分の心を鎮めるには仕方ない。多少コストがかかったとしても、やりたいという気持ちの方を、私は大事にしていた。やりたいことをやるためなら、手段は選ばない。

その日は、カフェを訪ねた。会社の前の大通りを南に5分ほど進み、薬局を右に曲がる。すると、初見では気付かないような細い道がある。

そこをずっと行くと、行き詰まりに古びたアパートがあり、その一階を改築したところにカフェはあった。

その日も、いつものように渋茶色の扉を開いて、扉に取り付けられたベルの音とともに店内に入り、カウンターの左端、店の一番奥の席に私は座った。

そうして、お決まりのブランドコーヒーとフレンチトーストのセットを頼み、シナトラが流れる中、小林秀雄を読みながら、優雅に過ごしていると、隣に女の座る気配がした。

チラッと隣を見ると、女は新卒くらいの若い女子である。制服を着ているが、うちの会社のものではなかった。

私は店内を見回した。古いアパートを改装したこの店は、存外に狭い。今、私の座っているカウンター席は8席、その後ろ5mほど離れたところに四人がけのテーブルが3つ。それでおしまいだった。

こんなに奥めいた場所にある隠れ家的喫茶である。団体客など考えてもいないのだろう。私の知る限りでも、今まで満席になっているのを見たことはなかった。

だからこそ、私は驚いたのである。店内は、いつも通り客はほとんどいない。右端で新聞を広げているサラリーマン、それと入り口側のテーブルで紅茶を嗜んでいる主婦2人、それだけである。空席はいくらでもあった。

にも関わらず、この若い女は私の隣に座ったのである。そこに、意図を感じることができないほど、私は間抜けではなかった。

途端、私の頭にあの記憶が馬鹿みたいに真剣な顔をして浮かび上がってきた。

『あなたの運命の人は、福井秀子さんです。』

まさか。私は、鼻で笑いたい思いだった。しかし、いやに奇妙な状況である。心にしこりのような違和感が残る。

こういう時は、おどけるべきであるというのを、私は経験則で知っていた。真面目に捉えて、うじうじ悩んで、ついぞ期待を裏切られるよりも、いっそおどけて、その裏切りさえも想定の内に包み隠した方が、傷は浅い。

そう、こういう時は、鼻で笑いながら、できるだけ早く答えを確認してしまった方がいいのである。結果が同じなら、早いに越したことはない。悩んでいるだけ、無駄だ。

「あの、すみません、福井秀子さんですか?」

これでいいのだ。どうせ、こいつは福井秀子なんかじゃない。当然だ。あんなのただのbotに過ぎないのだから。

なんて、ぐちぐち言って言い訳がましいと思われてはいけない。というか、それはナンセンスだ。私は、そんなこと分かった上で、あえて馬鹿を演じているのだから。

私が、こうして一人で煩悶している間にも、女は戸惑いを見せている。ほらみろ。やっぱり違ったじゃないか。

独り合点をしていると、女はバツが悪いような風にして、口を開いた。

「えっと......どうして、私の名前を?」

血の気の引く思いがした。想定外を想定していた私にとって、この想定内のはずの答えは想定外のものだった。お道化は失敗すると、一転悲壮になる。

頭の中は真っ白だった。私が二の句を継げずにいると、彼女の方から勝手に説明をしてくれた。

「あ、あの、私、近くの会社に勤めてて、それで、電車でよくおみかけするので、勝手に、親近感持ってしまって、お店に入った時、嬉しくて、つい隣に......。あ!でも、別に、つけていたとか、そういうことじゃなくて、本当に、今日は、本当にたまたま、ここに入ったんです。すみません、気持ち悪いですよね......。」

白昼夢を見ているような気分である。この女は、どうやら私のことを好いている。名前は、福井秀子。「運命の人」。

馬鹿馬鹿しい。そんなことは、分かっている。それでも、私にはこの偶然を否定できなかった。

その日、私と秀子は少し話をするだけで何もなかったが、話をしていく中で意気投合し、連絡先を交換して、次のデートを取り付けた。

あまりにスムーズ。本当に「福井秀子」は運命の人なのか?事実、私は既に秀子に惹かれつつあった。

卵か先か鶏が先か。診断結果に引っ張れられたのか、それとも秀子の人柄に惹かれたのかは分からないが、私たちはそれからどんどん惹かれあった。

その中で、私はある異変への確信を高めていった。その異変とは、「診断メーカー」の診断結果は実現する、というものだった。

あの日以来、私は「診断メーカー」で診断をするようになったのだが、その大半は「あなたが性転換したら」だの、「あなたを動物に例えると」だの非現実的なもので、実現することはなかった。

しかし、こと現実的なテーマになると、偶然では決してすませられないことが起きた。

初デートの日、私は「今日の夕食は?」という診断をした。結果は、『牛丼』。初デートで牛丼なんて食べるわけがない。私は先日の異変をかき消すように、デートを楽しんだ。

しかし、その夜、目当てのお店へ行くと、臨時休業となっている。時間は22時。もう、ほとんどの店は閉まっている。結局、私たちは近くの牛丼チェーン店に行くハメになったのである。

その次も、「あなたの好きな人の服装を想像してみた」という診断で、『あなたの好きな人の服装は、トップスは白のTシャツで、ボトムスは紺のデニムで、靴は白のハイヒールで、アクセサリーは銀のネックレスでしょう。』という結果が出ると、秀子はそのまま現れた。

極め付けは3回目のデートだった。その日の診断は、「今日あなたの身に起こること」。そして、デートも終わりかけに事は起こった。

「あ、あの、後藤さん!私と付き合ってください!」

診断結果は、『今日、あなたは好きな人から告白されるでしょう。よかったね!』だった。

私は確信した。どういうわけか、「診断メーカー」の診断結果は、実現するらしい。いや、予言と言った方がいいのだろうか。どちらにしろ、診断結果は現実になるということは確実だ。

これが流行の原因なのだろうか、とも思ったが、もしそうだったらTwitterはあんなに平和じゃないだろう。きっとこれは私だけに起こっている現象に違いない。もっとも他の人が黙っている可能性はあるが。

とにかく、私はいいものを手に入れた。未来が分かる。素晴らしい能力だ。これを有効活用しない手はない。

それから私は「診断メーカー」にのめり込んでいった。

(*)

生活は順風満帆だ。仕事も、友人関係も、恋愛も、すべてうまくいっている。これも「診断メーカー」のおかげである。私は今日も様々な診断を調べ、未来を見ていた。

すると、トレンドにまた「診断メーカー」が入っている。私はそれを見て、ギョッとした。

「あなたの余命は何年?」

余命。誰もが一度は知りたいと考えたことがあるだろう。私も例外ではない。

しかし、私は躊躇した。いざ、本当に余命が分かるとなると、恐怖が湧き上がってくる。10年ならまだいい。3年と出たら?もしかしたら、1年かもしれない。最悪、3ヶ月なんて出たら。ただごとじゃない。

なにせ、私の診断は実現するのだ。つまり、結果は本当の余命。私は自らの死期を知ることになる。万が一、余命が短かった時のことを考えると、寿命の縮む思いがする。

しかし、そこで止まることができないのが私の性である。私は好奇心に負けてしまった。目の前に謎があって、それをみすみす見逃すことができるほど、私は自制心を持たなかったのだ。

やりたいことをやるなら、手段は選ばない。

私はその信条に従って、「診断する」を押した。結果は、『1日』。

目の前が真っ暗になった。1日。つまり、明日には、私は死んでいる。そして、それは、絶対に実現する。

私はその場で吐いた。酒もたばこも入れていない、シラフの身体で恐ろしいくらいに吐いた。余命1日。たった4文字の言葉が、どんな物質よりも苦しい毒だった。

私は、震える手で「後藤宏」を消し、「福井秀子」と打った。頼む。できるだけ、できるだけ長く。私は祈りながら「診断する」ボタンを押した。ゆっくりと恐る恐る目を開ける。

1日

嘘だ。動悸が止まらない。俺も秀子も明日死ぬ?私はカレンダーを見た。明日は、旅行の予定だった。

私はすぐに飛行機を、新幹線を、レンタカーをキャンセルした。ホテルも、工場見学も、みんなキャンセルした。遊園地のチケットも、すぐに売りに出した。

とにかく、できることは何でもした。少しでも、未来を変えるため必死だった。部屋からは火器をすべて無くし、鋭利なものも全部捨てた。落下が怖いから、一階にいることにした。

その度に私は「診断する」ボタンを押した。しかし、結果は変わらない。当然だ。その日のうちの結果しか出ないのだから。

私は急いで秀子に連絡した。そして、私たちはどこか遠くの、人気のない波止場へ向かった。

(*)

次の日になっても、余命は変わらなかった。

秀子は何も知らない。本当は今日の予定が旅行だったことも、それを私がすべてキャンセルしたことも、そして、私たちの命が今日までだということも。

秀子は無垢だ。とても澄んだ心を持っている。本当に美しい子だ。純粋な子だ。だから、私も手を出さなかった。

このままいけば、秀子は純潔のまま死ぬ。それは、理想的なことかもしれない。世の汚れを一切知らず、天国に行けるだろう。

でも、本当にそれでいいのだろうか。このままでは秀子は、女の幸せを知らないで死ぬ。私のせいで。もう、私しか秀子を女にできない。

日が暮れてきた。海は橙に染まり、少しずつ暗くなっていく。時間は、もうない。

隣で秀子が頭を傾げ、私の肩に乗せている。細く白い手は私の手と絡み合い、小さく握られている。その手は、この世のものではないくらい冷たく、美しかった。

やはり、このままではいけない。私は、このいたいけな子を、女にしなければならない。

いいや、そんなんじゃない。これは、私のエゴだ。私が、女にしたいのだ。何も知らない、無垢で、純潔なこのおなごを、私の手でぐしゃぐしゃにして、取り返しのつかないくらいに汚して、自分だけのものにしてしまいたいのだ。

その時、ある言葉が私の脳裏をかすめた。

「やりたいことをやるなら、手段は選ばない。」

そうだ、これが私じゃないか。

私はもう我慢できなかった。今から死ぬというのに、ヤらずにいられようか。

私は秀子を押し倒した。秀子は顔を背けている。私は夢中で、ブラウスのボタンに手をかけ、乱暴に剥がした。

現れたのは、うららかな白色の乳房ではなく、おどろおどろしい黒色の爆弾だった。

「あー、バレちゃった」

「バレた?どういうことだ。どういうことなんだ秀子!お前、俺を殺す気で......」

「うっるさいなあ!そうだよ、最初から、あんたと会った時、いいや、あんたと会う前からずっと!私はあんたを殺すために生きてきた!」

意味がわからない。どういうことなんだ。

「あんた、この傷覚えてない?」

秀子は後ろを向いた。その柔らかな背中には、年頃の女性に似つかわしくない火傷の跡が残っている。

「まさか」

「ええ、そのまさかよ。これは、あんたが私に負わせた傷。あんたが、金目当てにウチに忍び込んで、私の家族を皆殺しにした、あの日にね!」

そうか、こいつは、あの時の。うかつだった。確かに、生き延びていたとは聞いたが、気づかなかった。苗字が変わっているとは。

あの日、私は殺しを働いた。しかし、証拠は一切残さなかった。深夜な忍び込み、抵抗される前に父親、母親、娘の3人を刺し殺した。出る時には家に火も払って、証拠を隠滅したのだ。

だから、今も捕まっていない。あの事件は迷宮入りになっている。確かに、うわさには生き残りがいるとは聞いていたが、まさか顔が割れているとは。

「あれから、血眼になってあんたを探したわ。そして、ようやく見つけた!私はその瞬間、あんたを殺そうと思った。でもね、分かったの。私はそんなんじゃ満足しない。あんたにも、同じ苦しみを与えてやらないと。愛する人を失う、あの気持ちを!だから、私はあなたの一番大切な人を演じた。」

今までの記憶が蘇る。あの記憶も、この記憶も、そのどれもが嘘だった。私は膝から崩れ落ちた。

すると、ポケットからスマホが飛び出て、画面を上にして地面に落ちた。その瞬間、私はある記憶を思い出した。

あの日、いつものように「診断メーカー」をしていたら、まだやったことのないパターンの診断があった。

「あなたのプロフィールか、面白そうだ」

名前は入力されているので、いつものように「診断する」ボタンを押す。結果は、次のようであった。

『〈あなたのプロフィール〉性別:、年齢:35歳、身長:175cm、誕生日:12月3日、血液型:AB型、性格:好奇心旺盛・傲慢、特徴:手段は選ばない

間違いなく、私のことだった。一つの情報も違わず、私と一致する。

診断結果は現実になるのだから、当たり前だと思われるかもしれない。しかし、これは今までとは明らかに質の違うことだった。

なぜなら、これは未来ではなく現実のことだからだ。現実は、実現しない。既に実現したものが、現実なのである。私はこの時、少しの違和感を感じたが、気に留めなかった。

しかし、今、すべてが繋がった!これは、最初から何もかも仕組まれた計画だったのだ!

一番最初に、「あなたが殺人鬼になったら」を調べた時から全ては始まっていた。どうやったのかはわからないが、この女は私が「診断メーカー」を調べる度に、私にだけ当てはまるような結果を捏造して表示させた。そうして、恋愛関係を結び、私に取り入って、「診断メーカー」の結果を信じさせ、この状況まで追いやったのだ。そうに違いない!

女は、はじめて出会ったあの日と同じように、頼んでもいないのに口を開いた。

「だから、あの日は驚いたわ。あなたが私の名前を知っているなんて思いもしなかった。計画がバレているかと思って冷や汗をかいたわ。でも、あなたは何も知らないように見えた。あれは、なんだったのかしら。」

私は耳を疑った。

「あなたが私の名前を知っているなんて思いもしなかった」?

何を言っているんだこの女は。お前だろう?お前が仕掛けたんだろう?全部、何もかも、お前の仕業じゃないのか?

「おい、ひとつ聞かせろ。なぜ、驚いた?」

「何?どういうこと?」

「お前、俺に知らせたんじゃないのか?自分の名前を『運命の人』だって」

「はあ?何言ってるの?」

「はあ?じゃねえよ!しらばっくれんな!これだよこれ!『診断メーカー』だよ!全部お前の仕業なんだろ?」

「はあ?何よそれ。知らないわ。そんなことで時間を稼ごうったって無駄よ。そろそろ日が沈む。そしたら、この爆弾が爆発する。あんたも私も終わりよ。」

意味が分からない。じゃあ、「診断メーカー」って何だったんだ?どうして、実現したんだよ。そんなの、おかしいじゃねえか。

何で、全部知ってんだよ。何で、全部実現すんだよ。いやだよ。死にたくねえよ。まだ、死にたくねえよ!

「はなせ!はなせよ!このアマ!ぶっ殺すぞ!」

「離さない。絶対に離さないわ!諦めなさい!道連れよ。」

「くそ!くそ!くそーーー!!!」

太陽が沈んでいく。明かりはスマホだけだった。画面を見ると時刻は「19:00」。ちょうど、『1日』だ。

「バイバイ!くそったれ!地獄に落ちな!」

波止場に轟音が鳴り響いた。

(*)

『えー、こちら爆発事故現場ですが、昨日夕方に爆発が起こりまして、えー、男女2名の遺体が発見されました。被害者は、えー、会社員の後藤宏さん、35歳と、無職の福井秀子さん、25歳と見られています。現場からは以上です。』

「あらー、怖いわね。ねねも、火には気をつけなさいよー。」

「大丈夫だって、もう中学生だし!」

「今日花火でしょー?危ないからね。本当気をつけるのよ。」

「大丈夫大丈夫!じゃ、行ってきまーす!」

「行ってらっしゃい!あの子、本当に大丈夫かしら。あら、これ面白そうね。なになに、『今日あなたが気をつけること』?ふーん、あ、名前を入れるのね。松本貴子っと。そして、はい『診断する』。それでー、ええと、『今日は火の取り扱いに注意してください。特に花火は危険です。』。なにこれ、不吉ね。こういうのは本当いや。不謹慎だわ。通報しておこうっと。あー、本当物騒な世の中だわ。」

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