【2797字】2024.06.14(金)|アラーム数時間前起床 → 二度寝 → 寝坊

パッと目が覚めたら、アラームの数時間前だった。確か、2時間前以上で、3時間前以下ぐらいだったか。詳しくは覚えてないが、「また中途半端に目が覚めちまったなぁ…。」と、ウンザリした感覚は覚えている。

ここのところ、アラームの10分前~30分前ぐらいに目が覚めるのが、通常営業となっていた。1時間前とかではなかったから、まだ大目に見ることが出来たのだが(いったいどの目線からモノを言っているのだろうか)、ココに来て、2時間以上3時間前、である。こればかりはさすがに甘受出来ない。

「二度寝するしかないなぁ…。」

以前、パッと目が覚めると、それ以降、もう眠ることが出来ず、ストレスも溜まれば、睡眠負債も溜まってしまうという、悪循環が起きていた頃もあったのだが、今では、僕なりに、二度寝のコツを習得出来ているので、二度寝へのプレッシャーは、ほとんど感じることはなくなった。

ただ、一つだけ、懸念点を挙げるとすれば、二度寝をした際に、高確率で、夢を見てしまうということだ。否、夢は、高頻度で見るタイプであるから、夢を見ること自体は、別に大した問題ではないのだけれども、二度寝の場合、より、現実世界と混同しそうな、リアリティな夢を見る傾向にある。このことを僕は危惧していたのだ。

日頃の就寝時に見る夢と、二度寝の際に見る夢は、明らかに異なる。それは、内容がどう、というよりも、一つ一つのシーンが、起床後も、鮮明に覚えているか否か、という点に違いが見られる。二度寝の場合、起きてからしばらく経っても、まるで、現実で経験したかの如く、ハッキリと記憶に残っていることが多いのが特徴だ。

日頃、夢をほとんど見ない(あるいはすぐに忘れてしまう)人々からすると、「寝ながら色んなこと体験出来て楽しそうだねぇ」と言われることもあるのだが、僕に言わせれば、”知らぬが仏”ならぬ、”見らぬが仏”である。夢世界で起きた出来事によって、現実世界のパフォーマンスが著しく低下するならば、本末転倒でしかない。

「とはいえ、背に腹は代えられないしなぁ…。」

ウダウダ言っても何にも始まらない。事実として、ココ最近はプチ寝不足気味。そして今朝は早朝覚醒。こうなってしまっては、もはや、寝るしかあるまい。そもそも、二度寝すると濃い内容の夢を見ることが多いと言っても、それは確率論であって、100%というわけでもない。”案ずるより産むが易し”とも言うではないか。

僕は、二度寝をした。


パッと目が覚めたら、アラームの1時間後だった。

「オイィ…。アァ…。ウゥ…。」

僕は、声にならない呻き声をあげて、絶望した。いつの間にアラームが鳴ったのだろうか。だが、しっかりと、スマートフォンが、2台、自分のベッドにある。これはおかしなことだ。1台は枕元に置いて、もう1台はテーブルに置いているのに。テーブルのスマートフォンは、ベッドから出なければ届かないところに置いてある。にもかかわらず、ベッドにある。WHY?

これは、僕自身、自分を監視カメラで撮ったことがないので、「だと思う」としか言えないのだけど、おそらく、ベッドから、これ以上伸びない、というぐらい腕を伸ばして、テーブルに置いてあるスマートフォンを掴んで、アラームのスイッチをオフにして、そのまま、眠りについているのだと思われる。我ながら、そんなところだけは器用なのだ。感心している場合か。

その対策として、一度、テレビ台の後ろに置いてみたのだが、ココに置くと、どうも、自分の耳元から遠すぎて、アラーム音が聞こえづらく、そもそも、起きることが出来ないらしい。なので、間をとって、テーブルに置いてある。音がちゃんと聞こえて、ベッドから届かない距離。まぁ届いているみたいなんだけどね。スマートフォンが足を生やしてベッドまで歩いて来ていないならば。

「はぁ…。寝坊かぁ…。」

だいぶ、寝ぼけ眼の状態から、脳が覚醒しつつある僕は、夢のことを、思い出していた。案の定、夢を見たのだ。それも、やはり、濃い夢を。ただ、ココでは、詳細は、省くことにしようと思う。それを語り出すと、文字数が、エンドレスにかさんでいきそうだし、別媒体で、ネタとして活用してもいるからだ。

そう。実は、僕は、「HEAR」という音声投稿サイトを利用して、「夢ラジオ」を、日々UPしている。「夢で見た内容を話す」をコンセプトにしている。なので、今回見た夢も、文章化するのではなく、言語化して、UPしようと思っている。だから、内容が重複してしまうのもあって、ココでは割愛させていただこう。

(宣伝乙)

ただまぁ、せっかくなので、簡略化して伝えておこう。それぐらい濃い夢だったから。だって、なんていったって、元カノが出て来たのだ。そう。元カノの夢。僕の十八番でもある。隙あらば元カノの夢を見る男。僕は過去に生きているのだ。いつまでも、いつまでも、”タラレバ”を引きずっている。「女々しい男コンテスト」があれば入賞間違いなし。親しみを込めて「メメさん」というあだ名が付けられても良いぐらいだ。

突然、元カノとバッタリ遭遇した僕は、終始、ドギマギしていた。一方、元カノは、僕のそんな様子を見て、心底ウンザリしたような感じで、軽蔑の眼差しを向け続けていた。そんな元カノの視線に、僕は、あろうことか、欲情してしまう。僕の股間部の異変に目ざとく気付いた元カノは、より一層、汚いモノを見るような目つきをしながら、僕のペニスを、ズボン越しに、手荒な手つきで、いじくりまわした。元カノの手淫に、愛は微塵も感じられなかったが、腕前は、やはり超一流で、僕は、快楽地獄に悶え苦しむ…。

ざっくりとまとめれば、大体、こんな内容の夢だった。「THE・淫夢」である。僕はこの類いの夢を見る才能に長けている。何の足しにもならない。むしろ、朝勃起の度合いが、いつもの1.5~2倍ぐらいに跳ね上がってしまうので、ムラムラがおさまらず、起き抜けオナニーに興じるハメになることが多い。そして疲弊する。プラマイゼロどころか、むしろマイナスではないか。

今日の淫夢も「元カノの画像を掘り出してオナネタにするか…。」と思い掛けたが、幸いなことに、すぐに朝勃起はおさまって、ムラムラも並行して落ち着いて来たので、虚しい情事に耽ることはなかった。めでたしめでたし。何がめでたしなんだか僕にもよくわからない。ノリで書いている。

「ノリで書いている」と言ってしまえば、今日の文章全体、ノリでしかない。何の狙いも無い。勝手に手が赴くままにキーボードを叩いているだけだ。なんなら最近の「note」は、ずっとそんな調子である。もっと言えば、書くことも、話すことも、ポンポン、出しているだけである。そう。それこそ、オナニーを覚えたてで、シュッシュしていたら、ドピョドピュ出ていた、若かりし頃のように…。

僕の人生全てが、自慰行為みたいなものだ。

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