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息子の涙と父の涙〜その感情を吐き出すことって〜

Alohaです。

長男が寮に入って2日後、奥さんと長男に連絡をとってみようかとなり、電話をする


調子どお?


ふつうー


寮のご飯はどお?


ふつうー


なんか欲しいものある?


あー、自分で買えるから特にないかな


友達はできた?



ふつうに全員と仲いいよ



何だか肩透かしを食らったような


予想はしていたけど笑


そんな次の世界に飛び込んだんだなぁと


制限の世界からの解放



自由という中での挑戦


新しい道を行けたんだなぁと
何だか肩の荷が降りた



高校卒業式


長男は泣いた



「高校3年間つらいことばかりで、
色んなことがあったけど


でもそれを支えてくれたお母さんお父さん。
ちょっとイラッとしたこともあったけど
今は感謝しかない

野球部の皆んなにも会えたし、、

この高校に入って本当に良かったです。


これからは恩返しできるよう頑張ります」


そんなような事を
泣きじゃくる合間合間に
発していた



俺は辛かったんだ
と外に吐き出す。


そして泣きじゃくる。




泣く


男は泣くもんじゃない


そんな風潮の中
自分も育ってきた


だから、
泣くという感情が起こらない事を
良しとしてきた


泣いてる人を見ると


えーーー?!ないてるのぉー!?みたいな



しかしその考えは
あの出来事から変わったのかもしれない


自分の結婚式(約20年前)のこと



最後の新郎スピーチで
何を言おう何を言おう、、


ズー〜ーっと迷っていた


えーーお越しの皆様


誰の名前を言って、えーーーっとぉ次は、、


式が始まっても、
紙に書いたものを読みながら、、
でも何だか腑に落ちない、、


そして式は進行していき
最後の新郎スピーチ


目に写ったのは
会場の遠くの方でニコニコしている
奥さんのお父さん(親父さん)の顔だった。

俺は絶対最後まで泣かんでな


そんなことを言っていた


そこで、今まで考えていたことは
一切どこかにふっとび


親父さんに向けてだけ言った


「親父さんにリエを幸せにしてくれ
 と言われた時


 何も答えられなかったけど


 今日は言わせて下さい


 りえさんを幸せにします」


泣きじゃくりながらそれを発していた



そのあと親父さんは、

結婚式をするまでは、
りゅーくんが世界で1番嫌いだったけど

あの涙でおれはお前が大好きになったと

何万人がお前のことを否定しても
おれはお前の味方だぞと
だから堂々としてろと


泣いて感情を表す

そしてそれを受け入れられる


そんな結婚式の思い出、、



それから涙の境界線がぐっと低くなった


息子の卒業式ももちろん泣いた、、、



おれは辛かったんだ


泣きたいんだ


悲しかったんだ


でも嬉しかったんだ

だから今感謝してるんだ


その感情を外に出す



そしてそんな自分を認める



やがて



その感情はもう十分に感じたよと


その人にとってその感情は
必要無くなるのかもしれない


するとまた、
新たな感情を味わいたくなるのかも



だからこそ
次へ進めるのではないか


その時の感情を存分に感じる

感情に蓋をしない


たとえ外に出せなくったっていいと思う



それを自分が感じて認めてあげれば



そんな卒業式後息子が言った

ふつうーという言葉でそれを思いました。


そして自分も、息子の卒業式、どーしよっかなぁー、高校だしなー、もう行かんでいいか。

とか思ってたけど、
たまたま出席出来て
そしてその感情を味わったが故に、


次へ行こー!


って思えてるのかもしれない。


さあ!!


その感情を味わって

そして、できるなら外に出して!
(出せなかったとしても認めてあげて)


そして次へ!!!!


今日も読んで頂き有難うございます。


感情という尊い宝物


大切にしていきましょう。



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