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どんなに思想が近くても、自分と他人は違う

同じ目的を持っていて、仲が良くて、一緒に頑張ると決めた相手でも、結局は自分とは違うんだなと改めて感じたたつやです。

今回は、同じ目的のために協力し合う間柄でも、全く同じ気持ちで進められるわけではないという話をしようと思います。

まぁ、当たり前な話ですよね。
自分は自分。他人は他人です。

どんなに考え方が似ていても、同じ目的を持っているんだとしても、自分と全く同じなんてことはありません。

その気持ちのズレが、認識のズレが、後々大きく広がってしまうんですよね。

例えば、目標達成のためにチーム一丸となってがんばろうって時。
自分は粉骨砕身頑張っている時に、チームの誰かがなにかと理由をつけてサボるなんてことありませんか?

その時、自分はこんなに頑張ってるし、みんなも頑張ってるんだから君も頑張ってって思いますか?

そう思うのが普通なのかもしれないし、自分と他人は違うんだから仕方ないって割り切るかもしれないですね。

僕は、実際こんな場面になって、自分の熱量と同じチームの人の熱量に差があることにショックを受けました。

挙句、その人は自分が頑張らずに周りに頑張らせて自分だけ楽して成果を得ようとする人だったんです。

同じ志を持って、同じ目標に向かって、お互いが頑張ることを前提とした集まりだったのに。

どこで変わったのか。初めから違っていたのか。
それは本人にしか分かりません。

今になってみると、僕が「同じ志で、同じ目標で、同じ熱量」であることを望んでいただけかもしれません。
特に、熱量の部分は人によって差が出やすいですからね。

必死に頑張れる人もいれば、人生の目標は別にあるので、遊び程度で取り組む人だっている。

頑張ることが正義というわけでもないので、別に熱量が違ったからといってこの人が悪いわけではないんです。

僕が、過度に期待していただけ。
僕が、勝手な前提を自分に課していただけ。

こういう思い込みって、日常茶飯事ですからね。
人は、自分が考えたいことを考える生き物ですし、考えたい方向に事実を解釈する生き物です。

自分自身の気持ちや考えも、こういうバイアスにかかっているという前提は、常に持っておくべきなんでしょうね。

変に期待してショックを受けるのは、勝手に期待した側が悪いんです。

「普通こうする」「〇〇するのは当たり前」そう思う人は要注意です。

勝手に自分の当たり前を押し付けてしまっている可能性があるので、深呼吸して相手の立場で考えを整理してみると、新しい気付きがあるかもしれませんね。

少なくとも、万人に共通する『当たり前』なんて存在しないです。
自分にとっての常識や当たり前、固定観念、思い込みがあることを常に意識しておきたいですね。

ということで、本日のまとめです。

自分が思うように進まないからと、他人を非難するのは間違いです。

自分に色んな考えや前提があるように、相手にもたくさんの前提や考えがあります。

そんな多様性を頭の片隅に意識しておきながら、自分がどうしたいのか、相手にどうしてもらいたいのかを明確にしておくと、無駄にモヤモヤしなくなります。

どんなに思想が似ていて、似た目標を持っていたとしても、全く同じはありえません。
熱量が違うのは当たり前で、自分と同じ熱量を求めること自体が筋違いなんだって思えれば、過度な期待はしなくなります。

うまく自分の気持ちと期待値をコントロールしながら、自分が辛い気持ちにならないように過ごしていきたいですね。

今回は、僕が感じてしまった熱量の違いの話から、そもそも熱量が違うのは当たり前だよねって話をさせていただきました。

ご拝読いただきありがとうございました。


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