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悩みの本質って自分では意識出来ていない

悩んでいることが、実は悩みの本質ではなかったと感じることが多いたつやです。

今回は、そもそも悩みの本質ってどうやって認識できるのかという話をしようと思います。

悩みの本質が意識出来ていない?いやいや、意識出来てますから!
っていう人、多いと思います。

でも、ちょっと待ってください。
それは本当に悩みの本質ですか?

例えば、「お金がない」ことに悩んでる場合ってあるじゃないですか。

これは断言します。悩みの本質ではありません。

お金が無いことに悩んでいるんじゃなくて、お金がないことで豊かな生活、幸せを感じる生活が出来ていないことが悩みの本質です。

同じように、背が低いとか体型にコンプレックスがあって悩んでる人がいたとしても、それは本当はモテないことで悩んでいる可能性も高いです。

もっと絞った例だと、毒親に悩んでるって人もけっこういますよね。
これも、毒親によって毎日の生活が辛いことが悩みの本質なんです。

究極を言えば、毒親がいても毎日充実して幸せを感じることが出来るようになれば、その悩みって消えると思いませんか?

つまり、悩みの本質がズレてしまっているってことなんです。

体感的にですが、悩みの本質を捉えて日々過ごしている人なんてほとんどいないんじゃないかと思います。
それは、僕も含めて、です。

だって、どうしても目の前の悩みの種に意識が向いてしまうじゃないですか。

目の前の悩みの種によって自分がどう困って、本当はどうなってほしくて、それを解決するためには目の前の悩みの種を解決しないといけないって思い込みやすいんですよね。

でも実は、その目の前の悩みの種を解決しなくて、根本的な悩みを解決できる、他の選択肢だってあるわけなんです。
それは、根本的な悩みの原因が別にあるからに他ありません。

会社の上司が嫌で嫌でしょうがない。
その上司が退職したら、今度は別の上司が嫌いになった。
みたいなこともありますよね。

これも根本は、実は会社の体制が嫌いで自分に合わないという悩みだったのに、それを目先の上司への不満感に支配されてしまっているわけです。。

もしかしたら、サラリーマン自体に不満を感じてるかもしれないし、世の中のお金を稼ぐ仕組み自体に不満を感じているのかもしれません。

例を出していくとキリがないですが、悩みの本質って自分じゃ意識できていないっていうことは伝わったかなぁと思います。

厄介なのは、自分は目の前の悩みの種について悩んでいると思い込んでしまうことなんですよね。

一歩引いて物事を考えられなくなるし、悩みがどんどん湧いてきて常に悩みに支配されてしまうようになるわけです。

だから一度、自分が今悩んでいることを書き出してみることをお勧めします。
その上で、本当にそのことで悩んでいるのかを問いかけてみてください

それで本当に悩んでる?
それはどうなったら解決する?
どうなってほしい?
それが解決したらどんな気持ち?
解決した後どうしたい?

色々問いかけてみてください。
冷静に考えてみることで、悩みの本質に近付くことが出来るので、自分は本当は何に悩んでいて、どうなりたかったのかが見えてくると思います。

自分のことでも分かっていないことはたくさんあるものなので、しっかり自分と向き合っていきたいですね。
遠回りのようですが、悩み解決の一番の近道になるかもしれません。

ということで、本日のまとめです。

普段抱えている悩みは、表層的なものにすぎません。
〇〇について悩んでいると自分で思っているだけで、本当に悩んでいることは別にあることがほとんどです。

特に、悩みの元、本質の部分については、自分自身で把握できていないことが多いので、要注意です。

気付くことがスタート地点なので、ぜひ一度立ち止まって自分の悩みと向き合ってみてください。

新しい考え方、気付き、悩みの本質、別の悩み、押し殺していた感情などなど、立ち止まって考えてみると色々見えてくるのでおススメです。

普段から目の前の悩みにいっぱいいっぱいになるよりも、悩みの根源を解決しようとする方が効果的なのは言うまでもありません。

急がば回れの精神で、自分にとって一番いい結果になるように行動していきたいですね。

今回は、目先の悩みの種についての話と、そもそもの悩みの本質についてのお話をさせていただきました。

ご拝読いただき、ありがとうございました。

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