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尊敬する優しさの形について
心が追い詰められているとき、優しい言葉に涙してしまうたつやです。
我慢できずに零れ落ちちゃうんですよねー。
今回は、僕が最初の会社を辞めると決めた時の家族の反応の話をしようと思います。
最初の会社、地元じゃけっこう大きい会社で、「良いとこ入ったねー!」ってご近所さんにも言われていたんですよね。
母親も、すごく嬉しそうで、誇らしそうな表情で対応していたんです。
そりゃそうですよね。
女手ひとつで育てた息子が、小中と引きこもっていて将来どうなるか不安だったはずなんです。
それが、高校卒業する頃にはなんとか少しずつ前を向けるようになっていて、ちょこっとだけ良い企業に就職したんです。
嬉しくないわけがないです。
でも、僕にはそれがプレッシャーになっていたんですよ。
辛くなった時、あんなに母親が喜んでくれていたんだからがっかりさせたくない。
地元の人と噂話されて心を傷つけるような真似はしたくない。
そう思って頑張っていたんです。
でも、ついに耐えられなくなったんです。
もうこれ以上この会社で続けられない。辛い。しんどい。
気持ちを押し留めていた防壁が決壊しちゃったんです。
感情が溢れてきて、もう自分じゃどうすることも出来ませんでした。
そんな状態で数日、体調不良ということで仕事を休んで、家で気持ちの整理をしました。
そして迎えた、運命の日。
僕は、母親に仕事を辞めようと思っていることを伝えました。
・・・
・・・
・・・
母親は、怒るでもなく、悲しむでもなく、ずっと穏やかな表情で話を聞いてくれました。
「えらかったね」(※しんどかったねって意味です)
「自分の人生なんやから、周りのことなんてなーんも気にせんでええんよ」
「次はええところ見つかったらええのにね!」
優しい言葉が、ささくれだった心に染み渡った感じがしました。
涙が堪えきれなくなって、まばたきするだけで目から涙が流れてきて。
本当は母親だって色々心配なはずなんです。
それでも、何も言及せずに受け入れてくれて、そっと心に寄り添ってくれたんです。
自分も辛いのに、自分のことは二の次で人のことばかり気にしてしまう、そんな優しさの塊のような人なんです。
辛く傷ついた心には、優しさが一番染み渡るって改めて感じた瞬間でした。
ということで、本日のまとめです。
自分の人生は、自分で決めていいんです。
ただ、周りの目を気にするのは仕方ないかもしれません。
でも、自分が思っている以上に、周りは関係ないんです。
もちろん、例外もあるし、周りのシガラミが強すぎて困っている人もいるのも事実です。
そんな中でも、全部が全部そんな縛られていないんです。
もっと自由に生きてみてもいいんです。
話してみたら、行動してみたら、思ったよりもスムーズに終わった。
そんなこともたくさんあるんです。
そういうことの方が記憶に残りづらいだけで、きっとみなさんもたくさん経験しているはずなんです。
それを思い出して、少しでも自分に正直に、自分が本当にしたい選択を選ぶ。
一人でも多くの人が、その一歩を踏み出せると良いなと思って、今回この話をしました。
ご拝読いただき、ありがとうございました!
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気が向いたら、よろしくおねがいします。
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