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黒い企業のグラデーションの違いとは(ブラック企業のブラック度合い)

ブラック企業の中にも程度の差があるなと常々感じているたつやです。

今回は、僕が経験してきたブラック企業の中でもマシな部類、グレーに近いブラックな企業についてお話しようと思います。

さてさて、みなさんはブラック企業の定義って何だと思いますか?

調べてみると、

”ブラック企業(ぶらっくきぎょう)とは、極端な長時間労働や過剰なノルマ、残業代・給与等の賃金不払、ハラスメント行為が横行するなどコンプライアンス意識が著しく低く、離職率が高い、若者の「使い捨て」が疑われる企業の総称とされています。”

と書かれていました。
簡単に言うと、従業員を大切にしない企業の総称ってことですね。

分かりやすい部分が、長時間労働とかサービス残業の強要とかですね。

僕もこの定義については納得です。
今までも、『業務外』で業務をさせられたり、無茶な仕事の割り振りで過剰ノルマになってしまっていたり、色々ありました。

もちろん、ハラスメント、特に僕の場合はパワハラでしたが、これもブラック企業の典型ですよね。

なんて働きにくい企業なのか!って客観的に見ると思っちゃいます。。。
働いている当事者は、働きにくい、しんどいと感じつつも、なぜかその状況を我慢しがちなんですよ。

そんなブラック企業が蔓延る世の中ですが、ブラック企業にもブラック度合いが全然違いますよね。
(ブラック度合いってなんやねんという感じではありますが、笑)

そこで、前に働いていたややブラック企業で、先輩が言い得て妙なフレーズを使っていたんです。

『うちの会社は優良ブラック企業だから』

ブラック企業なのに優良!?って思ったんですが、めちゃくちゃしっくりくる表現だったんですよね(笑)

長時間労働だけど、ある程度は残業代が出たし、
上層部からのパワハラが横行していたけど、現場は仲良しだったし、
有休も全部は無理でも使うことは出来ました。

まぁ、これが「マシ」だと感じる時点で、ブラックに染まっているんでしょうけどね(笑)

普通の優良企業は、残業にはちゃんと残業代が出るし、
労働時間も月〇時間、年間〇時間を超えないようにっていう規約があったりするし、
有休も申請すればちゃんと使える。

※これが正常ですよー!!!

当たり前がマヒしてきて、『優良ブラック企業』なんて言葉が生まれてしまったんでしょうね。

それに納得した僕も、かなりマヒしていたんでしょう(笑)

でも、世の中まだまだブラック企業が多いです。
それこそ、優良ブラック企業も含めると、大部分が黒に近いグレーなんじゃないでしょうか。

純白の企業の方が稀だと感じてしまいます。

いつか清廉潔白な企業に出会えるのか、そもそも探すのが難しいから自分で会社を興すべきなのか。
視点を変えながら、自分の価値観はしっかり持っておくべきですね。

ということで、本日のまとめです。

世の中ブラック企業だらけです(笑)
でも、ブラック度合いは会社によって全然違っていて、優良なブラック企業も正真正銘極悪なブラック企業も存在します

そこで大切になってくるのは、その環境に慣れることではありません。

自分がその環境に慣れてしまっているという意識を持っておくことが大切です。

つまり、当たり前に感じていることも、本当はブラックなのかもしれないってことですね。

世間では、その会社のルールに慣れきって疑問に思わなくなる状態を「ゆでカエル」って言います。

この状態になってしまうと、ブラックを受け入れてそれが当たり前になっちゃうんです。

それが100%悪いとは言いません。
知らぬが仏とも言いますし、自分が疑問に思わず乗り越えられるなら問題はないかもしれません。

それでも、いつか身体や精神を壊すかもしれません。
今が大丈夫でもいつかダメージが蓄積して倒れるかもしれないんです。

だからこそ、しっかり認識してブラックになれないようにすべきだと僕は思ってます。
『優良ブラック企業』でも安心してちゃダメ!ってことです(笑)

ということで、今回はそんな僕が経験した『優良ブラック企業』の話から、慣れることの危険性について話してみました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。


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