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契約における心の葛藤と営業の本質について

醍醐味を感じれないと、頑張る意欲も無くなってしまうたつやです。

今回は、営業の仕事を頑張っていた時に、初めて契約を取れた時の心の葛藤の話をしようと思います。

コミュニケーションが苦手で、それを克服するために営業にチャレンジする。

そんな決意で始めた営業の仕事でしたが、こんな僕でも契約を取れたんです!

あのときは嬉しかった、、、???
いや、実は、嬉しくなかったんですよ。。。

営業って、契約決まったら普通嬉しいじゃないですか。

実際、周りの営業メンバーも契約決めてきた時はめちゃくちゃ喜んでいたし、僕もきっとそうなるんだろうなっておぼろげながら思っていたんです。

でも、実際は『無』でした
最初は、実感が湧いていないだけかなとか考えました。

もうしばらく様子見だなって思ったくらいです。

そう思いつつ、明らかに他の周りのメンバーと自分の気持ちに温度差があることには薄々気付いてはいたんですよね。

それでも、その心に蓋をして、まだ実感がないだけ、と自分に言い聞かせて。

それから1か月の間に、もう1件契約が決まりました。
これでハッキリする。

・・・やっぱり駄目でした。
僕の心は喜びを感じませんでした

でも、『無』ではないことに気付いたんです。
そこには、『罪悪感』があったんですよ。

コミュニケーションに対しての抵抗感はかなり改善されましたが、売ることに対する割り切りは正直全然ダメでした。

たぶん、売っている商品について知らな過ぎたんでしょうね。

売ったものを誇れないから、自信を持てないからお客さんに申し訳ない気持ちの方が勝っていたんだと思います。

当然ですよね。
自分が、本当に必要だと思っていないものを勧めるのって、罪悪感しかないですよね。

これを、僕の心の弱さが原因というべきか、営業というものを分かってなかったというべきか。

少なくとも、僕はやっぱりお客さんが本当に欲していると思うものしか勧めたくなかったんです。

それは今でも変わらないです。
要らないものを押し付けることが営業マンの職務であるわけがない

どっちかが得をするようなものを営業とは呼びたくないんですよ。

買った方は満足して、売った方は利益が上がって、それが社会貢献になる。

そんな三方よしの関係性が、正しい姿だと信じてます。

それを感じれなかった僕が、その職場での頑張る意欲を失っていったのは言うまでもないですよね。
その話はまた今度。

ということで、本日のまとめです。

営業は契約が取れれば嬉しいという”当たり前”は万人に共通ではありませんでした

それは、”お客さんの助けになることを提供する”という営業の本質を理解出来ていなかったからです。

自分の商品を好きになれなかったら、売っても罪悪感が出てきてしまうものです。

中には、それでも売上を積み上げていくことに喜びを感じる人も多くいるでしょう。
でも、僕はダメでした。

罪悪感ばかり心に蓄積されて、とてもじゃないけど嬉しさはこみ上げてきませんでした

人によって感性はそれぞれです。
周りの当たり前が、必ずしも自分にとっても当たり前になるとは限らないんです。

そのことは、どんなことでも当てはまるので、”当たり前”に惑わされないようにしたいですね。

そんな、『営業の醍醐味は売れた時の喜びである』という当たり前に当てはまらなかった僕の営業時代の思い出でした。
ご拝読いただき、ありがとうございました!


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