伊勢隆一郎

LA在住。LAの日本食レストラン「TENSHO」オーナー。日本のオーナー会社の年商は11億円。著書に「人は感情でモノを買う(フォレスト出版)」など。

伊勢隆一郎

LA在住。LAの日本食レストラン「TENSHO」オーナー。日本のオーナー会社の年商は11億円。著書に「人は感情でモノを買う(フォレスト出版)」など。

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    • 月刊 伊勢隆一郎のココだけコラム

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    日本で報道されない今ミャンマーで起きていること

    「キイツカイ」な彼女は話す。 明るく、笑い声を上げながら。 彼女は、今、戒厳令の出された ミャンマーの首都、ヤンゴンに住んでいる。 日々、エスカレートする軍の攻撃。 先日は、一晩で30名が 軍に撃たれて亡くなった。 多くの遺体は、頭を至近距離で撃たれて 頭が欠け落ちている。 19歳の少年が捕まり、 頭の頂点から股まで、まっすぐに引き裂かれ、 縫い合わされた死体となって、次の日に戻ってくる。 NLDのイスラム教信者が連れ去られ 翌日、取りに来いと警察から連絡が入る。 家族が引取にいくと、真ん中で割かれ 縫われた死体を渡される。 殺されているのは、何も悪いことを していない人たちだ。 私やあなたと、なんの違いもない 普通の人たちだ。 夜。 警察や軍に、連れ去られないように 住民は、自警団を作り、 見回りをしている。 その警備をしている住民が 毎日、銃で撃たれ殺されている。 武器を持たない市民が 至近距離で撃たれ続けている。 街の至るところに死がある。 国中が、死で溢れている。 つまりは、戦場だ。 武器を持つ、軍と警察に、 何も持たずに立ちはだかる民衆の戦争だ。 彼女は、言う。 「今日は、撃たれて怪我をした人や、 亡くなってしまった家族のところに 寄付をしに行ってきました。」 と。 これが、今の彼女の日常だ。 彼女は、毎日、どこで何人が死んだかを 日本にいる私に、伝えてくれる。 凄惨な死を切り撮った写真と共に。 悲しみに泣く、人々の写真と共に。 あまりの酷さに、 私は、言葉を失う。 掛ける言葉がいつも見つからない。 いたたまれなくなる。 でも、それが今の彼女の日常だ。 キイツカイな彼女は、 明るい笑い声とともに、彼女の日常を 教えてくれる。 なんだか、その明るい声に 励まされているのは、 こちらのようだ。 私は、無力です。 どうしようもなく、無力です。 ・・・・・・・・・・・ 日本が大好きで 日本を愛している彼女は言う。 「韓国がヒーローになっている」 韓国では、多くのアーティストが ミャンマーの人々への歌声を届けている。 韓国国内で、毎日、デモをしてくれている。 テレビでも特番が組まれて放送される。 僧侶が、祈祷を上げている。 だから、今、ミャンマーの人たちは 韓国に希望を見ている。 これだけ酷い状況なのに、 何もしてくれない国際社会。 国際社会から見捨てられたかのように 思っている中で、この韓国の行動は 人々に勇気を与えている。 戦争が終わったら、 何をしたいかを聞けば、 「韓国に旅行に行きたい。」 というのが一番になっているそうだ。 韓国の行動には、もちろん計算もあるだろう。 でも、だから、何だ。 人々が今、求めている事を 愚直にしているだけだ。 助けを求めている人たちへの 愛ある行動は、評価されて然るべきであり その見返りも当然ある。 戦争が終わったら、 韓国のKpopを聞き、 韓国のドラマを見て、 韓国の製品を買い、 韓国の企業に就職し、 韓国に旅行に行く。 義理堅いミャンマーの人たちは そうするだろう。 では、 我が国、日本はどうだろう? 対ミャンマーへの投資額が西側諸国で 最も大きい日本は何をしている? 日本は、つい先週、軍のトップと 日本大使が対談した。 現状への懸念を伝えつつも、 20億円の難民支援を約束した。 その20億円の支援は 赤十字などを通して 行われると言われている。 しかし、そのお金は軍に1円も 渡らないのだろうか? 多くのミャンマーの人たちは、 「日本が軍に賄賂を渡したのでは?」 と、疑っている。 「日本はこのタイミングで何をしているの?」 「軍に賄賂?」 という不信感だ。 そして、日本の外務書は、 「ミャンマーの外相と対談した」 と、公式フェイスブックで発表した。 それを見て、ミャンマーの人たちは憤った。 「外相とはなんだ!」 と。 「私たちが選挙で選んでいない 彼は外相ではない。偽物だ。 日本は、軍を正式な政権と 認めているのか? 完全にそう見えるぞ」 と。 日本政府の認識がだだ漏れに なったのだ。 政府は、官房長官の談話で 否定したものの、何も寄り添えていない。 戦っている市民ではなく、軍の方を見ながら 仕事をしている。 お金の流れ方への釈明も はっきりとしていない。 訂正も、釈明も圧倒的に不十分だ。 間違いなく、軍と中国とアメリカを向いて 仕事をしているのが日本政府だ。 市民を見ていない。 だから、こうなるのだ。 政府は、ミャンマーへのODAは 中止したという話もある。 それは、事実上の、経済制裁だと見る 人たちもいる。 しかし、軍を刺激しないために 経済制裁という言葉は絶対に使わない。 軍とのパイプを切らないためだと言う。 最後の逃げ道として、日本を残しておこう ということだろう。 だか、何かおかしくないだろうか? 日本はこれでいいのだろうか? 私は、この分かりづらいやり方が 良いとは全く思わない。 ・・・・・・・・ 今、一番の課題は、 この状況が長く続けば ミャンマーの雇用が失われていくことだ。 外国企業は、撤退をするだろう。 その時、大量の雇用が失われる。 つまり、多くの人が食べていけなくなる ということだ。 今、デモの最前線にいるのは 若者たちだ。 彼らは、既に、かなり貧しいようだ。 なんとか、 私たちに、支援できることは ないのだろうか? つくづくそう思う。 ・・・・・ 最後に、お願いです。 まず、この音声を聞いて欲しいです。 そして、日本からできることを 今後、やっていくつもりです。 その時は、応援よろしくお願いします。 ミャンマーで危険な目にあっている皆様の 安全と事態の収束を心から願っています。

      • ミャンマーの女性に、クーデターの現状を聞いたら、ショックな答えが返ってきました。

        【日本の政治家の人に届いて欲しい音声です。】 クーデターが起きたミャンマーの現状について、ミャンマー人の女性に話を聞きました。36分ぐらいからを特に聞いて欲しいです。 「アメリカみたいに味方になってやってくれたら感無量。」 「ミャンマーの人は日本の事が嫌いになってしまう」 「アメリカやヨーロッパの大使はデモが来たら顔を出して、要望を聞いて、意見を言ってくれる。でも、日本はどっちつかずで味方か敵か分からないから日本大使館の前では誰もデモをしない」 ミャンマーには今までたくさんの支援をしてきましたし、共に繁栄しようと民間投資も行われてきました。西側諸国のどの国よりもです。 しかし、ミャンマーの人たちが命をかけて闘っている、この大事なときに、何も声をあげない日本にミャンマーの人たちはがっかりしています。日本人として、申し訳ないし、誤りたいと心底思いました。 そして、私達が政治家に圧をかけないと政府は声をあげてくれないと思います。撃たれてもデモをして、不法逮捕が起きれば、警察を取り囲み奪還する、命をかけて闘うミャンマーの人たちを思うと、せめて民衆を励ますためにも、はっきりとした声明を出してほしいです。70年の平和を享受している日本の私達が、できることははっきりと、軍事クーデターへの反対の声を上げることだと思います。 日本からのメッセージが弱いです。深く関わってきたからこそ、大使も前に出るべきですし、どこかの国に忖度している場合でもないですし、アメリカの出待ちをしている場合でもありません。 ミャンマーの若い人たちは、日本の言動を見ています。 上記の話以外にも、 ===================== ・中国とロシアの動きに関する黒い噂 ・夜中に民主派の人たちが連れ去られている現実 ・それを止めようと立ち上がる市民 ・罪人を釈放し毒や放火をさせている軍事政権 ・街中に戦車を走らせて治安維持を宣伝する軍 ・軍のナンバー2が失脚? ・88年と同じことをする軍と、SNSで対抗する市民 ===================== などを話しています。 シェアしてくださったら嬉しいです。広めて、政治家の人たちのもとにこれが届くことを願います。

        • あなたが、その腕に抱えて、今にもこぼれ落ちそうなそれは何?

          なんかね、 ときどき、違和感を感じるの。 でも、それをうまく言語化できない。 それに、伝えづらい。 だから、そういうときは、黙って、距離を置こうと思う。 それが、誰も一番傷つかないから。 本当はそうすべきなのは分かっていて、でも、やっぱり攻撃してしまうことがある。 それについては、すごく反省。 誰も傷つけないって、すごく、難しいです。 でも、個人が情報発信を気軽にできる時代だから、 SNSを通して、情報で人と人がつながる時代からら、 誰も傷つけないってこ

          • 人生のゴールは、私の死後、妻が馴染みの店に挨拶に行き、お店の人と偲び酒をかわしながら、、、、。(うまい飯の話)

            伊勢です、 旨いものが大好きです。 と言っても、 三ツ星レストランなどには あまり興味がありません。 ただ、旨いものが好きなのです。 メンターにはそれが欠点と 指摘されるのですが、 前世は胃袋だったんじゃないかと いうくらい、これだけは辞められません。 そういえば、 最近、いたく感銘した 言葉がありまして、 元マイクロソフト社長の 成毛眞さんがフェイスブックに 書かれていた言葉です。 成毛さんも三ツ星は自分の領域では ないとおっしゃっていて、 食事処とし

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            ガイドブックには掲載されない「沖縄の本当の遊び方」ヤンバルピクニックツアー

            伊勢です、 11月27日にユニティーという コミュニティーで 「"本当の沖縄遊び"山原(やんばる)ピクニック」 を開催させていただきました。 沖縄のイケてる仙人「満名匠吾さん」プレゼンツです。 満名さんは、45歳ですが、 木、花、鳥、昆虫など 沖縄の自然にあるもの全てを知っています。 満名さんと一緒に、自然のある道を歩いていると、 「あの花は、夜になると香りが凄いです。」 「あの新芽は、天ぷらにすると美味しいです。」 「あの蝶は、在来種の何です。」 など、

            沖縄の西表島が教えてくれた大切な事

            伊勢です、 沖縄の南端に位置する 西表島(いりおもて)に来ています。 西表もまた、コロナで大きな 影響を受けました。 非常事態宣言中、 沖縄の離島は、病院もお医者さんも ほぼいないですから、事実上、 封鎖となりました。 当然、観光客は、一人も来ません。 観光を仕事にする人たちを襲った 不安を想像するだけでも 胸が締め付けられます。 今日は、そんな島の物語を紹介します。 ・・・・・ 西表に、干立(星立て)という村があります。 その村には、500年続く、節祭(し

            熊野古道 中辺路ルート 詳細記録

            伊勢です、 いちじくに除霊効果があると 聞いてから、 見かける度にいちじくを 喜び勇んで食べている 除霊好きの41歳です。 さて、、 熊野古道の詳細な レポートを書いてくれという 熱烈な要望を頂いたので 書いてしまおうと思います。 まず、私がたどったルートを 説明します。 1日目 羽田→南紀白浜 7時半発→8時45分着(JAL) 南紀白浜→滝尻王子 タクシーで30分 ■解説 スケジュールの関係で 早朝に東京を出る便になりました。 南紀白浜空港からバスで 滝尻

            熊野古道で生まれたての赤ちゃんになりました

            さて、 何から伝えたらいいのか というぐらいの学びがあった 熊野古道修行ですが、、 確実に言えるのは、 「行ってよかった」 ということです。 肉体的にもかなりデトックスされて リセットされましたし 精神的にも一気にスイッチが入りました。 強制的に再起動された と言えます。 最近、再起動しましたか? パソコンと同じで人間も スイッチを切り替えて 再起動しないと澱が溜まります。 酒や買い物やバカンスでは 本当の再起動はしなくて、 苦行により、眠っていた スイ

            「高校生の息子は何を学ぶのが良い?」

            伊勢です、 最近、興味深い質問を頂きました。 =================== 高校3年生の子がいます。 今年度の就職は大変そうです、、 これからのために学んだほうが いいものなどありますでしょうか? =================== せっかくなので、答えていこうと思います。 ・・・・・ 今年の就職は間違いなく 大変だと思います。 学びたいことを学ぶのが 良いと思いますが、 本人に気持ちがあれば 留学させるのも良いと思います。 自分に自信を失ってい

            人は感情でモノを買う

            「人は感情でモノを買う」の編集を担当してくださった、フォレスト出版の稲川さんが、文章を書く極意をとてもわかり易く解説してくれています。 本文中で、著書「人は感情でモノを買う」を引用してくださっているのですが、最初から最後まで、文章と相手に届ける極意がまとめられています。 ビジネス書というのは、本業作家ではない人間が書くものですから、編集者の方も大変なご苦労があると思います。 その分、人に伝わる文章を素人に書かせるというスキルは、ずば抜けているので、このようなnoteを始

            こうして山は開かれ、秘密基地は生まれた

            こんにちは。 この記事は、沖縄の中部にある500坪、1億円のジャングルを借りて、グランピング施設をつくる挑戦をまとめたものです。 この記事は、2020年、7月9日に書いています。 最初の山の開拓は、2020年、6月27日なので、およそ2週間の記録です。 この物語の主人公は、是永雄一(通称:ゆうさん) 写真は個人事業主開業届を出したとき通帳に750円しか入っていない証拠写真 もうひとりの主人公は、瀧澤ロンズー勉さん。(通称ロンズーさん) 千葉県出身の日本人です。 こ

            『伊勢の未来予測は当たるのか?』シビアに検証

            伊勢です、 3月4日に未来予測を配信しました。   『コロナ以前、コロナ以降で 世界はこう変わる(14のサインから紐解く)』   というレッスンです。   2ヶ月が経って 予測がどの程度あたったか 一度検証してみたいと思います。   =============== 1.オンライン化、在宅化の加速 ===============   ありとあらゆるものが オンラインに置き換わっていく 流れになります。   ※100点ですがこれはみんな 予測できていたことですね   ↓   =

            ”お家で過ごそう”解体新書

            伊勢です、 遂に、 「お家で過ごそうキャンペーン」 が日本中で始まりました。 「ホーム!」 と、言われると ペット扱いされている 気分です。 が、 どんな変化も前向きに 捉えていくのがお伊勢さんです。 ということで、 「お家で過ごそう時代を チャンスに変える」 をテーマに今日のレッスンを お届けします。 早速ですが、 今回の変化は、 ============== 良い習慣を再構築するチャンス ============== です。 人生とはシンプル

            『題名のない独り言(ホントの本当の本音)』

            伊勢です、   本来公開すべき内容ではないですが 出すことにしました。   これがたぶん最後です。   文章が荒いのですが チームメンバーに送った 内容をそのまま 送ろうと思います。   ・・・・・・・   ぼくが投資、投資というと、 今がチャンス、チャンスというと   「なんか、伊勢がお金狂いしている」 「恐怖につけこんで煽っている」   みたいに思われるかもしれません。   ちなみに、   つい2,3年前までは私も   「投資は財産に余裕のある人が やるもの」   だから

            お金以外の”ものさし”で生きる

            伊勢です、 ここ数日の大きな流れと言えば、 ============== 「お金自体の価値が急落している」 ============== ということです。 各国が、じゃぶじゃぶに お金を刷りまくることが 決定しています。 じゃぶじゃぶにお金を刷るので お金の価値が急落していきます。 そうなると、 アレですね。 ↓ ============= (ごにょごにょごにょ) ※オンラインサロンでお話します ============= ということになります。 ですよね。

            お金は”感謝の証”ではない理由

            伊勢です、 お金とは感謝された証である、 という意見があります。 感謝された量だけ お金は入っているという意見です。 どう思いますか? 私の意見は、 少し違います。 お金とは一部 感謝でもあります。 しかし、 感謝という感情で お金が動くというよりは、 どちらかというと ”あっち”かなと思っています。 これを言うとドン引きされるかも しれませんが、、 思い切って言ってしまえば、 「お金とは欲望の証である」 と、思うのです。 「お金が欲望の表れなん