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名門海外修士号入門講座(5)推薦状の準備の仕方

海外大学院では一般的に2通から3通の推薦状の提出が求められる事が多いです。1通は教授から、もう1通は現在または以前の上司から、あるいは大学卒業から時間が経っている場合は2通とも上司から貰ってもO Kというパターンが多いです。

推薦状の準備方法としては2つのパターンがあります。1つは推薦者に全て書いてもらう、もう1つは自前で全部書いてその内容を推薦者に承認してもらいそれを提出するという方法です。

推薦者に全て書いてもらえるパターンは理想的です。特に推薦状を依頼されることが多い大学教授や社費留学制度がある大手企業はフォーマットや経験が蓄積されているため、承諾さえして貰えれば一定のクオリティの推薦状が期待できます。この場合、特に自分で準備する必要はありません。

しかし、皆さんの中には大学時代の教授が引退していたり、在籍していても自分の事を認知されていない場合があると思います。また、社費留学制度がない企業にお勤めの場合は上司が推薦状を英語で書いた事すらないという場合もあるでしょう。こういった場合は1から推薦状を執筆してもらう事を依頼することは避けましょう。

認知していない卒業生の業績を想像だけで文章化したり、これから私費留学で辞めていく可能性が高い部下の推薦状を自分のプライベート時間を犠牲にしてまで書かないといけないとなった時に果たしてクォリティーの高い推薦状が出来上がるでしょうか?


この場合は自前で推薦状の文章を英語と日本語訳バージョンを準備して、「大学院留学で推薦状が必要ですが、お忙しいと思いますので自前で書いてきました。ご確認頂き修正希望点があればご指摘ください。もし大丈夫であればこの内容で提出させて頂きたいですが如何でしょうか?」等と承認をお願いするのがスマートです。きちんとロジカルに書かれていれば多くの場合、「この内容でOKだよ」と一発承認してくれると思います。

リューガクエージェントでは推薦状の原稿作成サポートも「ハイクラス社会人向け海外修士出願プログラム(1 Year)」で行っております。無料相談も行っておりますので海外大学院への留学をご検討されている方はお申し込み頂ければ幸いです。

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