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年齢、性別、結婚、出産・・・アメリカであまり関係ないことについて

こんにちは

今回は、アメリカに来て知った、働く環境の日本との違いについて書きたいと思います。

どの人と話しても、

「英語が勉強したくて、仕事を辞めてきた」という話をすると
「日本で働きたいの?アメリカで働きたいの?」と聞かれるのですが、
社会人の友達と、仕事について話す機会がありました。


「日本に帰るつもりだよ。でももうアラサーだから、ぶっちゃけちょっと焦ってる」と話すと

どの人も、「なぜ?アメリカでは年齢は関係ないけど」と言われます。

私の感触ですが、こちらの人は相手に対して、真っ直ぐにポジティブな言葉を投げかけるので、最初は「あはは、ありがとう」という気持ちで聞いていたのですが、どうやら仕事につくということにおいて、
年齢、性別、結婚、出産等の考え方が本当に日本とは違うみたいです。


実際に企業の採用に携わっている知人に聞くと、
・採用時の面接では年齢、家族構成は聞かない
・履歴書に年齢や配偶者有無等書かない



雇用における年齢制限禁止法:The Age Discrimination in Employment Act of 1967(ADEA)
という法律が存在し、面接で年齢を聞くことは禁止されているそうです。


「年齢を聞かないにしても、職種に関してどのくらいの年数の経験があるか、重要じゃない?」

と聞くと、そもそも、日本の様に大学を4年で卒業するという概念がないので、年齢を聞いたところでわからないということと、
バックグラウンドは確かに重視するが、年齢というところに重きをおいていない、とのことでした。
最近採用した人は、何歳なのかわからないけど、多分自分より若いかなと言っていました。

なるほど・・・考え方が違うとはまさにことのこと(そのまま笑)
なんだなあと思いました。

そもそもライフイベントで仕事を変えたり、
仕事を辞めたり、途中で方向転換することはあたり前
という認識とのことでした。


日本は、就職・転職活動をする中で、
特に転職するとなると女性は、
年齢、結婚、出産が考慮されると感じてきました。
最初の職場ではよく、「30歳までに転職してないと厳しい」という話を同僚とよくしていました。

実際女性の知人の転職活動の話を聞いても、
結婚している場合、
「旦那さんは転職についてどう思っているのか」
「旦那さんの仕事で転勤はないか」
「産休の予定はあるか」と聞かれたといいます。


私も、転職活動をする中で年齢について言われたことがあります。
当たり前と言えば当たり前ですが、いかに会社に長く残ってくれる可能性があるか、人生のイベントで会社を離れることがないか等を確認しているのだと思うのですが


転職するにあたって、自分が女性で30手前であることに
引け目を感じていたのは確かです。
年齢を重ねるうちに、焦りと、道が狭まっていく気持ちがありました。


アメリカ人の友達に話すと、「なんでそんなに意地悪なの?差別じゃない?問題になるよ」と言われました。

もちろん職種、地域や企業によって重視する仕事もあるのではないかと思います。

また、本当に職種の急激な方向転換をする人が多く、
またそれも好意的に受け入れられる機会が多いとうことも感じます。

全く別のバックグラウンドがあるからこそ、新しい意見やものの見方を取り入れられる、と言った考え方です。

と、結局あくまで私の周りの知人の意見・話なので
全て正解、あてはまるかはわかりません。
私自身経験していない話なので、自分の経験が書けませんが・・・
そして、また、実際アメリカで働きたいとなると話は別です。(ワーキングビサ取得の厳しさ・・・)


ただ、労働人口が減ってきていて、
女性の社会進出が必須と言われている日本ですが、
この様な考え方に今後日本も近づいてくるのかな、と思いました。


アメリカでは、とにかく自分がやりたいことをやる、ということをひしひしと感じます。

まあ日本で暮らしていくとなれば、「郷に入りては郷に従え」
だと思うので、難しいこともあると思いますが
そういう考え方を取り入れたら、
私の様な人間はもう少し生きやすくなると思いました笑


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