ランニングをすると病気になり太る理由

健康の為に、ダイエットの為に何かしよう、そう思い立った時にまず候補に上がるランニング。
学生時代あんなに嫌いだったランニングを、どうして大人になってから好んで始めるのか不思議に思いつつ書いていこうと思う。

そもそもランニングは本当に体に良いのか？

ランニングをすると活性酸素というものが体内に出てくる。この活性酸素が自分の細胞を傷付け、癌や生活習慣病、そして老化を引き起こすとされている。

え？じゃぁやっぱりランニングはしない方が良いの？

そう極端に否定する必要は無い。体に害をもたらすのは活性酸素なので、活性酸素が出ないようにランニングすれば良い。具体的には

1.スピードを上げすぎない（時速7キロ程度）2.長時間走らない（5分程でok）

こんなもんで良いの！？
時速7キロとはお喋りしながら出来るジョギング程度、ランニングを始めるとつい早く走ろう、長く走ろう、としてしまうが健康を考えてランニングするならこれくらいがベスト。拍子抜けするかもしれないが頑張り過ぎて逆に体を壊すことの無いよう是非覚えておきましょう。

ランニングで筋肉は付かない

ランニングをしてるのに筋肉が付かない、そう言う人が結構多いのですがランニングと筋トレは全く別物です。

ランニングは有酸素運動筋トレは無酸素運動

有酸素運動は心肺機能のトレーニングであり、筋肉のトレーニングでは無いのです。
つまり、心臓や肺を強くしたい人がランニングをする事は正しいのですが、筋肉を付けたい人がランニングをするのは間違ったやり方。自分の目的を考えた上でどんな運動をするのか考えてみる事が大事ですね。
筋トレの効果的なやり方についてはまた別の記事で書こうと思います。

ランニングをすると太る⁉︎

次はランニングにダイエットの効果があるのかどうか。
まずは消費カロリーを考えると体重50キロの人が時速7キロで1時間走った場合、315キロカロリーを消費する。これはおにぎり2つ分のカロリーにしかならない。そもそも1時間も走ると活性酸素により老化を引き起こすし、1時間頑張ってもおにぎり2つ分、これは本当に効果的なのだろうか？

おにぎり2つ分痩せられるなら良いのでは？

話はそんな単純でなく、ランニングをした後ってお腹空きません？そう、ランニングってお腹が空くんです。笑。1時間頑張っておにぎり2つ分消費しても、お腹が空くからいつもより食事量が増えてしまう、結局プラマイ0どころか、うっかり食事量が増え過ぎるとむしろ太ってしまう傾向にあるんです。
ランニングをしても痩せないとお悩みの方は納得して頂けましたか？
ではダイエットをするにはどうしたら良いのか。ズバリ基礎代謝を上げる事。基礎代謝を上げるには筋肉を付ければいいので、詳しくは筋トレの記事に書きます。

爽快感の正体は脳内麻薬

最後にランニングをした後の爽快感、気持ち良さについて。
ランニングが好きな人ってランニング自体が好きと言うよりも、走った後の爽快感が好きで走っていませんか？
もしくはランニング中に何故か辛さがフワッと消え、どこまででも走り続けられるようなあの無敵感。笑。いわゆるランナーズハイですね。
これらはエンドルフィンという快楽ホルモンが分泌される事によって感じる感覚です。
長時間、または早く走り過ぎると活性酸素によって害があるランニングですが、気持ちが落ち込んでいる時、スッキリしない時には少し無理して走ってこのエンドルフィンによる爽快感で気分を上げるのは一つのランニングの上手な使い方かなと思います。

まとめ

ランニングネガティヴポイント1.頑張り過ぎは逆に毒2.筋肉は付かない3.ダイエット効果は望めない

ランニングポジティブポイント1.心肺機能が高まる2.気分が良くなる

僕自身ランニングは好きですが（エンドルフィン最高。笑）ふとランニングを始めたきっかけを思い出すと「健康」の為なんですよね。
ついつい気持ち良さを求めてハードに走ってしまいがちですが、それでは本来の目的が損なわれてしまう。
あなたの目的は何ですか？
筋肉を付けたい？ダイエットの為？
であればランニングをするよりもっと他の事をした方が良いでしょう。
心肺機能を高めたい、憂鬱な気分を晴らしたい
そんな目的であれば積極的にランニングを行なって下さい。

ランニング＝健康
と安易に考えるのでは無く、全ての物事には表と裏があるようにランニングにも良い面、悪い面がある事を理解して頂けたら幸いです。

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