柔道整復師という国家資格者
〜柔道整復師とは骨折、脱臼、打撲、捻挫の回復を早める為に患者さんに対し施術を行う人の事。つまり接骨院の先生。〜
「柔道整復師って何ですか?」
「柔道をする人ですか?」
柔道整復師という資格を持つ僕が良く聞かれる質問。
厚生労働省が認定する国家資格であるにも関わらず、認知度が低く名前は知っていても詳しくは知らない方の為に、そして認知度の低さに悲しんでいる柔道整復師の為に(笑)柔道整復師である僕が一生懸命記事にしていこうと思う。
因みに柔道整復師は保険の取り扱いが出来る他、施術行為は医業類似行為に分類される。
柔道整復師になる!
まず、柔道整復師になる為には専門学校、短大、大学のいずれかに 最低3年間通い85以上の単位を受講し、1年にたった1度の国家試験に筆記、実技共に合格しなければならない。
1単位あたりの時間は15時間〜45時間で仮に全て30時間で計算したとしても85単位て2550時間もの基礎的、そして専門的な勉強をする必要がある。
(専門的な内容を具体的にあげると、解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、医学史など。)
(↑3年間で実際に学んだ資料)
...つまりは【体のプロ】
であり、特に得意とするのが筋肉、骨、関節に関して。200以上の骨、600を超える筋肉の動きや特徴を網羅している。怪我や痛みの専門的な知識も豊富で資格取得者は接骨院他、病院、診療所、介護関連施設、スポーツジムなどで知識、技術を活かして働く。なかにはプロのスポーツ選手とトレーナー契約を交わす者や、新たに接骨院を開業する者もいる。(開業権がある)
(↑ホノルルマラソンのレーススタッフをした際のTシャツ)
というのが柔道整復師とは?という質問を受けた場合に僕が答える基本的な内容だかこんな疑問を持たれる方が多いと思う。
「接骨院って肩凝りとか腰痛を治す為にマッサージをするところじゃないの?」
「接骨院と整骨院の違いは?」
本来接骨院は骨折、脱臼、打撲、捻挫の急性期の処置をする施設だったが、時代の流れと共に接骨院の業態、形態、実態などが変わってきた為このような疑問を持たれる方が出てきました。
そしてそこに民間のマッサージ屋さんが出てきた事で
「マッサージ屋さんとの違いは?」
「整体とは違うの?」
と更にややこしい事態になっているのです。
このあたりについてはまたいずれ記事にして詳しく書いていこうと思いますのでお待ち頂ければと思います。
乱立するマッサージ店や接骨院、整骨院、整体院の中から本物を選ぶ為の知識、外れを引かない為の知識が付きますのでしっかり読んで頂く事をオススメします。
今回は国家資格である柔道整復師について書かせて頂きました。
柔道整復師という資格が国に認められた国家資格である事、医学を学んだ身体のプロである事を理解して頂けたら、この記事を書いた甲斐があったなと嬉しく思います。
痛みや疲労、その他身体に関する悩み事、2500時間以上の医学的知識を学んだ身近な柔道整復師に相談してみてはいかがでしょうか?
きっとあなたの症状に合わせた対処法や不安を解消してくれるアドバイスが貰えると思いますよ。
本日の記事は以上になります。
今後は「何故柔道整復師である僕が接骨院を開業しないのか?」という内容や、「自分で簡単に出来る痛みやコリ、疲労に対するアプローチの仕方」などを記事にしていきたいなぁと考えています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
最後に専門学校の恩師が卒業式の日に残してくれた言葉を。
note始めたからには頑張ります。
いつか非凡になるその日まで。
サポートは単純に嬉しいです!記事を書くモチベーションになります!嬉しくてその場でもう1記事書いちゃうかもしれません!!よろしくお願いします!!!!