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ただの一般大学生の私が、好んでビジネス書を読む理由

私はビジネス書を読むのが好きです

かつての私は小説を中心に本を読んでいたのですが、
高校3年生くらいの時に、かの有名な『嫌われる勇気』を読んだことがきっかけで、
現在ではビジネス書ばかりを購入するようになりました。

そんな私が考えるビジネス書の最大の魅力は、
他のジャンルの本では不可能な読書体験ができる
という点です。

ということで今回は、
(本の内容に関わらず)「ビジネス書を読む行為」そのもののメリット
というテーマで書いていきたいと思います。


魅力① 思考回路のメンテナンス

ビジネス書を読んでいると、
直感的に反発したくなるような考え
に出会うことが良くあります。

客観的なデータを引用して自らの主張に説得力を持たせている書籍も多いですが、やはり著者の主観はある程度入るため、
「ほんまかい」
とツッコみたくなる内容は含まれているものです。

私の場合、「習慣化」に関する記述を読むのが非常に億劫です。
何事も気分がノッた時に一気に進める短期集中型なので、どんなに習慣化のコツを知っても
「できる気がしねぇ…」
となり、一気に読む気が失せてしまいます。


ですがこの、
「本の内容にツッコミを入れる行為」
こそが、ビジネス書を読むうえで大事になってくるのではないかと
私は考えます。

著者の考えと今の自分の考えを比較してツッコミを入れることで、我々は
自分が普段、どういう考えに基づいて行動しているのかを客観視する
ことができます。

その上で、取り入れたい考えがあれば取り入れればいいし、
「これだけは譲れない」という考えがあれば無理に改めなくてもいい。

どちらにせよ、ビジネス書を読むことは、
思考回路のメンテナンス作業になるわけです。

実際に私も、このメンテナンス作業を通して
今まで自分が大切にしてきた価値観
について知ることができました。

ビジネス書を読むときは、ただ内容を鵜呑みにするのではなく自分の意見と照らし合わせることで、その効果を最大限発揮できるのではないでしょうか。


魅力② 思考停止状態の回避

突然ですが、
インターネットばかり見ていると思考停止状態に陥ってしまう
という風に考えているのは私だけでしょうか。

SNSを始めとしたインターネットのアルゴリズムはとても恐ろしいと、私は日々感じています。

自分にとって都合のいい情報・心地の良い情報が的確に「おすすめ」され、
その心地よさゆえ、ついつい注意力が奪われてしまう。

この「おすすめ」システムの弊害として、
我々は疑うこと、疑問を感じる経験が少なくなっているように思います。

肯定できる情報しか流れて来ないと情報を疑う必要性がなくなり、
やがて自分の頭で思考することもなくなってしまう。

そうなった場合、脳死で心地いい情報ばかりを求める思考停止状態になってしまいます。(実際に私も定期的に陥りそうになる)


その一方でビジネス書の情報は、疑うこと・疑問を抱くことをめちゃくちゃ促してくれます

例えば、

  • この情報は本当に真実なのか?(主観が強引に一般化されていないか?)

  • 今の自分に必要な情報なのか?(自分に合った方法なのか?)

  • 日常生活にどのように取り入れるか?(具体的にこれからどうするのか?)

などなど。

100%納得できる本なんてあるわけないので、
どんな内容であっても深く考えを巡らせるためのトリガーになってくれます。

つまり、ビジネス書は思考停止状態に歯止めをかけることができるということです。

書籍よりもインターネットのメディアが中心となった現代ですが、
書籍にしかない魅力は絶対に存在すると、私は信じています。


おわりに

というわけで、私の考えるビジネス書特有の魅力について語らせて頂きました。

思考停止を防いで自省を促すビジネス書は、我々に貴重な読書体験を提供してくれます。

普段実用書は読まないという方も、ぜひ一度ビジネス書を手に取ってみてはいかがでしょうか。


今回の記事は以上です。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。 寂しがりぼっちなのでスキを頂けると大変励みになります。モチベ爆上がりします!