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オンラインバーでの「場」づくり

オンラインバーCafeBarDonnaを開いています。

街場のバーが担っていた場所をオンライン上につくりました。もちろんお互いに交流したり、企画の打ち合わせをしたりする場所ではありますが、根底にあるのは「鳥が羽を休める、やさしい止まり木」という役割です。

およそ週一回のペースで開いているのですが、毎回それぞれに異なる物語が生まれ、楽しい時間が過ぎて行きます。

第一回はメンバーのみなさんと「詩」や「短歌」について語り合い、第二回はルワンダ在住の参加者を迎えて文化や暮らしのお話を、第三回は文章を書く人だけでなく建築家や音楽アーティストが集まってくれました。途中、中国太極拳チャンピオンの劉一丁さんが飛び入り参加したこともまたスペシャルな時間でした。

日本だけでなく、海の向こうに住む人たちと同じ空間を共有できることもまたオンラインバーの楽しみの一つです。あそこに行けば誰かがいて、おもしろい会話が生まれる。本当に「街場のバー」のような存在です。

オンラインサークルを通して、このように「場」を提供できたことは僕にとってもうれしい出来事でした。いろんな人の話が聴けるし、そこで生まれる対話から新しいアイデアが生まれる。画面の中に並ぶ笑顔を見ているだけでも癒されます。

この「場」をもっと豊かにデザインしていきたいです。時間を共有することでそれぞれが穏やかな心を獲得できるといいし、ここで出会った人たちと自然発生的にプロジェクトがはじまってもいい。そのために、おもしろそうな仕掛けを準備して「場」を育てていく。飛び入りゲストもきっとみんなの「スペシャルな体験」に繋がるはずだから。

ああ、楽しかったな。
あのバーにまた行きたいな。

そんな気持ちになってもらえて、翌日からのやるべき仕事に活かしてもらえるとうれしいです。



6月5日にはサークル・マガジンのメンバーに向けてオンライン上での公開インタビューを企画しております。インタビュイーはアートディレクターの千原徹也さん。noteでも何度も書いていますが、僕の憧れの人です。来春公開される映画『最終日』について、お話をお伺いします。

大々的に宣伝せずに、ある種、密会のような形でサークルとマガジンのメンバーと共有できる時間を届けたいと思っています。

ぜひ、遊びに来てください。


※メンバーはオンラインバーは無料です。イベントによっては参加費を徴収する場合もあります(全てゲストへのギャランティーに回します)。



お知らせ

次回のオンラインバーCafeBarDonnaはニュージーランド在住のサトウカエデさんが参加してくださいます。ニュージーランドの時刻に合わせての開催を予定しておりますので、いつもより1~2時間早めにオープンしようと思っています。※海外メンバーの時間帯に合わせたイレギュラーな回も今後増やして行こうと思います。

参加希望者は、希望の曜日と共にコメントください!



「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。