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日々是好日

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毎日をゆたかに。 Art de Vivre. 暮らしの芸術を味わおう。
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2020年6月の記事一覧

Pass the Baton

一粒の涙に、永遠が宿る。 青い台の上でワルツを奏でながら、白球は回転する。ラバーに吸い込…

熱を届ける才能 #オシハタ

『聞いてよ20歳!』というコンテストできゆか賞をいただいた。 21歳のきゆかさんが「20歳に伝…

教養のエチュードTalk.1〈アートディレクター千原徹也〉

境界線を自由に飛び越える 分断された世界を軽やかに横断し、出会う人たちを巻き込みながらプ…

批評とアドバイス(#ブリリアントブルー)

文章のフィードバックなんて、今までしたことがなかった。 いや、家庭教師をしていた頃、生徒…

レコメンド・スピーカー

オンラインCafeBarDonnaを運営したり、『Brilliant Blue』などの番組をはじめてから、noteを利…

インタビューのススメ

人の話を聴くのが好きだ。 その人が体験した物語や思考の建築様式を探訪する。間合いや選ぶ言…

コミュニケーションと作品性について(Last Night オンラインバー vol.8)

8回目のオンラインCafeBarDonnaの振り返りです。 ここは夜な夜な集まり、密やかに語り合う場所……と謳ってきたのですが、今回はデイタイムに「オンラインカフェ」として店を開きました。その理由はアメリカのメンバーに会いたくて。そう、アメリカと日本の時差は、東海岸は13時間、西海岸では16時間にまで及びます。オンラインバーの定刻は20時(日本時間)ですので、アメリカでは深夜と明け方のちょうど境目の時間帯となります(これを「未明」と呼びます)。 窓から差し込む陽の光、PC

「おもしろい」ってやさしさだと思うんだ。

緊急告知 あの「おもしれー女」がやってくる。 * 入梅。窓叩く雨、長い糸を引く。曇天。湿…

青春文筆日記

本を出す。 小説、エッセイ、コラム、レポート、インタビュー、ポエム……わからない。それが…

「愛している」とか、そんなことではなくて。

呑みながら書いている。 最初に呑みながら書いたのは昨年の10月で。基本的に僕はお酒を呑みな…

毎日更新で僕が得たもの~文体を変えることは、服装を変えること~

とりあえず100日達成に向けて毎日更新を続けている。 大きな目的の一つは文章の鍛錬。僕がリ…

ダイアローグ・ジャーニー

毎日のように誰かにインタビューをしている。 対話を通して、新しいものを獲得していく。それ…

徹底的「創作」考察

オンラインCafeBarDonna vol.7 6月17日(水)に開催します。変則的なアプローチとして、今回…

競争に立たされる理不尽さ

昨日、詩を書きました。 『狂想曲』というタイトルで、誰もが能動的にも受動的にも「競争」という仕組みの中に置かれていることについて問題提起した内容です。 本来、詩に解説を加えることは、この上なく愚かな行為であると個人的に思っています。解説文を書くならば、詩である必要はないからです。優れた芸術の要素として「解釈の多様性」という一面があります。受け取った人が「どう感じるか」の方が重要であり、作者がそこに説明を加えることで、作品の方向性が極端に狭まってしまいます。 僕は普段から